先週はお休みをいただき沖縄在住の友達の結婚式に行ってきました。
事前に少しだけ調べていたのですが、沖縄の結婚式は皆さんが考えてる結婚式とは全く違ったものでした。
これは記事にしないともったいない!と思いましたので、式の初めから最後までを説明します。
それ以外にも今回の旅行では色々ありましたが、今回は沖縄の結婚式に焦点をあてます。
ちなみに今回の記事とは関係ありませんが、泊まったホテルで巨人のリリーフピッチャーのマシソンに会いました。
「マシソン、頑張ってね!」と友達のように声をかけました。
では沖縄の「一般的」な結婚式を紹介します!
最初からビックリですが、お祝儀は友人が1万円です。
上司が3万円ということでした。
式の細かい部分や食事にお金をかけないためこの設定が可能となるようです。
では式はどうでしょうか、長文になりますが式の最初から最後までをザックリと説明します。
まず会場に着いたらみんな勝手に飲んでます。
え???もう飲んでるの???と思いながら席に着き、自分たちも流れに沿って飲み出します。
すでに席に食べ物と飲み物が置かれており、自分たちで取り分けて食べ、自分たちでビールの栓を抜き飲み食いします。
式が始まるときにはほろ酔い気分になってます。
式が始まると新婦だけが登場し踊りだしました。
歓迎の踊りなのかよくわかりませんでしたが、多分歓迎の踊りです。
そんな踊りの様子。
※ぼくは新郎の友人のため一応目にモザイクを入れました。
その後新郎と入場して高砂に座りました。
そこでふと我に返りあたりを見回すとなんだか人数がすごいことになってました。
多分300人くらいいるはずです。
普通は高砂の前というと会社関係の人たちの席ですが、沖縄は親族が座ってました。
友人たちは一番後ろの席だったので、新郎新婦の顔なんて全く見えません。
しかもなぜか高砂が体育館のステージの上みたいなところにあるため、新郎にお酒を注ぎに行くことができないようになってます。
続いて会社の上司挨拶となりますが、みんな全く聞いてません!笑
会場が広すぎるためモニターで流されてますが、前の方しか聞いてません。
後ろは別な宴会が開かれてるんじゃないかと思うくらい話が弾んでいます。
『俺らこの話聞かんでいいと?!?!』
と一応気にはするものの
『もういいさぁ、なんくるないさぁ!』
と気持ちは沖縄の人になってました。
いつの間に上司の挨拶が終わり「次は乾杯の挨拶です」とアナウンスがありました。
みんなは
『乾杯も何ももう飲んでるやん!まいっか、なんくるないさぁ!』
と言いながらビールをどんどん飲みます。
そしてこれもみんなまーーーーたく聞いていません。
後ろでは同窓会が開かれて、ワイワイガヤガヤどんちゃん騒ぎ状態です。
すると、乾杯の挨拶の人がどうやら話が終わり乾杯をするっぽくなったので、一応静かにして待機することにしました。
みんな起立して「カンパ〜イ!」となるかと思いきや、音頭をとる人がいきなり「カンパ〜イ!」と言ったため座ったままの我々は吉本新喜劇バリに、「ズコー!!」となりました。
けどそれさえも、なんくるないさぁで乾杯を適当にみんなでしてまたどんちゃん騒ぎが始まりました。
もう自由で自由で自由すぎてなんでもあり状態になってきます。
そして、余興の時間になりました。
沖縄の余興は本気です。
何と言っても余興用のステージがあります。
ステージといっても、体育館の壇上のステージをイメージしてください。
まず一組目はみんなでダンスでした。
真ん中に可愛い子どもがいて何かわかりませんでしたが、みんなで踊ってました。
これはどこの結婚式でも見ると思います。
この余興が終わり、同窓会もドンドン盛り上がってきました!
お酒も会話も弾んでいるところで、二組目の余興が始まりました。
ステージ上に司会者が現れました。
見てわかるように、胸に大きな蝶ネクタイをしていかにも司会者という感じでした。
新郎が警察官ということもあり、パリコレならぬ、ポリコレ(ポリスコレクション)をするとのことでした。
最初に登場したのは夏服バージョンでなぜか浮き輪を持っていました。
芸人の小木さんに似ていたのでぼくはずっと
『小木〜!!』
と叫んでました。
パリコレを思わせる軽快なランウェイをし、ポージングまで完璧に決めておりました。
次は力自慢の人がやってきました。
この服装がなんなのかこの辺から酒が回ってきてあまり記憶が定かではなくなります。
次が町の交番の一コマを演じていました。
沖縄以外の都道府県でやったら問題になるくらいのギャグをかましていました。
内容は・・・言えません!
とにかく爆笑でした。
次が確かヘリコプターを操縦している人だったと思います。
まさか戦闘機を操縦する人が警察にはいないと思うので、ヘリコプターだったと思います。
ここからこの余興も加速します。
要人を守るSPの紹介があり、ハリウッドからきた「レディ・アヴァ」さんを守るという任務が始まりました。
音楽に合わせて踊っていると横から不審者が現れました!
こんな体格の良い不審者なんてどこにいるんだ!というくらい良い体してました。
きっと機動隊の方なのでしょう。
レディ・アヴァさんを守る為SPの二人が頑張ります。
色々チャンバラをしたあと、もみくちゃになっていると・・・
ズラがとれて中からピッカーンが出てきました!
うわーーー、と言いながらアヴァさん一人が取り残されると・・・
沖縄弁で何かを言ってましたが、全くわからない方言でお祝いの言葉を新郎新婦に贈ってました。
最後はみんな出てきてハッピーエンドで終わりました。
とまぁ、完成度が高すぎる!!!
こんなクオリティの高い余興初めて見ました。
かなり面白く爆笑しました。
沖縄の余興は気合が入ってるとは聞いていましたが、ここまで仕上がってる余興だとは!!
そして最後は沖縄といえばやはりエイサーですよね。
すごく迫力のある生演奏が目の前で行われました。
舞台から降りて目の前で太鼓を叩いたりしてました。
会場の盛り上がりも最高潮になり、最後はみんなで踊り出します。
舞台の上にみんなで登り「カチャーシー」という踊りをします。
あまりに楽しく酔っ払って新郎をお祝いするどころじゃないぼくです。
そこに最後は新郎も踊りにきて、そのまま胴上げされます。
今回の沖縄旅行で3枚のお気に入りの写真がある中の一枚です。
これはぼくが撮った写真ではないのですが、新郎の喜んだ顔と周りの祝福する感じがすごく好きです。
カチャーシーが終わるとみんな席に座り、新郎の挨拶があったような気がします。
もしかしたら、カチャーシーの前に挨拶だったかもしれません。
周りの友人たちも何一つとして聞いてないので同窓会も最高潮です!
なんだかんだで定刻の2時間30分で終わりを迎えます。
沖縄の流れからすると1時間くらいグダグダしてるのかと思いましたが、そこはしっかりしてるんですね。
二人が手を取り合ってその中をくぐって退場するというものでした。
ここで新たな出逢いが生まれたりするのかもしれません。
ちなみにぼくは酔っ払いすぎているため人の輪に入れず、この写真を撮ることで精一杯でした。
これが沖縄の「一般的」結婚式の流れです。
結論から言いますと、メチャクチャ楽しいです。
こんなに楽しい結婚式初めてでした。
みんな口を揃えて、「楽しかった!」と言っていたので間違いないでしょう。
もし沖縄の結婚式に呼ばれたら是非行くべきです。
それくらい楽しい結婚式でした。
ちなみに、二次会に行くと男性の割合が95%でした。
どうやら二次会は新郎新婦の友人たちは別々で集まるみたいです。
二次会で沖縄の女性と話をするのを楽しみにしていたぼくらは早々にお店を出ました!
ぼくは二次会の辺りから何を話したかほとんど記憶がありません。
断片的な記憶しかなく、気付いたら定食屋でみんなでご飯を食べることになってました。
10人くらいいたと思いますが、そこで男気ジャンケンをして、勝った人がみんなの分を出すということになりました。
残念ながらぼくは負けてしまい、みんなに奢ることができませんでした。
なんとも誇らしげな勝者K。(これがベストショットナンバー1!)
こうやって最後まで盛り上がれたのも披露宴が楽しかったからこそでした。
他にも色々ありました。
とにかく、楽しい沖縄の旅となりました。
中々沖縄に行く機会はありませんが、また訪れたいと思える旅でした。
GENJI、おめでとう!
沖縄の結婚式
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