落武者インドの旅〜Second day〜

前置きなしで書き進めます!
 
2日目 1月17日(木)〜Second day〜
 
時差の影響か4時半頃に目が覚めた。
インドと日本の時差は3時間30分。
目が覚めてから寝ようとしても寝れずスマホを見て時間を潰すことにした。
今回泊まった全てのホテルにはWi-Fiが付いていたのでホテル内では自由にネットを繋ぐことが出来た。
それ以外はネットで調べたSIMカードを使いインドを不自由なく過ごせた。
↓一応参考の為に載せておく
81CdW9m2Q-L._SL1500_

SIM2Fly

タイ製の物らしく、アジア各地をカバーしてるとのこと。
4GBで送料込み1400円くらいなので便利かと。
成田空港で出発する前にカードを差し替えるか、飛行機の中で差し替えると良い。
詳しい使い方はググってちょ。
因みに、インド滞在は約5日間だったが2GBしか使わなかった。
ゲームを控え動画を観なければ4GBで十分だろう。
最後ツイッターで画像を投稿しまくって使い切ろうと試みたがこんなもんだった。
 
話が逸れた。
そういえば朝起きた際、お腹が痛くないことに気付いた。
とりあえずトイレに行ってみるもお腹に不調は全くない。
しかし、いつ何時お腹が悲鳴をあげるかわからないので気とケツの穴を引き締めた。
 
朝オムカールさんと8時頃に会う予定だったが、6時30分にホテルに来るとの連絡が入った。
この日はムンバイで仕事が入り、ぼくが泊まっていたホテルの近くのホテルに泊まることになったとのこと。
ついに1年越しでオムカールさんと会うことになった。
これまで電話やラインやワッツアップ(ラインみたいなアプリ)などで連絡を取っていた。
電話や写真では男性だったが、もしかしたら全て偽っていて、絶世のインド美女がロビーで待っているのでは!と心の奥底でどこか期待していた。
ロビーに降りるとそこには写真のオムカールさんがいた!!!
絶世の美女ではなかったが、ぼくはインドまでこの人に会いに来たんだと思ったら心から嬉しくなった。
硬い握手をして初めての出会いをお互い心から喜んだ。
↓初めてのツーショット!
IMG_1251
外に出て話を始めた。
何を話したか正確に覚えていないがとにかく二人はその瞬間を喜び楽しんだ。
歩きながら話をして、近くの商店で水とお菓子を買って頂き、ホテルに帰ると朝ごはんを食べながらいろんな話をした。
↓朝ごはん。ここに写ってないが「ドーサ」と呼ばれる薄い生地のパンが激ウマだった。
IMG_1249
とにかく興奮して内容はあまり覚えていないがインドのことやこれからの旅の日程確認などをしたと思う。
 
あっという間の時間が過ぎ、チェックアウトをすることになった。
ここのホテル代はオムカールさんが先に払って頂いていた。
決して安くないホテルだ。
感謝の気持ちしかない。
 
そして8時30分過ぎに車でムンバイからプネーまで約150kmの旅が始まった。
↓いまいち地理がわからないと思うので参考までに載せておく。
IMG_1261
オムカールさんとは次の日に会えるが少しの心寂しさを抱きながら別れた。
 
ここからぼくの本当の旅が始まった。
ムンバイの中心地はとにかく交通渋滞が激しい。
というか、インドの交通事情は日本では比べ物にならないレベルでヤバい。
まずクラクションが半端なく鳴り響いている。
相手を威嚇するというより、自分の位置を教える為にビービー鳴らしているみたい。
車の窓から「少し」手を出すと隣の車に触ることが出来るくらい車両間隔が狭い。
そもそも窓から手を出すとかなり危ないので基本的に出さない方が良い。
隙間があれば車やバイクが入り込んでくるからね。
それだけではなく、人も縦横無尽に道路を渡っている。
車線はあってないようなもので、信号も大きな交差点以外無視している。
中には逆走してくるバイクやリキシャ(三輪バイク)もいるくらいだ。
要はカオスなのだ。
全てがグチャグチャでわけがわからない。
こんな中を運転してるインド市民は本当に凄いと思う。
ぼくが運転したら10秒で事故をする自信がある。
しかし、これだけのカオスの中、事故が全くないのだ。
後日この交通事情を聞いたら「相手が何を考えているか考えながら運転をします。」とのことだった。
う〜ん、そんな簡単なことなのだろうか…。
こればかりは体験してみないと説明が非常に難しい。
↓この動画がわかりやすいかと。これがインドの日常。

2019/01/17 22:54

今日は一日が三日くらいに感じた。色んな経験が出来た。

4:30に目が覚めて眠れなくなり、そこからフル稼働。6:30にオムカールさんがホテルに来て初対面。はじめましてという感じがないくらいスンナリ出会いを果たした。色んな話をしたがまだまだ時間が足りなかった。とても面白く有意義な話が出来た。

その後プネーに向けてタクシー的なものに乗って移動。インドで運転なんて絶対無理だよ。ぼくでも10秒で事故る自信がある。全てが楽しかった。3000ルピーしたけどとても良い経験だった。むしろ安いくらいに感じた。道路の状態が悪かった。スピードを出さないために所々凸凹してて首がむち打ちなるくらいガタガタした。由美ちゃんだったら10分後には酔って吐いてるだろう。高速道路ではノーヘルバイクが走っていたり荷台に人が乗っていたりクレイジーなことだらけだった。ムンバイでは車越しに物乞いをしてくる人がいた。やはりここはインドなんだと思った。中々おっかない。

プネーのホテルに着いてチャックインしようとするも謎の待機時間があった。何とかチェックインを済ませ一息ついてからラムさんと会うことに。50歳の彼は身長が190cmと大きいがどこか優しさを感じた。するとまさかのノーヘルをいきなり体験することに。高校生の時以来だった。最初は怖かったが、あの交通事情の中をくぐり抜けているうちに怖さよりも楽しさが上回った。しかし、周りをキョロキョロ見てると段差で首をやられる。周りはとにかくクラクションをずっと鳴らしていた。ラムさんは一度も鳴らしてなかった。時折道を譲るなどしており、やはり優しいと感じた。

最初はプールを案内してくれた。ここで泳いでるし3面のプールがあるんだと多分言ってた。終始フィーリングでの会話をしていた。会話というよりあちらが話してくれるだけだけどね。その後200年前に出来た学校に連れて行ってくれた。多分ラムさんの母校なのかな?そんなことを言っていた。古い建物や古い机や椅子だったが、逆にそこが良く感じた。新しく綺麗にする必要はないし、寧ろ歴史を残すことの意義を感じた。とても良い経験をした。学生たちが飲んでる浄水器みたいなのがあり、そこの水を飲めと言われ飲むことになった。恐ろしかったが断れない状況だったため少しだけ飲んだ。ぼくの腸内細菌よフル活動してくれよ!

その後城っぽい建物に連れて行ってくれた。約300年前の建物で危険に溢れていた。ちょっとつまずいて落ちたら即死レベルの段差があった。城壁からも気を抜いたら確実に落ちることも可能だ。建物の中は戦争で焼けて無くなったけど、まだ少しだけ跡形が残っていた。ここは市民の憩いの場になっているみたいで家族連れやカップルが多く居た。

そこを出てヨガに行くと思ったら明日のアーユルヴェーダの予約を取ってくれた。良くわからんが、いや全くわからんがホテルの近くなので歩いて問題なく行けるでしょう。

その後ヨガに行くということで着替えてサンダルになり移動したら山に連れて行かれた。山の中にヨガ屋があるのかと思っていたらオムカールさんたちがよく登っている山だった。そこの夕暮れを見せるためだった。看板には虎の絵があり、虎が出るのかと思ったがどうやら違うみたい。昔は居たかもしれないけど今は居ないよと。孔雀が居たりするらしい。登りきるとそこにはトレイルコースがあった。元々石を採掘していた場所だったらしい。そこから見る夕焼けは美しくさっきまでの喧騒が嘘みたいに静まり返りゆっくりと時を刻んでいた。そこには散歩をしている人たちやランニングをしている人たちや夕焼けを見てる人たち、犬の散歩、トレーニングなど様々な人たちがいた。日本と何も変わらないと思った。

その後ヨガに行くことになったが、急激に気温が下がり結構な寒さになっていた。このままでは風邪を引くと思ったが、着る物もないし何とか堪えた。途中でサトウキビジュース(生搾り)を飲んでいた。動画で見たやつが目の前でやっているのを見て少し感動した。

ブッシューと顔に飛んでくるのも全く気にならないしリアル感があって良かった。

そして移動を再開しヨガマスターの場所へ。ヨガスタジオ的なところでするのかと思ったら普通の部屋ですることに。ラムさんがヨガマスターに色々話していた。もちろん断片的にしかわからないがぼくの状態を話してくれていたのだろう。そして初ヨガ体験。すごく難しく、姿勢維持の為に筋肉をガッチリ使わないと出来なかった。多分だけど、それじゃダメなんだと思う。一回で出来るはずがない、練習を毎日繰り返すんだと言われた。ラムさんにも本を買ってやれば良いよと言われた。次はヨガにハマりそう!筋トレだけじゃなく、鍛えた筋肉のバランスを整えるためにも必要な気がする。ヨガも終わり、お金を払おうとしたらいらないと言われた。本当に感謝の気持ちしかなかった。ラムさんの友達だからと言っていたが、日本から来た青年の為に無料にしてくれたんだと思う。心からありがたいと思った。因みにヨガが終わった後水を出された。怖かったけど、もう構わず飲んだ。明日どうなってるかな

そして外に出るとやはり寒かった。ラムさんは上着を着ていた!バイクに忍ばせていたやつだ!バイクが走り出すと超寒くてこれは風邪引くかもなと70%くらい思った。ラムさんの体になるべく隠れて風が当たらないようにしたが寒いものは寒い。

ホテル近くに帰るとアーユルヴェーダの店の行き方を教えて頂いた。本当に優しい人だ。夜ご飯を食べるのかと思ったが、ぼくが眠たそうだったからかホテル前でお別れした。泣きたくなるくらい優しかった。またすぐ会えるから良いけど、お別れの時は悲しくなるのかな。

部屋に帰り寝ようかどうしようか迷ったが、お腹が空いていたのでルームサービスがないか確認するもなくて、0階(インドでは0から数字が始まるみたい)にレストランがありそこで食べるしかなかった。勇気を出してレストランに行った。これはドイツでレストランに行ったことがあったから出来たことだろう。あの時も勇気を出して行ったからね。何を頼めば良いかわからず超適当な英語でオススメをお願いしたら軽いスナック的なのとジャガイモのカレー風味とパン的なやつが出てきた。パクチーがバリッと効いてて普通の日本人では食べれないだろうと思う。ぼくはとても美味しく食べれたけど。本当に美味しい。もう少し食べたくなり追加したらそれは食感が微妙だったけど、美味しかった。

支払いはチャックアウトの時にするみたいで問題なかった。チップを渡し損ねた。というか、お金を細かくしてないからチップが渡せれないんだよ。どうにかしないとな。部屋に帰り服を手洗いで済ませてシャワーを浴びやっとで寝ることになった。

本当に濃密な1日を過ごした。最初にも書いたが、三日くらい過ぎた感じがした。それだけ充実していたのだろう。名前は忘れたがリヤカーマンの動画でその人が言っていた。リヤカーを引いてる時は1日1日がとにかく長く感じる。それまで過ごしていた1日とは全く違い1週間くらいに感じると言っていた。まさにその体験を垣間見たんだと思う。本当に長く感じた。頭に新しいことが湯水の如く入ってきたのだろう。とても良い経験をしている。まだまだこれからだし、第二の目的であるムンバイマラソンが控えてる。明日は何があるだろうか。ワクワクして眠れない、ことはないくらいヘトヘトだからグッスリ眠れるだろう。

おやすみインド。

まだ二日目だけど三日目をお楽しみに。

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • 独身の人のように楽しんでますね
    きっと奥さんすごい人なんだと思う!
    内助の功ですね

  • おもしろすぎます!
    すごく興味深いし、刺激を得ますね。
    どこかの民放か、インターネットTVでドラマ化して欲しい笑笑

    • >>青黒ウサギさん
      ありがとうございます!
      なるべくインドで感じたことをそのままお伝えしようと試みておりますが、長文になり過ぎたので次から何とかします!
      主演はよく似てると言われる「小栗旬」で決まりですね!

  • ほんとに長く濃い1日を過ごしていますね!極端に言えば五感で感じるものが全て初〇〇なわけですもんね!
    それは伝えたくなる気持ちになりますよd(^_^o)
    昔、初めて東京行ったときのことやアメ横行ってキョロキョロしたいく持ちと裏腹に平静を装いながら歩き回ったことを思い出しました^^;

    • >>たくぞうさん
      今回はあまりにも長過ぎたので三日目からかなり短くすることにしました!
      さすがにここまで長いと自分でも見返すのが面倒ですからね。
      海外でキョロキョロしてるとスリや強盗に狙われやすいのでそこはなるべく注意しました。

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