股関節痛により歩き方がおかしくなった

鹿児島は季節の変わり目に入り、気候が安定しない日々が続いております。
晴れていたと思ったら急に強い雨が降り出します。
お出かけするには厄介です(^_^;)
 
今回ご紹介させていただく方は、40代女性(ここではHさんとします)、左の股関節に痛みが強くある方です。
最初ご来院された時、左脚が外にぶん回すように脚を出し、着地が内股になっておりました。
初めての施術をした時、少し押すだけで痛みを感じていました。
2回目、最初のような痛みは感じず筋肉が柔らかくなっていることをぼくも確認しましたし、Hさんも認識されてました。
施術を繰り返すうちに歩き方も少しずつ良くなってきました。
それから定期的に通われていたのですが、仕事の関係と病院でリハビリをするとのことで約4ヶ月ほど空きました。
久しぶりにみえたHさんは歩き方が元に戻っており、筋肉もガチガチになっていました。
久しぶりの施術の1回目はやはり押している時にかなり痛みが出ましたが、2回目から筋肉もほどよく柔らかくなり1回目ほどの痛みが出ることはありませんでした。
病院でリハビリをしていた内容が、股関節を他動的(自分の力ではなく他人に動かしてもらう動きのこと)に動かすことが主だったとのことです。
ぼくが考える股関節治療のアプローチとは相反する内容です。
なぜなら、筋肉は他動的に動かしてもたかがしれているからです。
ストレッチは筋肉を「ある程度」ほぐすには良いとは思いますが、かたまってしまった筋肉を動かすには不十分な運動です。
しかも、順番が違います。
他動的動きをする前に筋肉をしっかりほぐさないと関節は正常に動けません。
運動療法をするにしてもまずは筋肉をほぐさないとあまり意味はありません。
筋肉を専門的に勉強している人なら常識的な話ではありますが、筋肉はコリや張りがある状態だと正常な働きをしてくれません。
股関節痛に悩まされている方は筋肉が正常にほぐれていないのにも関わらず、運動をするよう指示されます。
上記しましたが、順番が明らかに違います。
Hさんもリハビリをしているはずなのに歩き方がおかしくなったし、筋肉がガチガチにかたくなってしまいました。
しかし、これが股関節痛に悩まされる方々のリハビリの現状です。
もちろんリハビリが悪いとは言いません。
もっと筋肉を触って判断すべきです。
レントゲンや画像診断だけでは絶対に限界があります。
リハビリをしているのに股関節痛が変わらなかったり、痛みが酷くなっている方はいらっしゃいませんか???
変形性股関節症は、決して進行性ではありません。
股関節が変形してしまうと痛みが出るのが当たり前ではありません。
痛みを出しているのは、筋肉です。
関節には神経はありません。
これはお医者さんも知っていることです。
しかし、関節が変形したから、骨と骨がぶつかってるから痛みが出ると言います。
なんて矛盾だ!
 
そろそろ筋肉に目を向けてみませんか?
あなたの股関節痛、何とかなるかもしれませんよ( ^ω^ )
 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

記事に共感頂けたらシェアお願い致します!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次