真剣にやっているからこそ不安になる

今週の前半はとても暖かい日が続く鹿児島です!
最高気温が20度を超えてくるので、かなり暖かいです。
最早春の陽気です(´Д` )
走るにはきついんですよね・・・。
まぁそのうち寒くなるでしょ!
 
本題に入ります。
あるランナーの患者さん(kkさん)に質問をされました。
 
『青太で3時間45分を切ろうと思って練習してきましたが、それが無理ではないかと不安です。タイムを下方修正した方がいいですか?』
 
この気持ち痛いほどわかります(^_^;)
ぼくもここ3ヶ月ほどサブ3の練習を「こうでもないああでもない」と試行錯誤しながら実践してきました。
しかし、今一サブ3する自信がありません(^_^;)
サブ3をするための練習を積んできましたし内容は悪くないと思うのですが、不安の方が大きいです。
練習内容にも波があって、良い時もあれば悪い時もあり、良い時は「このままいけば2時間40分くらいで走れるんじゃね?!」となったり、悪い時は「サブ3どころか42kmを走り切ることなんて無理なんじゃね?!」となったりします。
わかってるんですよ、この波に逆らなければいいということは。
わかってはいるけどどうしてもこの波に左右されてしまいます。
この波を小さくする方法は「ただひたすら練習に打ち込むのみ」と思ってます。
もちろん、練習内容は試行錯誤しますよ。
ただきついだけの無駄な練習をするということではなく、「与えられた自分の練習にひたすら打ち込む」ということです。
この不安な気持ちになるのは真面目に練習している人ほど顕著に現れます。
 
kkさんはとても真面目な方です。
絵に描いたような真面目な方です。
足を痛めることが多く、中々思ったように練習が出来ない日々でしたが、その中で自分にできる最善を尽くして練習に取り組んできました。
今度の青島太平洋マラソンに向けて練習をしてきました。
3時間45分というと、大体5:20/kmで走らなければなりません。
このタイムを「下方修正した方が良いのではないか?」ということでした。
アドバイスするぼくとしてはとても単純なことです。
 
『YES or NO』
 
しかし、単純だからこそ難しくなります。
kkさんと出会って約1年経ちますし、お互いの信頼関係も築いてきております。
身体のアドバイスだけであればある程度固定的に出来ますが、今回のような場合はとても迷います。
まだ足の甲の痛みが残っていたり、筋肉に疲労が残り過ぎていたり様々ある状態です。
あと2週間で痛みや疲労が取れるという確証はありません。
ぼくはこうアドバイスしました。
 
『この青太が最後のマラソン大会ではありませんし、ここで3時間45分出来なければ死ぬというわけでもありません。ですので、5:20/kmで走ってみましょう。目指すだけ目指して成功すればそれはそれで良いし、失敗してもなぜ失敗したのかを次に活かせば良いと思います。何が足りず、これから鹿児島マラソンに向けて何をすべきなのかがわかると思います。挑戦してみましょう。』
 
相手によっては「怪我を悪化させてしまうからペースを落として走りましょう」とアドバイスするかもしれません。
怪我の度合い、kkさんの性格などを加味してここは「TRY」を選びました。
 
 
目標を達成できるかどうかは誰にもわかりません。
他のランナーの方からも同じように不安な気持ちをよく聞きます。
実際今日も聞きました。
真面目に練習しているからこそ不安になる気持ちが芽生えるのだと思います。
kkさんにアドバイスしているとき、なんだか自分自身にアドバイスしているような不思議な気持ちになりました(^_^;)
 
ぼくの手ブログでよく書くことですが、改めて書きます。
速さに差はあれど42,195kmという距離は全ての人に等しく用意されています。
この距離を誰が・どのように・どのような気持ちで走るのかは無限です。
昔の貴族が「自分の家の前でゴールするところを観たい」という理由で距離が微調整されたこの42,195kmという中途半端な距離にランナーは翻弄されています。
 
『走るだけ、それが難しい』
『Just run,it is difficult』
 
真剣であればあるほど難しくなっていきますが、難しく考え過ぎてもいけないときもあります。
kkさん、今回はTRYしてみましょう。
ぼくもTRYします。
すれ違った時、お互い気付いたら声を掛け合って頑張りましょうね。
もちろん、kkさん以外にも患者さんで青太を走る方はいっぱいいます。
すれ違ったら声掛け合ってお互い応援していきましょうね*\(^o^)/*
ぼくは顔が白いし頭に矢が刺さってますし頭頂部が肌色です!
ぼくが気付くより皆さんの方が先に気付くと思います!
整骨院を一歩出ると極度の人見知りだし、レース後半は極度の疲労で素っ気ない返事をしてしまいそうですが、ぼくも勇気と元気を振り絞って返礼いたします(´Д` )
不安な気持ちや疲れを吹き飛ばすくらいお互いにエールを送りましょう*\(^o^)/*
レース前の写真は・・・多分恥ずかしくて一緒に撮ることは出来ないと思ってください!
(盗撮はOKです!)
時間ギリギリまで車かトイレかどこかに隠れていると思います!
そういえば患者さんにテーピングしたりする予定なので、多分落武者でテーピングすると思います(´Д` )
人に見られないようにひたすら隠れようと思います(´Д` )
 
 
このレースの緊張感は何とも言えないものがあります。
不安に押しつぶされそうになるし、神経がピリピリします。
常に心臓がドキドキしてるし、呼吸も浅くなります。
何とも表現しにくいものですがわかる人にはわかりますよね。
嫌だけど後々はこの緊張感が良いんだよねとなったりもします。
いや〜、だけどこの緊張感、実に嫌ですね(^_^;)
これが好きな人もいますけど、ぼくはあまり好きではありません。
けど、現実は刻一刻と近付いてきています。
2週間切ってテーパリング全開で今週を乗り切り来週からカーボパーティの始まりです!
次回はカーボローディングについて書こうと思ってます!
良いお店の紹介もしますよ(^O^)/
ぼくが世界一好きなラーメン屋さん(ラーメンの好みは人それぞれあります!)の店長さんに頼んでカーボラーメンを作っていただきました!
その紹介もしたいと思います( ^ω^ )
お楽しみに〜♪( ´▽`)
 

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