右股関節の手術

朝晩がだいぶ涼しくなってきた鹿児島ですが、やはり日中は日差しが強く暑くなります(^_^;)
運動の秋ですし、朝方運動すると気持ち良く1日を過ごすことが出来ます。
鹿児島マラソンのエントリーも始まったことですし、そろそろ運動されてみてはいかがでしょうか( ^ω^ )
 
今回は股関節痛に関する患者さんのお話です。
当院は股関節痛を得意とするため、股関節痛に悩まれる方々が大勢いらっしゃいます。
また、ぼくがランニングやトライアスロンをしているということもあり、運動をされている方で股関節を痛めた方も大勢いらっしゃいます。
運動する際必ず使うのが股関節なので必然といえば必然なことですからね(^^)
今回紹介させていただく方はもうすでに右の股関節の手術をされています。
60代女性(ここではFさんとさせていただきます)です。
手術をされる前から来院されていたのですが、来院されたときにはすでにいつ手術をしてもおかしくない状態でした。
元々腰が悪く、「腰椎すべり症」「脊柱管狭窄症」「腰椎ヘルニア」の3点セットをお持ちです。
そんなセットいらないですよね(^_^;)
多分遺伝的に腰と股関節が悪いのではないかと思われます。
腰と股関節は非常に密接に関係するため切っても切り離せないものです。
手術まで色々ありましたが、東京の病院で手術されることとなり、無事成功しました。
手術をする際病院のお医者さんに「左の股関節も悪いね」と言われたそうです。
股関節を悪くされた方の特徴の一つとして、痛みがある側とは反対の股関節も悪くすることがあります。
Fさんも長いこと右の股関節痛に悩まされており、歩き方もかなり左側の股関節に負担がかかっていました。
しかし、あまりにも患側の右股関節痛が酷すぎたため、健側の左股関節は全く気にされていませんでした。
術後右の股関節は良好でしゃがんだり歩いたり全く問題ない状態になりました。
(術式によってはしゃがんだり歩行も普通になりますが、しゃがむことはもちろんのこと股関節を90度以上曲げることも出来ない手術もありますので注意しましょう。)
Fさんには現在主に左の股関節の施術をしますが、たまに右に違和感や若干の痛みも出ることもあるためその時は右の施術も行います。
現在の右に関しては、早期に施術をすれば大概1回で痛みや違和感はなくなる状態です。
左も痛みが常にあるわけではないので、痛みや違和感が出た時に施術をすると大概1回でよくなる状態です。
上記しましたが、Fさんは元々腰が悪いこともあるため腰の施術も欠かせません。
とにかく、今は左の股関節の変形を必要以上に進めないために筋肉のコリや張りを適切にとる必要があります。
そのためには腰の施術も必要ですし、右の股関節のケアも必要です。
痛みが出る左股関節だけを診るのではなく、身体全体を診ないといけません。
なぜなら骨に問題があるわけではなく、筋肉に問題があるからです。
どの筋肉に問題があるのかを探るためには身体全体を診る必要があります。
股関節痛で悩まされている多くの方が誤解されている大きな一つとして、股関節痛の根本的な問題は骨にはないということです。
問題は筋肉にあるのです。
病院では筋肉まで診てくれません。
診るのはレントゲンやMRIなどの画像だけです。
だからいつまでたっても股関節痛が良くならないのです。
何度も書きますが、問題があるのは筋肉です。
あとはその筋肉をどのようにほぐしていくかです。
 
股関節痛で悩まされている方、病院での治療に疑問をもたれている方、何とかなるかもしれませんよ( ^ω^ )
一度ご相談ください。
お待ちしております♪( ´▽`)
 

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