パレートの法則

とても不思議に思う事がありましたので独り言的なことを書こうと思います。
先日ブログで紹介しました「オムカールさんをお迎え〜る会」の件です。
ぼくはこの企画は速攻で埋まるとものと勝手に考えてました。
下手したら九州各地から集まるんじゃねーか?と勝手に思ったりもしました。
しかし、実情はどうやら違うようです。
ぼくに利益があるわけでもなく、寧ろマイナスにしかならないこの企画をしたのには理由があります。

オムカールさんはかなりハイエンドなインド人です。
インド各地を廻っており、インドだけでなく世界中を廻っているインド人です。
インドに行ってこれも体験しましたが、彼の周りの人たちもスーパーハイエンドな人ばかりでした。
インド国内だけでなく、世界中のことがわかっている(もちろん完全にではないけど)スーパーインド人です。
そんなスーパーインド人が日本語を話すことができ、なおかつ鹿児島に来るわけですよ。
まずこんなハイスペックな人と話を聞いたり話をする機会はありません。
インドに興味がないとかそんな問題でなく、インドという日本にとって情報もあまり入ってこない未知数の国の人がなぜか鹿児島に来るのです(ぼくに会いに来て頂くのですが)。
これってものすごいことですからね。

そんなスーパーインド人に鹿児島にお越し頂くのだから、ぼく一人話すのは超勿体無いと思ったのです。
だから夜だけでもオムカールさんの話をみんなで聞こうと思ったわけですよ。
普通に生活しててこんな機会あるわけないですからね。
しかし、みんなの反応は非常に薄かったのです。
ぼくはこれに驚きを隠せなかったと同時に悲しく怒りに近い感情が湧き出てしまいました。
この感情は勝手なことだとは重々わかってます。
それにしてもなんて勿体無いことをするんだろうと嘆いていました。
そして今日ある患者さんに愚痴っていたら題名にもある「パレートの法則」という言葉を教えて頂きました。
超簡単に説明すると「8割の人は動こうとせず2割の人が動く」ということです。
詳しくは下記のリンクをご覧ください。

「パレートの法則」

この言葉を知って納得してしまいました。
なるほどと。
日本人はとにかく変化を嫌います。
これは島国ということが多大に影響しています。
周りを気にして生活したり変化を嫌ったりすることにぼくはうんざりなわけです。
令和になり天皇陛下が通訳を介さず海外の要人と話をされているお姿を見てもわかる通り、今日本人は変わらなければならない時が来ていると思います。
江戸時代の鎖国は明治になり撤廃されましたが、心はまだ鎖国してる人が数多くいるようです。
グーグルで日本語検索しても世界のスタンダードは英語なので、数%の情報しか入ってきません。
ましてやインドの情報なんてほぼ入ってこないに等しいです。
そんなインド人の話を聞くことが出来るこの機会を目の前にして何も感じないのは残念ながら8割の部類になるとぼくは思います。
アンテナの違いなだけかもしれませんが、とにかくこんな貴重な機会を逃すのはあまりにも勿体無いですよ。

ぼくは当然ですが子どもたちにもオムカールさんを絶対会わせます。
他国の人と話すなんて日本では中々ありませんし、子どもたちにとって大きな大きな財産になることは間違いありません。
自分の初体験の相手を覚えてるのと同じで、初めて話をした外国人として間違いなく一生残る想い出になるでしょう。
自分で企画しといてここまで持ち上げるのは気持ち悪いと自分でも思いますが、どうしてもこれらのことを書きたかったので書きました。
最後に言い放って終わります。

『あ、興味ないんだ。じゃしょうがないね!お先に失礼しま〜す!』

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 今回私の子ども達もオムカールさんにお会いしてお話する事ができました。中1と小学4年ですが、感じるものがあったようで本当に貴重な体験をさせてもらいました。オムカールさんと院長先生に感謝です。英語で自己紹介させたあとのファーストクエスチョンが「インドにはクワガタがいますか?」だったのもいい想い出になりました(^^)

    • >>Kouika7さん
      オムカールさんを空港までお迎え頂き本当にありがとうございました。
      オムカールさんも仕事以外のプライベートで日本人と話すことがあまりないとのことで当日はとても楽しかったそうです。
      また、Kouika7さんのお出迎えにとても感激しておりました。
      息子さんたちもこの経験が一生の思い出に残ることでしょう。
      我々にとっても最高の思い出が出来ましたね!
      またブログに書きますねぇ( ^ω^ )

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