夏の暑さも一時の激しさを終え、秋の気配を感じさせてくれるようになりました。
家の玄関を一歩出ると、爽やかな風に肌が触れ細胞が喜んでいるのがわかります。
ランニングをする時もとても気持ちよく、いつまでも走っていたい気持ちに・・・はなりません。笑
きついものはきついので、程々にこの素敵な心地良さを楽しもうと思います。
なんかいつもと序文に違和感を感じませんでしたか???
もしそれを感じた方は立派なぼくの手ブログマニアです。
美空ひばりを聴きながら書いてる為、気持ちがひばってます。
やっぱ美空ひばりって最高ですね!
こんな素晴らしい歌手をぼくは未だに知りません。
実に素晴らしい。
唄に圧倒されるし意味不明に涙が溢れてきます。
序文から話が逸れ過ぎました。
今回の股関節に関する内容では、お尻らへんから太ももの後ろにかけての痛みについてです。
それ以外の痛みに関しては下のリンクをクリックして記事を御覧ください。
股関節前部の痛み
股関節の横側の痛み
股関節の後ろ(臀部)の痛み
それでは本題に入ります。
股関節の痛み〜お尻から太ももの裏にかけての痛み〜
股関節に痛みがあるというか、股関節辺りから太ももの後ろにかけて痛みがあると感じる方が多いです。
痛みもあり、なおかつツッパリ感があり常に筋肉が引っ張られているように感じます。
この痛みの方は股関節に原因があると思う方は少なく、太ももの後ろの問題であったり、座骨神経痛と勘違いしたりします。
診る側も間違えやすい部位です。
普通のストレッチやマッサージをしただけではほぐれなかったり、自分でマッサージするにも手が届かないため難しい部位でもあります。
太ももの裏は筋肉の数は少なく、3つしかありません(1つだけ臀部から始まる筋肉がつきます)。
それらの筋肉を画像付きで説明します。
・大臀筋(太ももを後ろに引く、脚を外側に回すなど)
この筋肉は臀部の痛みや、横の痛みでも出てきました。
それだけ広範囲にわたって影響しやすい筋肉ということです。
この筋肉は見ての通り大きいため、硬くなる場所が多数存在します。
そのため大臀筋全体をほぐさないといけません。
以前も書きましたが、ストレッチだけではほぐれないため、直接的にほぐしてあげる必要があります。
テニスボールやストレッチポールを使い、臀部全体をほぐすようにしましょう。
・大腿二頭筋(大きくは、それぞれ太ももを後ろに引く・膝を曲げるなど)
この筋肉は痛めやすいことで有名です。
次の筋肉で紹介する「半腱様筋」「半膜様筋」と合わせて「ハムストリングス」と呼ばれます。
運動をしてる選手の多くがこの筋肉を痛めやすくまたそのあとも癖になりやすいのが特長です。
100mで有名なウサイン・ボルト選手も痛めたりしています。
とても長い筋肉のため痛めやすいと考えられます。
硬くなりやすい部位が多く、ケアがとても重要になってきます。
特によく運動されている方は太もも全体のストレッチやマッサージは必ずしないと疲れがたまり筋肉が正常に使えなくなり、痛める可能性が高くなります。
股関節が悪い方でこの部位に原因がある方は、座ることが多かったり、猫背だったり、骨盤が後ろに傾いてる場合が多いです。
また、写真を見ていただくとわかりますが、膝の外側につきますので、膝の後ろ横が痛いという方もいらっしゃいます。
股関節痛がある方を施術する場合、ぼくは消去法でします。
まず最初は大きく捉える必要があり、触診で可能性を探ります。
一回で原因となる筋肉がわかるときもありますが、大抵2〜3つの可能性にたどり着きます。
その可能性を一つ一つ紐解いて治していきます。
施術をしながら患者さんとの会話の中でも原因を探ります。
意外と過去のことを探っていくと原因となるヒントが隠れていることがあるため、ぼくは基本的に患者さんとの会話も重視してます。
何度かぼくの手にみえてる方はご存知と思いますが、ぼくってかなり喋ります。
普通サービス業って相手の会話を聞くことが大事と言われておりますが、ぼくは喋ります。
もちろん、むやみやたらと喋るわけではないです。
色んな種類の本を読んだり、異業種の人との会話も大事にしますし、気になったことはインターネットで調べたりします。
もちろんわからないこともあったりしますが、わからないことはすぐに調べるようにしてます。
広く浅くしかない知識ですが、なるべく患者さんに合った会話を心がけております。
話が逸れました。
次の筋肉の紹介をします。
次は同じような筋肉のため、二つ同時に説明します。
・半膜様筋(大きくは、それぞれ太ももを後ろに引く・膝を曲げるなど)
・半腱様筋(大きくは、それぞれ太ももを後ろに引く・膝を曲げるなど)
この二つの筋肉は、半腱様筋の方が上にあり、その下に半膜様筋があります。
半膜様筋は太ももの後ろというより、後ろの内側についているので触診でこの二つの筋肉を見分けることは比較的簡単です。
大腿二頭筋とは反対の膝の内側につくため、股関節周辺から膝の内側が痛いときはこの二つの筋肉が原因である可能性があります。
先ほど上記しましたが、運動をしている方はハムストリングスを非常に怪我しやすいです。
特に瞬発系の運動はリスクが高くなります。
怪我をしないために、栄養管理や筋肉のケアを怠らないようにしましょう。
わからないことや聞きたいことがあればどうぞご質問ください。
お待ちしております!
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