フルマラソンの為のインターバルトレーニング

マラソンでスピードアップするために必ず必要となるトレーニングが
『インターバルトレーニング』

です。
この練習はかなりきついです。
中学、高校の部活でやった方もいらっしゃると思います。
それを長距離用に説明していきます。
 
インターバルをやったことがない方がいきなり1kmのインターバルをするのはきついと思うので、まずは200mからでも問題ありません。
 
また僕の例で書いていきますが、皆さんはご自分のタイムで設定してくださいね。
 
インターバルトレーニングで重要な事が2つあります。
 
1つ目が、設定タイム
2つ目が、間隔の取り方
この2つを念頭に説明していきます。
 
 
まず1kmを全力で走ってタイム計測します。
自分がどれだけ走れるかを知らないとタイム設定ができないからです。
僕の場合1km全力は3:15くらいです。
1kmだけだとこのくらいいけます。
しかし、インターバルは繰り返し心肺機能に刺激を入れないといけませんので、こんなタイムで何度も走ったら確実に2本目の途中で終わります。
 
僕の場合、1kmインターバルは3:40/kmを5本します。
ここでまた重要なのが、走った後と走りだす間をどれだけあけるかです(このことをリカバリーと言ったりします)。
大体70〜80秒あけて走ります。
あけると言っても、その場に止まって休憩するのではなく歩いてるか走ってるかわからないくらいの速さで走りながら呼吸を整えます。
もし、このリカバリー間隔が無理であれば設定タイムが速すぎるという事になりますので設定タイムを少し調整してください。
この1kmインターバルで精神的にきつくなるのは、3本目です。
あと2本もこんなきついことをしないといけないのか、と思うとやる気が失せてきます。
しかし、そこで気合いを入れて4本目に突入します。
もう限界だろうと思いながら4本目が終わります。
その状態からラスト1本を走ることに意義があります。
僕はこの1kmインターバルトレーニングをすると、大概酸欠になって吐き気・目眩・視界不良に陥りますし、酷い時は実際吐いたりします。
それくらいきつい思いをしないといけない練習なのです。
このインターバルは心底きついですから覚悟の上練習してください。
 
1km以外の場合を説明していきます。
また僕の例を書いていきますので参考にしてください。
 
・200mの場合

200mは8〜10本走ります。
設定タイムは40秒。
リカバリーが大体20秒。
1kmに比べて本数が増えますので先が長く感じます。
大体6〜9本目で心が砕けそうになりますが、そこをなんとか堪えてラストまで走りきりましょう。
 
・400mの場合
6〜10本走ります。
もしかしたらインターバルトレーニングでこの距離が1番きついかもしれません。
設定タイムは80〜85秒。
リカバリーは40秒。
大体4本目前後から呼吸がかなりきつくなります。
6本目走ったあと呼吸がおかしくなります。
8本目走ったあと頭がおかしくなります。
10本目走ったあと倒れて何もできなくなります。
人の目を気にすることも出来なくなるので、その場に倒れます。
もちろん、酸欠になります。
 
 
距離に関係なくこのトレーニングはメチャクチャきついです。
しかし、やるとわかりますが、かなり実力が上がります。
効率よくフルマラソンを速く走れるようになるにはこのインターバルトレーニングは絶対欠かせないものです。
1人でやると途中で心砕けて諦めてしまうことがあるので、このメニューは仲間とやることをお勧めいたします。
仲間がいればやらざるをえなくなります。
実力が同じくらいの人と練習をするのもマラソンで速くなる1つのポイントでもあります。
どうにかして見つけましょう。
 
 
きつい思いをすればした分だけ速くなるのがマラソンです。
練習の質と量は絶対裏切りません。
きつくてどうしようもなくなったら、こう叫びましょう。
 
 
『チェストーーーーーーーー!!!!!!!!』

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