今日は桜島でランニング大会がありました。
来年のマラソンシーズンの練習として
10kmに参加しました。
2つのきつい上り坂があるこの大会で、なんとかして
38分を切ることを目標にしてました。
5kmを過ぎて少ししたら溶岩道路という500〜600m程の上り坂があります。
そのあと200mほどの直線のあと 300mほど下り坂があり、そのあと500mほどの上り坂があります。
そのあと1、5kmほどの下り坂があります。
さて、今回の桜島はどんな戦いになったでしょうか。
1日を振り返って記述していきます。
これより敬語省略します。
朝6時30分に起き、ご飯を食べる。
菜の花マラソンの反省を活かして、アッサリ系の朝食で普通に済ませる。
10kmなので、量も本当に普通の量を食べる。
8時前に最後の補助食品バナナを一本食べる。
8時過ぎ、車で移動。
8時30分過ぎに会場に着き着替える。
9時30分頃に適当に外に出る。
靴紐を結んでいると
突然時計が腕から落ちる。
なんで落ちたか意味不明だったが、どうやらバンド部分が壊れたらしい。
そんな壊れた時計
横に人がいたため平静を装うも、心臓がバクつきパニックに陥る。
がしかし、どうしようもないことがわかり手に持って走ることを決意。
無理やりトイレで用を済ませる。
10時ハーフと5kmのスタート。
今回は全体で20位くらいと思い最前に並ぶ。
しかし、恥ずかしくなり少し下がる。
そんなこんなで市長の合図でスタート。
『あれ?今僕は走ってるのか?』
という感じでスタート。
前方に引っ張られるように最初の1kmを速過ぎるタイムで通過。
4km前後で2〜3kmまで僕の後ろにずっと付いていた30〜40代の男性が僕の前に出る。
今度は僕がその人の後ろについていく。
3:45/km付近で5km まで通過。
そして、最初の難関溶岩道路に差しあたる。
坂道を腕を振って必死に食らいつき走る。
登っているところで大学生の一人を抜く。
この坂で3:55/kmで行く予定がオーバーしてしまう。
登りきり直線と下り坂で体力を回復しながら走っていると大学生が前にでる。
やはり隙をみせるとそこを突かれるんだと実感。
下り切った後、すぐに上り坂へ。
そこで、ずっと一緒に走っていた男性を振り切る。
前方にさっき抜いた大学生を追いかけながら走る。
1kmくらい続くと思っていた2つ目の坂道が意外と短く400〜500mで終わる。
8km地点、まだ坂道があったかなと思いここでもまだ自分を抑えてしまう。
9kmになりやっとでスパートをかけ始める。
目の前にいた大学生の横を抜くとき、生意気ながらケシかけた。
『ラスト!ラスト!行くぞ!!!行くぞ!!!!!』
声と手で合図すると応えてくれ、横に並んで走り出す。
抜きつ抜かれつのスパートを展開。
しかし、さすが大学生。
前に出られた。
なんとか食らいつきながら走るも、離れていく。
以前の僕ならここで諦めスピードが落ちていただろう。
だがしかし、僕はそこからスピードをあげた。
菜の花の悔しさがここでいきた。
なんとか大学生の後ろに食らいつく。
もう少しで追い越せる位置までつく。
ギリギリ2秒くらいの差で追いつけずゴール。
結果は38分32秒。
38分はきれると思っていたレースだけに悔しさは残ったが何回か走ってきた中で初めてのことが起こる。
走り終わり、僕の前でゴールした大学生が
『ありがとうございました!!』
と言ってきた。
こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいだった。
僕から挨拶する気だった。
『ありがとう!』
と言って、握手をする。
少し会話をした。
その時間10秒程度だったが、僕の中では2分くらいしたと思っていた。
意外にあっさりだったんだな。
気持ち良かった。
もちろんきつかったが、初めてレースの醍醐味を味わった気がした。
ずっと一人で練習をしているからか、走ることは一人の戦いと思っていた。
しかし、ランニングも実はそれぞれの戦いがあることがわかった。
その大学生ともっと話をしたかったが、今ではどんな顔かも思い出さない。
またどこかで会おうじゃないか。
その大学生の名誉のため書いておくが、その大学生は練習をほとんどしていなかったらしい。
確かに、後ろから見ていて体ができていないのがわかった。
ほとんど練習をしていない大学生、毎日練習している僕・・・。
やっぱ凄いんだな。
その後さすがに10kmのため走り終わって5分後にはほとんど体力が戻る。
患者さんが走っていたため、そこから追いかけようと思うも思いがけないことが起こる。
なんと30代で3位に入ってしまった。
5位くらいを目指していたのだが、まさか3位とは!!!
今回は運が良かった!!!
毎年このタイムで3位は、難しいところだ。
大会スタッフに聞くと、年代別3位以内だと表彰されるとのこと。
走りに行けず、着替えて表彰を受ける。
人生2回目の表彰式を受ける。
そんな表彰状と走り終わった僕
その後、患者さんたちと合流。
このTシャツをデザインしていただいた方々と一緒に
なんと美人な方々なんでしょう!
誘った時は10kmも走れるわけがない!
と言ってましたが、普通に走りきってました。
10kmなんてこんなもんだよ。
きついけどやり切れる距離。
ハーフ(21km)はさすがに走り終わった後結構きつい。
フルマラソンは走り終わった後死ぬ。
けどねみんな、やればできるんだよ。
やるかやらないかだけ。
目標はそれぞれ違うけど、やることに意義があるんだ。
走ってなんの意味があるんだ?
自転車・車があるこの時代になんで走るんだ?
お金払ってきつことして何が楽しいんだ?
こんなことを言う人に限って、走ったことがない人だ。
そんな人に言いたい。
『とにかく、走ってみろ! 』
話はそれからしようじゃないか。
面白いとは言わない。
けど、人生変わるよ。
そんな熱い話を聞きたい方はぼくの手へお越しください!
お待ちしております!!!
何より走り終わった夜ご飯のビールが美味い!
それだけでも味わってほしい!
次は2週間後に開聞岳を一周するというよくわからない大会にでます。
そのレビューをお楽しみに!!!
第35回ランニング桜島 2015
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