ランニングで膝の内側が痛い

最高気温が３０度を下回ってきた鹿児島です。
朝のランニングも７・８月に比べるとだいぶ走りやすくなりました！
これから気温も下がってくるみたいなので、楽しみです( ^ω^ )
先週の連休初日に枕崎手前までの往復１２０kmを自転車に乗り、次の日に鹿児島マラソンを走って以来の少し長い距離である２４kmを走りました。
さすがに疲れたのか、日曜日はかなりの疲労感と脚の筋肉痛が出てしまい、月曜日も疲労感が抜け切れませんでした(^_^;)
セミロングバイクとセミロングジョグを組み合わせたらとんでもないことになってしまいましたが、自分の体力の無さを悔い改める良い機会になりました。
まだまだ体力をつけないといけないようですね(^_^;)
出水で開催される予定だったマラソン大会が選挙の関係でどうやら中止になりそうな気配です。
せっかくその日に合わせて練習を積んできただけにとても残念ですが、こればかりはどうしようもありませんね(^_^;)
ということは、１２月に行われる青島太平洋マラソンが今シーズン１発目の大会となりそうです。
そこでサブ３をする予定なのでこれから精一杯頑張ろうと思います*\(^o^)/*
 
さて、今回は患者さん（Mさん）のお話です。
４０代女性、細身、運動歴はバレーを週に２回ほどしています。
ランニングは2017年の鹿児島マラソンから走り出して、大会が終わった後も週に１〜２回走っていました。
しかし、走り始めて少ししたら膝の内側に痛みが出るようになりました。
それから近くの整骨院に通いましたが、治療法が合わないのと良くならないということで悩んでいたところで、ぼくの手整骨院のフェイスブックに相談がきました。
通われてる整骨院で言われたことが「ランナーの宿命」だったそうです。
その時点でぼくはその整骨院へ行くことはやめた方が良いとアドバイスしました。
ランナーの宿命だったら、走ってる人みんな痛くならないといけないのに、ぼくは痛くなってません。
そうやって曖昧な言葉で誤魔化しているだけの治療家のところへ行く必要はありませんからね。
もしくは、その整骨院の得意分野じゃなかったのかもしれません。
その後Mさんは鍼灸に行ったり整体に行きましたが中々良くならず、整形外科に行くことになりました。
そこでは背骨が曲がってるから膝に負担がかかってるからということで、背骨を伸ばすことを主に治療が進みました。
膝の治療をほとんどしないのと、理学療法士の先生が沢山いて、それぞれの先生によって言うことがバラバラで何を信じたら良いのかわからない状況になりながらも１ヶ月通われました。
それでも全く良くならず、治療費も結構高く通院をやめることにしました。
そうなって初めてぼくの手整骨院にみえました。
ご自宅からぼくの手が遠く中々通うことを躊躇されていたようです。
鵞足という膝の内側に痛みがありました。
問診の段階では、そこに付着する筋肉が３つありますが、その中の一つに問題がありそうだなと思いました。
しかし、触っているとどうやらそこではない部分に問題がありました。
問題の筋肉をほぐし、なぜその筋肉をほぐしたのか、なぜその筋肉が硬くなってしまったのかを説明しました。
これまで納得のいく説明を受けてこなかったようで、やっとで安心できたそうです。
そして２回目の施術の後、なんだか良くなってる感じがしたため軽くジョギングをしたそうです。
走っても痛みが出なかったとのことでした。
ぼくも自信を持って施術をしたとはいえ、もちろん不安でもあります。
一発で原因を特定出来ないことも多々あるため、知識と経験の先にある「勘」も大事になってきます。
とにかくすぐに良くなって本当に良かったと思いましたし、Mさんの安心された様子にぼくも安心しました。
マニアックな名前の筋肉も知っていたりかなり勉強されたんだと思いました。
それだけ真剣に治したいという気持ちが強かったのでしょうね。
ぼくはしっかりとその情熱を受け止め、様々なアドバイスも功を奏し今ではとても良い状態です。
（実は女性の方がアドバイスを良く聞いて頂ける傾向にあります。）
 
様々な治療をしても良くならなかったため、ランニングは自分に合わない競技なのではと思い、これからはバレーを怪我しない程度にするしかないんだと思ったそうです。
そんなことはありません。
大丈夫です*\(^o^)/*
『走って痛めたものは、走って治る！』
一見矛盾しているようですが、この通りです。
走り方を知らなかったり、知らず知らずの内に自分の筋肉がおかしなことになって走り方がおかしくなっているだけです！
なんとかなる！
そう思っていただければ幸いです( ^ω^ )