膝裏痛のテーピング

北海道まで残り2週間となり徐々に興奮と不安が入り混じった状態です。
その前に北海道から無事に帰って来れるように持っていく荷物をしっかりと準備しないといけません。
そして準備といえば話はがらりと変わりますがスポーツでも準備は必要です。
今回は膝裏を痛めた高校生、中学生の2名について書かせて頂きます。
 
まずは高校生2年生のNさん
最近バレーボールに青春を注ぎ込みすぎて高校生らしい青春をおくれていないことが悩みだそうです。
Nさんの膝裏の痛みは10ヶ月くらい前からはじまり治療を行うと痛みは無くなっていました。
しかし2、3ヶ月前から痛み出しましたが部活動が忙しくなかなか治療をおこなうことが出来ませんでした。
そして先週18日の練習中今までとは違う激しい痛みが出ました。
19日に来院した時は脚を外側に捻る動作やピンッと膝を伸ばす動作で痛みが発生して膝窩筋と呼ばれる筋肉に炎症がありました。
20日から試合があるということでなるべく痛みを無くしたいところでしたが炎症はすぐにおさまるものではありません。
施術と筋肉の炎症によく効果がある超音波治療をした後テーピングを行いました。
外に捻る動作と膝を伸ばす動作で痛みが出たのでその動作が強く起こらないようにしました。
 
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膝の痛みというとテーピングでガチガチに固定するというイメージがありますが、その痛みに対してのテーピングを行うことで見た目は頼りないですが効果はしっかりとあります。
ガチガチに固定するとプレーの動きを悪くすることもあるのでよくありません。
(靭帯損傷などではガチガチに固定することがあります)
本日来院されたNさんもテーピングが良かったと言っていただきました。
しかしテーピングの効果もかぎられたものがあります。
Nさんにはお伝えしましたがテーピングは1試合が限度です。
2試合目になるとあまり効果がなくなるためできれば試合の間で巻き直すことが一番になります。
(実際Nさんも2試合目は痛みがでました。)
ですがテーピングを巻き直すことはトレーナーさんがいるチームしかできません。
そのため痛みが出始めてもケガの悪化予防することには多少役に立っているので試合が終わるまでつけていることをおすすめします。
その点サポーターなどは効果が持続するので自分に合うサポーターがあればそちらをつけていただくのが一番です。
 
次に中学生2年生のRくん
サッカーの練習にて先週の14日に痛め、15日に来院されました。
触診した結果ふくらはぎの使いすぎ(疲労)から膝裏に痛みが出ていました。
施術と超音波治療を2日行うと痛みはかなり無くなりましたが、20日に試合がありケガの悪化防止のためテーピングを行いました。
 
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ふくらはぎをサポートするテーピングになります。
とても簡単ですがテープの引っ張り度合が大事で強すぎても弱すぎてもよくありあせん。
この加減が少し難しいところなので一人で行わず巻き慣れた人にしてもらう事をすすめます。
以上膝裏痛のテーピングをご紹介させて頂きましたが膝裏の痛みでもテーピングの方法は同じではありません。
身体の状態をみてどこが原因なのかがわかって始めてテーピングの効果が発揮します。
今までご自身でテーピングをされていた方は治療院などで原因を聞き、それに対するテーピングをしてもらうことでテーピングより効果が上がると思いますので参考にしてみて下さい!
 
 

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 東海地方も積雪で死にそうなくらい寒いです
    生きて帰ってきてくださいね
    テーピングを待っている患者さんのためにもね

    • アニメ師匠さん
      鹿児島マラソン前にはしっかり帰って来ます!
      北海道を経験してワイルドなテーピングの巻き方になっていると思います(笑)

      • 靴底の厚い、馴れない防寒靴をはいてリヤカーを引くと
        足の裏が痛くなる
        自分用のキネシオも必需品だった
        あかぎれ、しもやけ用のクリームも

        • アニメ師匠さん
          テーピングも準備しておいたほうが良いですね!
          自分だけではなくもしかしたらリヤカー仲間に使うことがあるかもしれないので。
          それとワセリンも持って行きます!
          有力情報ありがとうございます。

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