Facebookにランニングに関する質問が来ましたのでその回答を紹介します。
題名にもあります「グロインペイン症候群」とは、簡単に書くと脚の付け根(鼠径部)の痛みです。
早速ぼくなりの回答を書き進めて参ります。
質問者さん(Kさん)の身体を触ったこともありませんし、会話をしたわけでもないのでぼくの経験と知識の話になりますので、ご了承ください。
こんにちは。はじめまして。香川県在住の小橋といいます。 ブログを拝見させていただきました!興味深い内容でびっくりしました。 とくに薄毛笑笑 それとは別にかれこれ一年近くグロインペイン症候群に悩んでます。よかったらでですか、色々教えて下さい
薄毛の記事に食い付いた方がいらっしゃいました!
やはり男性にとって永遠のテーマとも言える薄毛ですからね(゚ω゚)
ぼくにとっても死活問題ですので死ぬほど調べましたからね(゚∀゚)
多分あそこまで詳しい内容を書いてるブログも中々ないと自負します!
なんせ死活問題ですからね(゚∀゚)
話がそれました。
今回は真面目な内容なんです(゚ω゚)
グロインペイン症候群についてはグーグル先生に聞いて下さい。(←困った時のグーグル先生!)
ここで書くよりわかりやすく色々書かれてますよ(゚∀゚)
今回は真面目な内容なんです(゚ω゚)
とにかく、脚の付け根の痛みです。
上記の情報だけでは本当に当たり障りないことしか書けないと思い、もう少し情報を得ました。
うーん。内転筋なんですが、例えば高い物や台によじ登って時に痛みます。 発症当時は、強い腰の痛みがありましたね。今は大分マシです。 自分のFBみてもらえばわかるのですが、MRI検査してもらい医師からは恥骨周辺に多少の炎症がみられるが許容範囲との診断でした。 あと、腹筋すると痛みます。腹筋と骨盤のなんてゆーか出っ張った部分の、間あたりですね。ゆっくり走ってるぶんには痛みさほどないけど、ロングジョグのあとの流しはかなり痛みます。
今何かと忙しくて FB(Facebook)を見る暇がないので見れませんでしたが、この文章で大体わかりました。
まず当たり障りないことから書き進めます。
内転筋は大きく3つの部位に分かれます。
簡単に脚の、上・中・下に分かれます。
まずは、膝近くの「下」の部分に関係しやすい写真から見てみましょう。
↓縫工筋
↓薄筋
↓半腱様筋
まぁ名前はどうでも良いです。
次は「中」です。
↓長内転筋
↓大内転筋
どっちがどっちかわからないと思いますが、写真を見れたらそれで良いんです。
最後に「上」です。
↓短内転筋
↓恥骨筋
最初の質問文だけだと「上」の二つの筋肉が原因と思いました。
この二つをほぐせば付け根の痛みは大体消えます。
しかし、二つ目の文章で「上」の内転筋が原因ではないことがわかりました。
Kさんの二つ目の文章からグロインペイン症候群を紐解いていきましょう( ^ω^ )
>高い物や台によじ登って時に痛みます。 発症当時は、強い腰の痛みがありましたね。
これが第一ヒントです。
この動作をする筋肉はご存知の方も多い「腸腰筋」です。
この腸腰筋は正確に書くと、大腰筋と腸骨筋の二つの筋肉が合わさったものです。
↓大腰筋
↓腸骨筋
Kさんが腰に痛みを発した原因は上の写真の「大腰筋」の仕業です。
この筋肉は脚を曲げる筋肉です。
脚を上げると書いた方が皆さんにはわかりやすいかもしれません。
一応動画を載せます。
↓わかりやすくウサインボルトの動画で、1分52秒をご覧ください。
脚上げの練習してますよね。
これは主に大腰筋を鍛えています。
大腰筋の写真を見て頂くと、腰から股関節の付け根にかけて付いていることを視認出来ます。
>MRI検査してもらい医師からは恥骨周辺に多少の炎症がみられるが許容範囲との診断でした。
恥骨周辺に炎症が合ったとのことですが、腰の痛みと痛み方を聞く限り大腰筋で炎症を起こしていたことが予測されます。
あと、腹筋すると痛みます。腹筋と骨盤のなんてゆーか出っ張った部分の、間あたりですね。
どのような腹筋かわかりませんが、多分普通の腹筋だと思います。
この「出っ張った」という部位がどこかわからないのですが、多分、恥骨のことだと思われます。
写真で見たらわかりますが、恥骨の少し横に大腰筋は付いてます。
そして腹筋運動をする時にも大腰筋を使いますので尚更大腰筋が怪しくなってきました。
ゆっくり走ってるぶんには痛みさほどないけど、ロングジョグのあとの流しはかなり痛みます。
ロングジョグのスピードがわからないので、これも憶測の話になります。
ロングジョグは比較的スピードは出しません。
普通のジョグスピードか、もしくはジョグスピードより速いくらいだと思われます。
とにかく、そこまでスピードを出していない状態で走るのがロングジョグです。
ロングジョグの場合、フォームが悪くなりやすいです。
時間的に長丁場になるためついつい気を抜いてしまいます。
いわゆる「腰が落ちる」というやつになります。
腰が落ちると猫背になるし、肩も前に入り腕振りが出来なくなったり悪いことばかり起こります。
また、膝や股関節を痛める確率も跳ね上がります。
とにかく、腰が落ちるのはvery badということです。
この腰が落ちた状態で走ると大腰筋は縮こまってしまい、うまく動かなくなります。
ここだけ少しまとめます。
ロングジョグを腰が落ちた状態で走り、大腰筋が固まり動きが悪くなった状態になった→その状態でウィンドスプリントをした→ウィンドスプリントをすると腰とストライドが伸び大腰筋を急激に使ってしまう→それで痛みが強く出た
ということでしょうね。
では、全体をまとめます。
①何らかの原因で大腰筋を痛めてしまった
②大腰筋を治療せず(大腰筋を痛めたことに気付かなかったことが大いに考えられる)走り続け慢性的痛みを抱えながら練習をしてしまった(痛めてからどのようにケア・メンテナンスをしたかわかりませんが…)
③大腰筋をうまく使えないため腰が落ちやすくなり、悪循環で今も痛みが出てしまっている
このように考えられます。
ということは、大腰筋を治療することと鍛えることをすれば治る可能性がみえてきますね(゚∀゚)
最初にも書きましたが、身体を触ってもいないし直接話を聞いてもいない(上記二つの文章しかやり取りをしていません)のであくまでもぼくのこれまでの経験と知識の話です。
可能性の話です。
あ、因みに炎症にはタンパク質とビタミンCが最高ですよ〜( ^ω^ )
この話はまた気が向いた時に書く「かも」しれません(゚ω゚)
痛みがなくなるといいですね( ^ω^ )
Have a good running life!
コメント
コメント一覧 (2件)
おお!これは長文なれどわかりやすいですね
図の大腰筋を手で触れて、股関節を動かすと作用がわかると思います
>>アニメ師匠さん
写真がある分長くなりました(´ε` )
最近文章能力が上がってきたような気がします!