第28回出水ツルマラソン大会

秋晴れが続く10月はいかがお過ごしでしょうか。
ランナーの方々には走りやすい季節だと思います。
そしてついにマラソンシーズンが始まりました!
このシーズンのために雨が降る梅雨も、灼熱の太陽が降り注ぐ夏でも走り続けてきました。
実は7月くらいからランニングの倦怠期に入ってました。
『何でここまで走ってんだ??』
『走るのもうよくね???』
など、なんだかテンションが上がらないまま10月に入ってました。
走ることは走ってましたが、どこかで楽をしようという気持ちが常にありました。
そんな状態で臨んだツルマラソンの話を書いていきます。
最後にスタートとゴールを編集した動画をアップしますのでどうぞご覧ください。
フルマラソン1位の人のゴールシーンの後に僕の動画になるので、優勝者がどれだけ速いのか、僕がどれだけへなちょこなのかがわかります。
自分で見てもへなちょこすぎて泣きたくなります。
これから敬語は省略します。
 
 
出水ツルマラソン全体の感想をまず書く。
朝晩が涼しいとはいえまだ日中は暑い季節だからかフルマラソンの参加者が少なく1700人くらいとのこと。
人数が少ないから最初からかなり走りやすかった。
多少は遅くなったけどほとんど問題ないスタート。
途中のエイドもかなり有り、水分補給は問題なく、濡れスポンジも置いてあり暑さ対策にはかなり気を使っている様子だった。
飲み物はアクエリアス、アミノバリュー、水、お茶が常に置かれており、熱中症になりにくい食べ物が置かれていた。
最初から最後までほぼ途切れることなく出水の方々が応援してくれ、地域が一体となり大会を盛り上げようという感じがしてかなりの好感を持てた。
トイレも綺麗だし、あまり並ぶこともなく使えるため良かった。
駐車場から会場までが近いのも凄くありがたい。
今回のTシャツは僕は凄く気に入りました。
今まで大会に出場してもらってきた中で一番好きである。
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(気持ちの悪い薄ら笑いは気にしないでね♪)
 
朝5時に起き、家族と共に6時前に家を出てた。
車の中でおむすび3個を食べることに。
飲み物がないことに気付き、コンビニによった。
いつもだったら絶対ありえないことだが、お茶を買って車に乗ろうとドアを開けたらそのドアで頭を打ち付け悶絶。
自分が緊張してることに改めて気付く。
7時半過ぎに会場に着くと、駐車場に結構余裕があった。
とりあえず車を停めて受付を済ませた。
会場にはすでにランナーたちがたくさんいた。
みんな速そうに見える。
車に帰り最後の補給食のバナナとレモンを食べ、家族と共に会場へ。
トイレを済ませ、ランナーが並んでるスタート地点へ。
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天気はピーカンもピーカン、雲一つない青空しかない絶好の洗濯日和。
目標は3時間10分前後。
プランとしては、最初の10kmを4:40/kmくらいのゆっくり気持ちの良いペースで走り、残りの32kmをサブ3ペースで走ることに。
今回は30kmペース走の練習のつもりで参加したからこんな感じでいいかなと。
スタートまで5分前となり、自分がどれだけ緊張してるか脈で確かめる。
普段安静時脈拍は42くらいなのが60まで上がってた。
結構緊張しているんだと客観的に自分を確認。
ついにスタート、周りに合わせて適当にゆっくり走る。
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10kmまですごく気持ちよくプラン通りに走れた。
ただ一つ、左のふくらはぎに痛みがでていた。
10km地点でトイレを済ませ、気合を入れてペースを上げる。
しかし、その先から坂道が続きペースを上げきれず。
アップではペースを上げても問題はないのだが、ダウンの時にペースを上げるとあとで一気に脚にダメージがくるのでダウンでもペースを上げれず。
20kmくらいから平坦な道になるも、根性なしでペースを上げれず。
暑いんだもん。(←これ完全に言い訳)
結局4:40/km付近で走っていた。
24km辺りで脚に重さが出始める。
暑くてかな???(←これ完全に言い訳)
また30kmで心折れて歩き出す。
だって暑いんだもん。(←これ完全に言い訳)
さすが30kmの壁と言われるだけあってここを乗り越えることができない。
一度歩き出すとペースを上げることはできないため、そのあとは散々なタイムに。
暑さが原因の一つでもある。(←これ完全に言い訳)
36kmからは毎回エイドでの休憩が長くなり出す。
36kmくらいで左ふくらはぎをつる。(←ツルマラソンだけに)
1週間ほど前に突き指した足の親指が痛み出し、走りにくくなる。(←根性なしの言い訳)
タイムは一段と遅くなり、なんと悪夢の6:00/kmを越え出す。
40kmくらいで全てが嫌になり、熱々のアスファルトに寝転がる。(時間にして1秒)
そんな無駄な動きをする暇があれば走ればいいのにやけになりだしたんだろう。
最後の1,5kmくらいは走ろうと思い、なんとか走り出す。
遠くからアナウンサーの声が聞こえてきて、最後の気力を振り絞る。
少し加速してみたら両足つる。(←ツルマラソンだけに)
そんな状態で競技場に着く。
一人一人のゼッケン番号を言いながらアナウンスで応援してくれ、凄く元気が出る。
(ちなみに、僕が競技場に入った時は表彰式をしていてアナウンス応援はなかったので元気はでなかった。)
 
30kmくらいからイメージしていたことがあった。
ゴール付近に妻がビデオカメラで撮影してくれてるはずだから、今話題のラグビーの五郎丸選手の願掛けをすることにしていた。
しかし、妻や子どもの姿が見えず、あまりにも遅いからどこかに遊びに行ったのかと思い諦める。
 
僕を抜こうとする足音が後ろから迫ってきて、すかさずダッシュ。
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後ろから迫ってるのが女性とは知らず一生懸命全速力で駆け抜ける。
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女性とわかっていたら譲っていたのだが、このときの光少年にそんな余裕は一切なくゴール。
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へなちょこ光はすぐに芝生に倒れこむ。
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いっとき悶えて、なんとか立ち上がり歩き出す。
悔しいとかそんな気持ちは全くなかった。
そんな気持ちを持ったら失礼だと思うくらい情けないランだった。
もっと詳しくは最後の動画を観るとわかりやすい。
とにかく、暑かった。(←これ完全に言い訳)(←そうでもないと思うぞ!!本当に暑かったんだ!!!)(←心の葛藤)
その後、水やらアミノバイタルやらアクエリアスやら3㍑くらい飲んだ。
いつもだったら休むと徐々に回復する体力が全く回復せず。
むしろ気持ち悪くなってきた。
どうやら軽い熱中症だったのかも。
一人で着替えに車に戻り、少し横になり、体力の回復を待つが全く回復しなかったので、いっとき寝ることに。
1時間くらい寝ただろうか、家族がご飯を食べ終わり車に帰ってきた。
体が熱っぽく、喉の乾きが収まらないし、気分が悪くてご飯も食べれず。
これってやっぱり熱中症だね。
抽選券があり、それを会場にいって引かなければならなかったが一歩も動けない僕の代わりに妻が行き、帰ってくると焼酎が当たったとのこと。
最近焼酎を飲むことがないので、どうしよう。
体に鞭打って帰宅の途へ。
帰宅途中、マラソン中に見た物産館に寄り買い物。
そこにカリコリ梅が売ってたのでそれだったら食べれるかなと思い買って食べたらハマってしまう。
そこから食欲のスイッチが入りだした。
ミカンを4個一気に食べると、途中でコンビニより、カップラーメンを買い、唐揚げを買い、食べ尽くす。
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その後、家に帰り着き風呂に入り、体重計に乗ると普段が64,5kgくらいなのだが、63,3kgになってた。
走った後にあれだけ飲み食いしたのにまだ体重が減ってるってことは、体から相当水分がなくなってたらしい。
待ちに待ったビールを飲むも、思ったより美味しいと思わなかった。
不思議なものだ。
その後ピザ一枚、刺身3人前、など多数食べた。
 
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そして、グッスリ眠りに・・・・と思いきや、夜中に目が覚めて寝れず。
体が疲れすぎてなぜか眠れなくなってた。
次の日の朝はやはり脚が筋肉痛の嵐だったが、まぁなんとかなるくらいで、走って整骨院まで行けた。
その次の日には8km走って体の疲労を抜くことに心がけるようにゆっくり走った。
 
 
今回のフルマラソンでわかったことは、30kmを越えた長距離の修行不足だ。
そして、30kmを越えたらどっちみち疲れが出てくるので最初から一定のペースで走ったほうが良いということ。
これは先日サブ3をされている患者さんと話をした際言われたことだっただけに、なるほどと納得しながら走ったものだ。
そして、走ってる時に携行補給食としてスポーツ羊羹を持っていたのだが、18kmと28km地点で1個ずつ食べたのだが、25kmくらいで1個食べたら十分である。



この羊羹は普通の羊羹と違い、ベタベタしない。
だから走りながら食べても一切不快感がないし、食べ終わったゴミもポケットに入れても問題ない。
これは20km以上走るときに持ってると非常に役に立つオススメの商品である。
 
次は12月にある青島太平洋マラソン大会に出場予定。
今回の反省を基に1ヶ月半の修行を敢行することを決意。
倦怠期から離脱したと思われる。
さーて、また頑張って走るか!!!
 
 
最後に動画をアップします。
あまりにも情けない姿ですが、温かい目で見てやってください。

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