梅雨も真っ盛りで雨ばかりか台風の影響でかなり蒸し暑い日々が続いている鹿児島です(´Д` )
この蒸し暑さだけでもなんとかならんもんですかねぇ。
この暑さの中で走ると尋常ではない汗をかくのですが、ぼくは全く気になりません。
雨の中走ることさえ何とも思いません。
びしょ濡れになることが快感になるってもんですよ( ^ω^ )
汗で濡れるか雨で濡れるかどっちも同じくらいビショビショになるのでぼくとしてはどうでも良いんです!
さて、本題です。
以前紹介させていただきました方で、ジョギングを始めて間もない方が膝の外側や前側の痛みで悩まれていた記事を書きました。
走ってると膝の外側が痛くなる
この方から新たに連絡がありました。
”膝の事でのアドバイスで膝の痛みは解消されました!ありがとうございます! しばらく調子よく走ることができていたのですが、最近、踵に痛みが出てしまいまして。足裏と、なんとなくアキレス腱にも違和感が。ネットで調べると足底筋膜炎なのかなぁと思うのですが。 お暇な時でも構いませんので、もしよろしければ再びアドバイス頂けないでしょうか?これも、走り方で良くなりますか? 青島太平洋マラソンにエントリーできたので、そこを目標にしっかり練習しておきたくて。よろしくお願いします。”
ぼくはこの方の体を一触りもしていません。
もしかしたら、この方はご自身でどこか他の治療院に行かれているのかもしれませんが、多分この文章からすると行っていないと思われます。
ということは、走り方を改善しただけで膝の痛みが治りました。
ぼくの信条である「走って痛めたものは走って治す」が証明されたと思われます。
多分ですけどね(^_^;)
そこの確認を怠ってしまいました(^_^;)
まぁとにかく、次なる痛みが出てきたようです。
これは質問文にも書かれておりますが、多分「足底筋膜炎」と思われます。
この足底筋膜炎はランナーの多くが悩まされている怪我の一つです。
「走り過ぎ」でなるとのことが一般的見解です。
治療方法は安静が最善とさえ言われています。
ぼくから言わせてもらえば、足底筋膜炎は「走り方」の問題であって走り過ぎなんて全く関係ないと考えてます。
なぜかって???
トップランナーは月に600〜1200kmも走っても足底筋膜炎になっていないからです。
トップランナーたちの怪我は疲労骨折が多いのですが、足底筋膜炎や腸脛靱帯炎、シンスプリントといった一般ランナーがよくなる怪我はほとんど聞きません。
もちろん走り方だけでなく、体のケアや栄養、体の調子など色々考えられることはあります。
これについて少しだけ表を使って説明します。
大きくわけてこの6つがあります。
この6つは非常に複雑に絡み合っていますが、このような表にすると自分の弱点がすぐにわかります。
↓こんな感じです。
これらを加味しながら自分の走力に合わせてレベルをどんどん上げていきます。
例えばスピードが4〜5なのに、持久力が1〜2の人が急に長距離を走ると怪我しやすくなります。
フォームが1〜2なのにスピードが4〜5だと本来出るべきスピードが出なかったりします。
計画性が1〜2の場合、中々タイムが伸び悩んだりします。
ケア・メンテナンスが1〜2の場合、怪我をする確率が大幅に上がります。
栄養が足りてないと体の回復が遅れてしまい、思ったように追い込めず、タイムが伸び悩みます。
本当はもっと複雑に絡み合うのですが、まぁとりあえずの説明でした。
これらのことをプロランナーはきっちりやっています。
ここまでキッチリやる最大の理由は「怪我をしないため」です。
どのスポーツ選手でも言えることですが、何より一番怖いのが怪我です。
怪我をしたらどうしようもありません。
プロは自分が与えられた競技を行うことが仕事ですから、怪我したら自分の仕事ができないわけです。
だから怪我に細心の注意を払いつつ競技レベルをマックスまでもっていく必要があります。
では、一般ランナーはどうでしょう。
当然プロではありませんので、プロ並みにやる必要はありません。
しかし、もし少しでも速くなりたいと思っている方は必ず上の表は使えます。
自分で自分を客観的に評価するには最適だと思います。
もちろん、この表を使ってアドバイスをする人によって数字が変わってしまうので信頼できる人に評価・相談を依頼してみましょう。
話がだいぶそれました。
足底筋膜炎の改善方法でしたね(^_^;)
基本的にこれになる方はカカトで着地をしている人に多いです。
ご自身の靴底を見てみましょう。
カカト付近が擦れてませんか?
しかも、カカトの外側が。
かなりの数のランナーがカカト着地で走っているのが現状です。
もしかしたらこの質問者さんもそうなのかもしれません。
カカトで着地せず、土踏まずのど真ん中で着地するイメージで走ってみてください。
足の裏のど真ん中って感じです。
そして、アキレス腱の違和感は歩幅の問題と思われます。
歩幅が拡いことが考えられます。
1分間に180回(左右で)以上の歩数を心がけると歩幅は狭まります。
これを意識してみると多分アキレス腱の違和感は消えると思います。
それでも消えない場合は、筋肉のコリや張りが考えられるためほぐさなければなりません。
実際患者さんでこの質問者さんとほとんど同じであろう症状の方がいらっしゃいましたが、同じようなアドバイスで治りました。
もちろん、施術もしてますからね(^_^;)
「こんなことを書くと商売上がったりじゃないか?」と思われますよね。
良いんです、それで。
だって、自分に嘘付きたくないんですもん。
だからぼくは実際施術してるときも、はっきりと皆さんに正直に話しています。
40肩や50肩なんてものがありますが、あれも実は腕立て伏せをしたら治るんです。
皆さんを騙してまで商売したくない、ただそれだけです。
真実をしっかり伝えて自分で治せるものは自分で治していただき、ぼくがしなければ治らないものはぼくに任させていただいております。
商売上手じゃないかもしれませんが、ぼくの性格上こればかりは仕方ありません。
何とかなるでしょ*\(^o^)/*
この質問者さんは今年の青島太平洋マラソンに出られるということで、5時間を切って走れたら良いということでした。
今から練習していれば大丈夫です*\(^o^)/*
メニューはぼくの手ブログやホームページにも書いてますし、色んなサイトで紹介されてますので検索してみてください!
何か質問ございましたら、またお気軽にどうぞ〜( ^ω^ )
※全ての質問に対してこのような形で書いているのではなく、それなりに選んで紹介しております。
全員が全員の答えは書けませんのであしからず・・・。
一番は整骨院にお越し頂き、直接聞くことが一番手っ取り早く、確実です(^_^;)
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