厳冬期北海道リヤカー隊を終えて~5日目~

2/9(金)
昨日のこともあり眠りがかなり浅かった。
寝袋の中も居心地が悪く、暖かいトイレに行く。
気分転換に北海道限定のガラナという炭酸飲料を飲む。
味はなんとも表現しにくく、さっぱり感のある味だ。
僕は割りと好きな味だった。
この時自分の顔に精気がないことに気づき思わず写真を撮る。

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不細工な顔がヒドく強調されている。
今見ると笑えるのだがこのときは終わりが近い事を悟っていたのかもしれない。

7:30から行動開始のはずだったのだがその時間に起床。
慌てて準備するところだが、不貞腐れてダラダラと準備を始める。
今日も歩くの嫌だなーなんて考えていたと思う。
それをハカセは読み取りこの日は近くにあるビジネスホテルに泊まり1日休養することになった。
10:30になり道の駅の食堂で天丼を食べる。
お店のご主人が鹿児島出身でふと鹿児島を思い出して食べながら泣きそうになる。(メンタルが弱い)
食べ終えてからホテルに向け出発。
足裏の痛みは軽減していなかったがビジネスホテルまではリヤカーをひいた。
ホテルについて足裏を見ると皮膚が剥がれかかっていたので剥がした。
※汚い足が映るので見たくない方はすぐにスクロールして下さい

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こんな事になったのは初めててあったが傷の処置についてはある程度理解していた。
まず傷口をよく洗う。
そしてドラッグストアで買ったキズパワーパッドを貼った。
湿潤療法のキズパワーパッドは効果抜群だ。
傷口の処置が終わると濡れた衣服類などを乾かす。
乾かせる時に乾かさないと後からかなり厄介なことになる。
寝袋も自分からでた水蒸気で凍っているためしっかりと乾かした。
その後ゆっくり寝ようとしたが、足がなぜこうなったのか気になりずっと考え込んでいた。
「歩き方が悪いのか」
「靴に慣れていなかったからなのか」
「靴が合っていないのか」
いろいろ考え、歩き方を変えていくことにした。
気づくと夜になっていた。

夜ご飯を食べミーティングに入る。

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休養日を設けたことで宗谷岬のゴールはこの時点で無くなった。
今すぐにでも辞めたかった僕だったが、大口叩いてきた手前すぐに帰るわけにも行かない。(結局翌日リタイヤするのだが・・・)
そこでゴールを札幌に変更していただいた。
距離にして200km以上あるのが日程はまだ十分ある。
少しづつ進めばゴールできるかもしれない。
だが僕の状態をみてハカセが無理だと判断したタイミングで終了するという条件つきであった。
イマイチ気持ちが乗らないまま6日目に挑むことになる。
6日目に続く・・・

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 相撲でも、痛みをこらえて無理に出場すると、かえって周りに迷惑をかけてしまう
    思い切って休場した方が結果オーライ
    期間に余裕があれば、数日休んで再出発といい手段をあったと思いますが、日程がキツキツだったのも要因と思われます。
    ハカセの判断は的確ですね。この的確な判断を今後に生かしましょう
    マラソンは・・・無理すると二の舞ですよ

    • アニメ師匠さん
      決断力ですね!
      これを身につけるには様々な経験をしていかないと身につかないので色んなことにチャレンジしていきます。
      でも「無理は禁物」という言葉を頭にいれておきます。

  • 血豆というより、大けがじゃないですか–(*_*;!! もう治ってきましたか?鹿児島マラソンは大丈夫そうですか?

    • 9618さん
      足裏に関してだいぶ治ってきましたが、すねの痛みが取れないです。
      けど鹿児島マラソンには間に合わせるのでご安心を!
      完走が目標なのでなんだか気楽に挑めます!

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