元気ですかぁ!!!
元気があればなんでも出来る!!!
元気があれば関ヶ原から走って帰って来れる!!!
ということで、早速闘魂注入しながら3日目を書き進めて参ります!
関ヶ原ダイナミック帰宅3日目!
二日間の長距離を走った疲れからかグッスリ眠れた。
それでも人間の習性からか、4時過ぎには起きてルートの確認を怠らなかった。
それから準備をしていざスタート。
この日は京都から大阪港まで走る。
↑ホテルの入り口に良い感じのスポットライトがあったので落武者で激写。
やはり朝一は人が少ない。
昨日の人だかりはないので、人目を気にすることなく気持ちの良い朝のランニング的な感じで走り始めた。
何やら泊まったホテルの近くには、観光名所がたくさんあったのだが全てスルーした。
そして走り始めてまだ数キロでGoogleナビはぼくで遊びだした。
この画像を見ていただければわかるけど、いきなり駅の構内を走らせようとするのよ!
もちろんそこは通らず迂回したんだけど、こんな感じでこの日もGoogleはぼくで遊んでいた。
それから少しして気付いたら鴨川を走っていた。
「これが鴨川か」と琵琶湖を見たときと同じような気持ちになっただけだった。
もちろん人に見つからないように河原を走っていた。
ずっと河原を走り続けることも出来なくなったりするので、道路に出るとやはりハリウッドスターの再来だ。
バッシャバシャ写真を撮られ笑われた。
この頃から若干の気持ちの変化を感じていた。
そもそも自分が好んで落武者で走ってるくせに、何をコソコソと走ってるのかと。
どうせなんだからもっと多くの人から笑われようじゃないかと。
少し吹っ切れた感じがあった。
それからなるべく大通りを走るようにした記憶がある。
↑捨てられていた自転車。
これに乗ればどれだけ楽なことかと、裸の美女が「カモ~ン♡」と言ってるような誘惑だった。
1人で走ってるんだから誰も見てないんだし、ここで自転車に乗ったところで問題はない(法的な問題は置いといて)わけなんだから。
しかし、そんな裸美女の官能的な誘惑を振り切って自分の脚で走り続けた。
途中の補給食は毎回この味噌汁とおにぎりを買ってお茶漬けみたいにして食べていた。
これを食べた後にエネルギーの粉たちを飲んでリスタートする。
↑これもどこだか忘れたけど、この頃は大阪に入っていたはず。
いつの間に淀川を走ってたのだが、やはり「これが淀川か」くらいにしか思わなかった。
大阪に入った頃から晴れてきてこの旅で初めての暑さを感じた。
顔に日焼け止め(白粉)を塗ってるので、顔の日焼けだけはしなかったと思う。
↑これもどこだか忘れたけど、大阪の裏道だったはず。
なぜか超ローカルなこんな裏道をラリーペイジ(Googleの創始者の1人)は案内するのだ。
それだけにそこの現地民が落武者を見ると一様に驚く。
中には車の中で爆笑してる人たちもいた。
もっともっと吹っ切れていたら車の中の人にポーズを取ったり手を振るなりすれば良かったのかもしれないが、そこまで吹っ切れることは出来なかった。
この日は大阪城の近くの京橋駅という駅で人(Fさん)と待ち合わせていた。
Fさんは鹿児島在住の方で朝のランニングの際よく会う方だ。
いつだったか忘れたが、関ヶ原から敵中突破する話をしたら「面白そうだね!途中だけぼくも参加するよ!」ということになり、この日、大阪城から大阪港までの約20kmを共に走ることになった。
待ち合わせ場所が京橋駅というそれなりに大きな駅だったため、半端なく人もいた。
しかも、道がわからず迷いに迷って待ち合わせ場所に着いた。
駅前の商店街的な場所を通ったりしたけど、その時はハリウッドスターというより完全に不審者に対する感じだった。
待ち合わせ場所でウロチョロしてるとFさんと出会えた。
↑やはりどこからどう見ても不審者でしかない。
今見てもぼくは確かにこの駅に落武者スタイルで居たんだなと改めて特異的変態だと実感する。
それからぼくのリクエストでたこ焼きを食べることに。
その前にコンビニで水を補給しないといけなかったので立ち寄った。
Fさんに激写されていたので、ここでコンビニに落武者がいる生活を紹介する。
↑まずは水を手に取る。
↑支払いは落武者だけどキャッシュレス。
↑店員さんはギョロ見。
ほとんどのコンビニで落武者は普通の客として扱われたが、やはり気になることは気になるみたいだ。
そんなこんなでたこ焼きにありついた。
Fさんにお代を出して頂いた。
有り難い限りだった。
このたこ焼きが最高に美味しかった!!!
下手したらこの旅で1番の思い出と言っても過言ではないレベルで美味しかった。
写真を見て思い出しただけでもこれだけを食べに大阪に行きたいと思っちまうぜ。
たこ焼き以外にも焼きそばとお好み焼きを食べたけど、このたこ焼きには全く敵わなかった。
これらをペロリと食べ終わったら、準備をしていざ出発。
↑ここに2人の落武者が揃った。
そう、まさかのFさんも落武者になったのだ!!!
↑大阪城をバックに落武者×2。
しかし、本当に有り難い限りだった。
こんな訳の分からない1人イベントに、遠くは鹿児島から駆け付けて頂いたわけなんだから。
Fさんには感謝しかない。
多分一生で一回やるかやらないかのこんな旅を少しでもご一緒出来たことが最高の思い出となった。
大阪城からリスタートした。
2人で走ってると心なしか心に余裕が生まれて、関ヶ原から走ってきて初めて車の中を見ることができた。
マジでみんなめっちゃ笑ってた(^o^)笑
そりゃそうよね、落武者が走ってるんだから。
しかも2人で。
いっとき走ってるとラリーペイジがぼくらで遊び始めた。
↑写真を見るとわかるが、日本三大ドヤ街のあいりん地区のど真ん中の商店街を突っ切らせたのだ!
ぼくなんて全く土地勘なんてないので、今自分が走ってる場所がどこかなんて分からず、とにかくGoogleナビに従って走っていた。
この辺を走っていて、交差点で信号待ちをしていると…
『兄ちゃん!兄ちゃん!兄ちゃん!兄ちゃん!兄ちゃん!兄ちゃん!兄ちゃん!兄ちゃん!兄ちゃん!兄ちゃん!!!』
どこからともなく「兄ちゃん」という言葉が、何度も何度も音量を増して近寄って来た。
まさかぼくのことなのか?と後ろを振り返ると酔っ払った50代くらいの男性がぼくを指差していた。
『なんや兄ちゃんチンドン屋か!?あそこにおるチンドン屋の仲間か!?』
ゲイの聖地であるアメリカはサンフランシスコのカストロ地区にて、ゲイが集まるナイトクラブでスタッフ(男)にナンパされたり、客(男)に言い寄られたり、あちこち触られたり(男に)しながらもその場を楽しんで帰ったぼくにとって、これくらい朝飯前の対応だった。
『いや、ちゃうちゃう〜。』
エセ関西弁で冷静かつ適当な返事でことなきを得た。
それから商店街を突っ切ることになり、これまでとは違う独特な雰囲気の中落武者2人はそこを走り終えた。
↑これは確か大阪港に近くなった時の写真のはず。
実は大阪城でリスタートをしてからお尻と太もも裏に強い張りというか痛みのようなものが出ていた。
大阪港に近付くにつれそれは酷くなっていて、歩いたり走ったりを繰り返していた。
しかし、特にそれを問題視することもなく、「これまで約160kmほど走ってるんだから当たり前か」くらいにしか思ってなかった。
この写真もFさんに撮っていただいたもの。
「敵中突破」の「破」がちょうど反対の足の踵が当たってスレているのが確認できる。
この書のタトゥーシールが物凄く気に入って、本当に挿れようと思ったくらいだ。
そのことをFさんに言ったら「一生残るぞ〜。」と冷静に言われて断念することにした。
そんなこんなでなんとかフェリーターミナルまで走り着いた。
そこでFさんと別れ、ぼくは「さんふらわあ」という船に乗った。
実際の関ヶ原の戦いの時の島津軍も船で九州まで帰っているので、降りる場所は違うけど鹿児島の志布志に着く船に乗ることにしていた。
↑船の個室。
船の予約をする際、ちょっとした迷いから購入を躊躇っていて、結局一番高い船室を購入することになってしまった。
結果として良かったような気もしている。
船室に入ってゆっくりする間もなく、着ていた服やらを洗濯したりシャワー浴びたりしてからベッドに倒れこんだ。
このルーティーンもこの頃にはかなり小慣れた感があった。
この時に少し頑丈なビニール袋にお湯を入れて簡易洗濯機を作ることを思い付いた。
初日から気付いてれば良かったのだが、まぁこれも仕方ない。
乾燥機が船の中にあったので洗濯物をぶち込んで1時間で乾いた。
この船には海を見ながら入れる大浴場もあったり、夜にはちょっとしたイベントもあったりとぼくとしてはかなりオススメの旅の仕方だと思う。
何よりも人たちのふれ合いを垣間見れるのが良かった。
大学生の団体が二組乗っていた。
何かのサークルと何かの部活の団体だった。
そのサークルが男女混合だったんだけど、それがまた楽しそうだったのよ!
なんか修学旅行みたいな感じでさ、キャッキャキャッキャしてて、ぼくも一緒にキャッキャさせて!と言いたかった。
ある男子1人に女子4人くらいが群がってて、その男がトランプで手品をしてて失敗したのよ。
それでも女子はフォローしたりしてて、みんなでその男子を狙ってんのかなぁとか思ったり。
船室前の廊下で男女の集団がなんかよくわかんないけど、盛り上がってたりさ!
とにかく、いろんな人たちを見ていろんな妄想で楽しんでいた。
もしかしたらアンジェリーナジョリーがお忍びでこの船に乗ってて、この船でぼくとアンジーが偶然出逢い、仲睦まじく過ごした、などの気持ちの悪い妄想を展開したりもしたが全く何もないまま終わった。
というか、結構強めの台風が過ぎ去った後だったので波が高く、ちょっと船の揺れがあった。
ぼくは人生で乗り物酔いをしたことが一度しかなく、この程度の揺れでは全く酔わなかった。
なんだかんだ妄想しながら眠りについて最後の日を迎える…。
これにて3日目を終えます!
最後は志布志から鹿児島市内にある鶴丸城跡の御楼門にてゴールです!
3日目の動画は下のインスタをフォローの上ご覧ください!
最終日をお楽しみに((o(^∇^)o))
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コメント一覧 (2件)
野宿ではないのが無念
飛竜革命~落ち武者革命~
猪木さんから藤波選手への世代交代
藤波選手は今も現役
必殺技のドラゴンスリーパーはあっという間にギブアップを奪う衝撃的な技だった
落ち武者革命はいかに!
>>アニメ師匠ZZさん
野宿はさすがに出来ませんでした!
猪木さんの闘魂を見習ってぼくも頑張ります!
落武者革命は…何が出来るかわかりませんが、みんなに笑いを振りまこうと思います!