圏外でキャンプ

みなさん、シルバーウィークはいかがお過ごしでしたか???
拳汰さんは登山や相撲で忙しかったみたいですが、ぼくはキャンプに行ってきました。
場所は決まっていました。
伊佐市の山奥に「布計(ふけ)」という場所があります。
そこにすでに廃校になった小学校があり、その学校の敷地内に公民館があります。
そこに泊まることにしていました。
ここはあまりにも穴場すぎて、だ〜〜〜〜れも知らない場所です。
なので予約も2週間前でも余裕で取れました。
そもそも、我々が泊まる前に泊まった人たちは1年前の7月でしたので知ってる人がいないのです。
なぜこんな場所を知ってるかの説明はめんどくさいので省きます。
『廃校になった小学校なんて怖くない???』
と思いますよね?
はい、怖いです。
間違いなく怖いです。
夜中の0時に目が覚めてなんか怖くなって眠れなくなり、段々不安になって独り言を言いだし、しまいには妻を無理やり起こして話をしてなんとか眠れました。
携帯で時間を潰したり音楽を聴けば良いと思いますよね?
しかも、題名にもありますが圏外なんです。
スマホがな〜〜〜んの役にも立ちません。
結局目覚ましとカメラしか使えませんでした。
水道も近くの集水所からくる水だけだしガスは当然ありません。
比較的綺麗なトイレはあります。
というか、建物自体は綺麗です。
あとで写真をアップしますので確認してみてください。
目的は家族だけでキャンプをしてみようということでした。
道具は親が持っていたので全部借りました。
では、写真を交えながら紹介していきます。
そこには思いもよらない出会いがありました。
 
伊佐は大口の山奥に行くと布計は見えてきます。
本当にこんなところに人が住んでるのか?
というくらいの山道を入っていくとちょっとした人里が見えてきて少しすぎると目的地の布計小学校跡が見えてきます。
所々に手作りの看板もあります。
 
 
ではまず布計小学校跡の写真です。
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建物が綺麗なのは廃校になってから布計小学校を残そうということで、改修が行われたみたいです。
けど、本当に山奥にあるというのがわかると思います。
創立 明治32年4月
閉校 昭和54年3月31日
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かなり昔からあったようです。
この地域は元々炭鉱があり、それで一時栄えていたみたいです。
閉山とともに人がいなくなったようですが、まだ少数の方々が農業で生活しています。
 
中に入れたりします(もちろん無断ではありません)。
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中も改装されているため古すぎる感じはしませんが、昔の感じはガッツリ感じることはできます。
黒板は昔のままだと思います。
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何気ない写真ですが気に入ってます。
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校歌。個人的に作詞が素晴らしいと思います。
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昔の子供達もこんな風だったのでしょう。
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先生がいないため走っても怒られません。
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昔のままのピアノなのかな?
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チョークと黒板が目の前にあったら描くしか選択肢はありません。
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小学校の中はこんな感じです。
今回のブログでは書きませんが、ここの小学校跡の中に2015年5月に亡くなられた故今井雅之さん所縁の写真がありましたので次回紹介します。
それはそれは生き生きと演じている今井さんが確かにそこにいました。
詳しくは次回お楽しみください。
 
外に出て散策することにしました。
と言っても、本当に何もないので棒切れを持って家族で適当に歩くだけですけど。
 
野菜を洗う場所でしょうね。
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田園風景。
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右の建物が布計小学校で、真ん中の白い建物が公民館です。
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もう地域貸切状態です。
だーれもいませんでした。
滞在時、村人が一人通ったのと、車が10台くらい通ったくらいです。
 
昼ごはんは前日から作っていたカレーを食べました。
適当に遊んだのでそろそろ夜ご飯のBBQの準備を始めました。
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火は簡単におこせました。
飯ごうの写真を撮ってないのですが、飯ごうでご飯も炊きました。
 
途中でバッタが出てきて興味津々に棒でツンツンしてました。
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BBQの様子。
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ライトを持っていってたので暗くて困ることは一切ありませんでした。
妻が小学校の近くに枝を取りに行ったときにライトを消したらすごい形相で走って帰って来ました。
きっと怖かったんでしょうね( ^ω^ )
そのときの写真を撮っとけば良かったですね。
 
今回圏外の場所でのキャンプでしたが、思いの外良かったです。
近くに川があるのでそこで泳げますが、真夏じゃないと入れないくらいとんでもなく冷たいので今回は入りませんでした。
何もないからこそ何かをするということを考えます。
子ども達は最初何もないから困ってましたが、徐々に慣れてくると自由に遊びまわってました。
今度行くときは何か目的を作ってから行くのもいいかもしれませんね。
とにかく、何もありません。
けど、それが良かったなぁ。
 
最後に施設の写真を紹介して終わります。
 
玄関
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畳の部屋(約33畳)
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上の部屋と同じくらいの広さの部屋
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男女に分かれてるトイレ
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お湯の出ないシャワー室
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調理室(ガスが使えませんが一応野菜を切ったりはできます。包丁はなかったかも。)
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こんな感じで建設から20年ほど経ってますが意外と綺麗です。
泊まるだけなので屋根があれば十分です。
とは言っても、布団類は一切ないので持っていかなければなりませんし、飲み水も持っていかなければなりませんので色々不便ではあります。
大人数で行っても楽しいと思います。
しかし、家族だけの時間を作るためにも家族だけで行くのもいいかもしれません。
普段テレビやインターネット身近に遊べるものがあるため家族だけと向き合うことってあまり機会がないと思います。
ぼくは良かったと思います。
子どもに尋ねました。
『キャンプで何が楽しかった???』
『みんなでねたこと!』
子どもにとっては違うところで寝るだけで嬉しいものなんですね。
レジャー施設や人が多く集まる場所に行かなくても子どもが楽しんでくれたことがぼくは楽しかったです。
人間変わるものですね。
自分の子どもとはいえ、他人が楽しんでくれることを楽しいと思うなんて。
子どもには無償の愛を注ぎ続けたいと思います。
あ、もちろん妻にもですけどねε-(´∀`; )
次回の今井雅之さんの話も楽しみにお待ち下さい☆

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