走り終わった後に足首の上の骨が痛くなった

急激に冷え込んだ日本列島でしたが、鹿児島は一瞬だけでした(´Д` )
最低気温が10度前後なので走るにはもう少し下がって欲しいところです(^_^;)
全国的には寒くなっているみたいですので、火の元には気を付けましょう!
 
さて、本題です。
今回もランナーの怪我についてです。
週に3回程度10kmを走られている40代女性の患者さん(Kさんとします)の話です。
2018年の鹿児島マラソンに当選して2年連続で走る事になりました。
2018年を走るかどうか迷っておりましたが、走る事にされたみたいです(^_^;)
頑張って走りましょうね*\(^o^)/*
ランニング関連のことなら何でも相談してくださいね*\(^o^)/*
先週練習終わりに突然両方の足首の上の骨(スネの付け根辺り)が痛くなったそうです。
身体を触ってみると、全身的に疲労が溜まっているのがわかりました。
痛くなった可能性を色々探りながら話しているとあることがわかりました。
これまでランニングをするときは、マリンポートのチップトラックで走っていたそうですが今月からアスファルトを走るようになったそうです。
少し前の記事でチップやアスファルトの衝撃の話を書いたと思います。
もろにその話に付随したことになりました(^_^;)
チップは柔かいので脚に衝撃がきにくいことはきにくいですが、マラソン大会はほとんどがアスファルトを走ります。
そのアスファルトで練習をして痛めてしまったから「やはり柔らかい地面で練習した方が良い!」というわけではありません。
やはりマラソン大会はアスファルトを走るので、確実にアスファルトでの練習をしなければなりません。
しかし、アスファルトを走ると痛みが出てしまいます。
では、Kさんはどうすれば良いのでしょうか。
これから書くのはKさんの身体を触ってわかったことですし、じっくり話し合ったからわかったことですので全員が全員同じというわけではありませんのでそこは大前提で読み進んでください。
この記事を読んで「自分も同じだ!」と思っていても実際診ると全く違う理由からその部分が痛くなった可能性もありますので、素人判断は決してせず信頼出来る治療家の元へいきましょう。
 
これまでチップで走っていたのに、急にアスファルトで走ることを増やし過ぎたことにより骨がその衝撃に耐えられなくなったのです。
「骨膜炎」と考えられます。
漢字の通りですが、骨の膜の炎症です。
この場合は痛みがある部分に超音波をかけて3〜5日程度安静にすると治ります。
また、練習を再開する際は距離を短めに開始し6〜8km程度にしましょう。
あとはアスファルトの衝撃により特に脚全体に負担がかかったことにより、脚に疲労を感じられたと思われます。
ご自宅でストレッチや入浴の際セルフマッサージをされているとのことですが、ご自身では対処できないくらい疲労がたまっています。
そこはプロに任せた方がぼくは早いと思います。
はっきりと申し上げますが、セルフケアには限界があります。
自分で出来ることは自分でやった方が良いとは思いますが、任せるべきところは任せてた方が絶対的に良いです。
 
中にはこのような考えの方も稀にいらっしゃいます。
『人に身体をほぐしてもらうのは、自分の力ではない。それに慣れてしまってはそれは自分の力で走っていることにならない。』
これはかなりの極論だと思います(^_^;)
そう思うのであればそれで良いですけど、では自分で一体どれだけのケアが出来るかわかっているのかな?とぼくは思います。
身体を治療するプロとして勉強も重ねて、尚且つランナーとしても勉強を重ねているぼくが言いますが、セルフケアには限界があります。
絶対的に限界があります。
ぼくも自分でケア出来ない部分が絶対あります。
また、身体のケアだけがぼくの手の治療ではありません。
様々なアドバイスを含めての治療です。
当然ですが、ぼくより施術の上手い治療家はたくさんいます。
しかし、その人たちに「総合力」で負けないよう努力はしています。
身体のことだけでなく、話すことも含めての治療とぼくは考えております。
 
話がそれました(^_^;)
ぼくの悪い癖です(^_^;)
 
まだ初期段階だったのでこの程度で済むと考えられますが重症化すると話が全く変わりますので同じ症状の方は気を付けてください。
Kさんはまだ初期段階でしたので、超音波と少しの安静期間を経れば治ると思われます。
それよりも痛みが治った後が大事です。
痛みを引きずりながらの練習は避けなければなりません。
アスファルトでの練習をなるべく少しずつ増やさなければなりません。
アスファルトを走った後はいつもより身体のケアを入念にする必要もあります。
日々のセルフケアをしているのにも関わらず、あれだけの疲労が突然身体に現れたのはそれだけダメージが強かったということです。
しかし上記しましたが、マラソンはほぼ全てをアスファルトの上を走ります。
アスファルトでの練習を徐々に増やしていき、身体をアスファルトに慣れさせる必要があります。
それを繰り返していくうちにちゃんとアスファルトに慣れてきますので、今は不安かもしれませんが頑張りましょう*\(^o^)/*
何かあれば任せてください!
鹿児島マラソンまでそれぞれの目標に向かって頑張りましょう*\(^o^)/*

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

記事に共感頂けたらシェアお願い致します!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次