リヤカー隊最終日となる6日目です。
2/10(土)
この日、出発時から雨が降っており何か嫌な感じが僕の中でありました。
だがそれとは裏腹にリヤカーを順調に押すことができる自分がいました。
この時点でリタイアするとは全く思っていませんでした。
しかし休憩後のスタートから足が動かない。
おまけに注意力も散漫でリヤカーの後続に渋滞が出来ていることも気が付かないほどでした。
一歩進むごとに辛い。
リヤカーも見たくないほどに辛かった。
その中で頭に浮かんだ「リタイア」という言葉。
そして15km地点での決断。
「リタイアします。」
簡単な言葉を伝えるだけなのに言い表せない自分との葛藤があり勇気がいることを知りました。
リタイアが受け入れられて安堵している自分がいる。
そんな時にハカセからあと18km頑張ろうと言われ、進みたくないのに首を縦にする。
ゴールまでの残り18kmは地獄だったのは言うまでもないです(笑)
目的地に着くと嬉しい気持ち、情けない、悔しいといった様々な感情が溢れ出てきて、いつの間にか泣いている自分がいました。
暖かいビジネスホテルで横たわり眠りかける中、
明日歩いたらまだまだ歩けるのでは?
今だったらリタイアを取り消せるのでは?
でも明日続けてもすぐリタイアという結果になったでしょう。
これが僕の実力であり厳冬期北海道リヤカー隊は終了しました。
最後はとても簡単に終わりましたが続いて感想に続きます。
はじめに応援していただいた皆さまありがとうございました。
道中での声掛けや差し入れ、Twitterでの沢山のコメント、いいねとても嬉しく励みになりました。
遅くなりましたが感謝申し上げます。
そして今回のリヤカー旅を終えて何を学んできたのか。
ここが一番のポイントです。
今なお、わかっている事は少ない状態で全く理解できていないことだらけです。
その事をいつになったら理解できるのか、理解したことを活かせるのか正直いってわかりません。
「あの旅は何のために行ったのだ」と沢山の人にいわれると思います。
何も学んできていないのでは?と自分で考えるときもあります。
しかし絶対に大事な事を学んできているはずです。
それを活かすことが出来るのは僕だけです。
すぐに活かすことができるか自信はありません。
けど行動に移すことが大事です。
行動に移す前の準備も必要です。
今すぐやるのか、やらないのか。
神様に試されているのかもしれません。
なんだか意味がわからないですが、これからは思ったことは行動していきます。
最後にリヤカー旅を企画してくれた大木ハカセさんありがとうございました。
辛い苦しい旅でしたが参加してよかったです。
自分がいかに怠けて口だけの男だったかがわかりました。
次回この企画があったときリベンジを望むとは現段階では言えません。
しかし挑戦する時はこの根性なしを連れて行って下さい。
またお会いしましょう!
そして一番に感謝しているのが院長です。
体がデカイだけが取り柄の僕に長期の休みを取らせて行かせてくれました。
その期待に応えることなく帰ってきて、しかも成長していない。
僕は顔向け出来ない状態です。
ですがリタイアについて責める事はありませんでした。
先程も書きましたがこの経験を活かせないままかもしれません。
そんなことにならないよう努力していきます。
迷惑ばかりかけると思いますが、よろしくお願いします。
北海道に行かせていただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (6件)
ケンタ先生が北海道に行かれている間、夫婦の会話が微増しました(笑)
SNSに疎い夫が、頻繁にケンタ先生のTwitterをチェックし、更新がないと、遠い北の地にいる先生を勝手に心配し、毎朝、起き抜けにケンタ先生のことを話しておりました。
寒かっただろうし、痛かったでしょうけど、無事に帰ってこれて、何よりです。
落武者先生には感謝ですね(*^_^*)
9618さん
応援ありがとうございました。
出発前のアドバイス助かりました。
冬の北海道は綺麗でありながら厳しい環境でした。
行かせてくれた先生には本当に感謝です。
次は現段階で出せる限りの力を鹿児島マラソンに注ぎます。
かんばりましょう!
Twitterで応援してました。
こちらのブログも楽しみに読ませていただきました。
足の裏、、凄かったですね(-_-;)
人それぞれだと思いますが、限界と挫折は違います。
人生においてはやらない選択、挑戦しない選択こそが傍で見てて残念に思えることはありません。
もちろん口では表現できないほどの辛くて苦い経験もします。
でもそれは自分を更に強くしてくれる人生の一ページにもなるし、そして貴方の後を追う者たちにとっても素晴らしい経験談となったのです。
私も形は違えども前人未到の挑戦をしました。
今ではそれが誇りとなり、我が子も含めたくさんの教え子を育てる事ができました。
いずれまた頑張ってください。応援していますよ。
整骨院にもいずれお邪魔したいと思います。
感動をありがとう。
ロロノア・ヒロさん
応援ありがとうございました。
冬の北海道は厳しかったです。
足裏のマメは初期の処置に問題があり、あのようなことになりました。
これも間違いをしてわかったことです。
知識はあっても経験に勝るものはないと実感しました。
この旅が終わり次に挑戦するものが出来たので挑戦していきます。
整骨院にお見えになった際は前人未到の挑戦についてお聞かせ願えませんか?
気になって仕方がないです(笑)
繰り返しになりますがこちらこそ、ありがとうございました。
お疲れ様でした。
まずは元の生活に戻って頭を切り替えていきましょう
20代の時の経験は10年、20年先に活きてきます
「今日より強い自分になる」
アニメ師匠さん
「今日より強い自分になる」今の僕に響く言葉ありがとうございます。
10年後の自分に失望しないために日々積み重ねていきます。