変形性股関節症の治療で本当にすべきこと

股関節が痛くて病院に行きレントゲンを撮っても異常なし、痛み止めと湿布を貰って帰る。
痛みが中々治らなかったけど、いつの間に痛みが引いてきた。
と思ったらまた痛みが出てきた。
その繰り返しになっていたある時、知人から「歩き方おかしいよ?」と言われて初めて自分の歩き方に異変があることに気付く。
もう一度病院に行くと「変形性股関節症です」と言われる。
しかし、治療法は特になく「経過観察」か効果があるのかわからないリハビリをする。
もしくは体重を落とす為に食事制限をするように言われる。
リハビリをしても、減量をしても痛みが治らず変形がどんどん進んでいき、手術をするよう進められる。

 
 
股関節が痛くて病院に行かれてる方の大多数がこの流れではないでしょうか。
当院にお越し頂く股関節痛でお悩みの方々もほとんどの方がこのような経過を辿ってます。
では、どの時点で来院された方が良いのでしょうか。
それは間違いなく「股関節に痛みが出た時点」です。
この時点ではまだ変形されてる方は少ないです。
もしくは変形していてもまだ初期症状なので改善の余地が大きくあります。
(この「改善」というのは骨の変形が元に戻るわけではなく、それ以上変形を進めないという意味です。)
 
初期症状で施術は2回前後で良くなります。
1回目の施術は痛がる方が多いのですが、それだけコリ固まっている証拠でもあります。
2回目になると1回目のような強い痛みを感じません。
それだけ筋肉がほぐれたということです。
多くの方が1回で効果を実感されます。
 
・階段の上り下りの際痛みが軽減したorなくなった
・歩行中の痛みが軽減したorなくなった
・車や自転車から降りる時の痛みが軽減したorなくなった
 
など様々聞きます。
 
そして筋肉がほぐれたと感じたらリハビリに移行します。
このリハビリが他とはだいぶ違います。
なぜ股関節が痛くなったのか、どの筋肉が原因なのかなどを施術で断定しその部位を鍛えます。
いきなり最初から強い負荷をかけることはしませんが、徐々に負荷を強くしていきます。
世間一般のリハビリの負荷は弱すぎます。
弱いから筋肉がつかないし、股関節の状態が良くならないのです。
筋肉は負荷をかけないと成長しません。
負荷を強くして痛みが強く出た方はいません。
むしろ皆さん痛みが劇的に軽減します。
 
数ヶ月、数年股関節の痛みに悩まされた方でもすんなり痛みが軽減もしくは消失します。
痛みの出始めであればあるほど治る期間は早くなります。
体重を減らす為に食事制限をして筋肉量を落として股関節が悪くなった方は数多くいます。
これは指導する側の大きな問題です。
体重を落とすなら脂肪を落とさなければなりません。
筋肉を落として体重を落としても何の意味もありません。
実は本当に正しい知識を持って治療してる人は少ないです。
これが悲しい現実なのです。
もちろん、ぼくが全て正しいだなんてそんなおこがましいことは言いません。
ぼくにとってスタンダードだと思ってることが他とかけ離れていることは間違いありません。
全ての股関節痛に悩まれてる方を治せるとは思っておりませんが、少しでも多くの股関節痛で悩まれてる方を「改善」の方向に持っていけるよう日々努力しております。
股関節痛で悩まれてる方はお早めにご相談ください。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 最近発見したことなのだが股関節の強化は連動してケツが締まって綺麗に見える

    • >>アニメ師匠さん
      お尻の筋肉を鍛えることもあるので引き締まってきますよね( ^ω^ )
      ぼくの手で股関節治療のリハビリ運動されてる患者さんは軒並みヒップアップしてます( ^ω^ )
      股関節の状態も良くなりヒップアップもして一石二鳥です!

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