鹿児島はどんどん春に向かっております!
とても暖かくこの時期の陽気は大好きです。
ついついお昼を近くの公園で食べてしまいます( ^ω^ )
気持ち良いですもんね( ^ω^ )
さて、本題です。
先週股関節痛に関する質問がきました。
股関節痛に関する質問が多数来ているのですが、答えることが非常に難しい状態です。
前回も書きましたが、股関節痛は様々な要因があり起こるものです。
また、治療に関することも多岐にわたるためお答えすることが出来ません。
その中で今回の質問は答えれそうでしたので、答えることにしました。
ぼくも股関節治療に関してプロフェッショナルとして行なっております。
質問だけして、それに答えても何の返答もないことに戸惑いと苛立ちを憶えました。
こちらも暇ではありません。
貴重な時間を割いてまで、見知らぬ方の質問に答えております。
どうか今回の質問をされた方から返答がくることを祈って書き進めます。
また、今後は股関節治療に関しての質問はお答え致しません。
患者さんに関することだけ書いていくことにしました。
ボランティアでやるにはハードルが高過ぎると判断しました。
それでは質問内容です。
“臼蓋形成不全術後から現在、変形成股関節症になっている者です。
こちらのような整骨院が地元にもあるのか……整骨院に行ったことがなくて実はよくわからないのですが、筋肉をほぐすことができればこの激痛は軽減させるものなのでしょうか?
股関節前部、左足の正面から内側までの幅で、膝下~ふくらはぎまで、もっと酷いときは指先まで痛みが起きます。
整形外科に行ったところでどうにもならなかったので諦めて、痛み止めも止めて、ひたすら堪えて痛みに慣れることを選択しましたが、ここ10日ほど痛みがほとんど引かなくなって困っています。
筋肉をほぐすことができればもしかしたら…と知り、突然メールでお尋ねしてしまいました。
もし返信いただければありがたいのですが……。
よろしくお願いいたします!”
結論から申し上げまして、筋肉をほぐすと痛みは軽減することもあります。
しかし、軽減しないこともあります。
なぜこのような曖昧な答えかと申しますと、質問者さんがどれくらいの状態なのかが全くわからないからです。
確かに痛みが強くあり相当お困りのようですが、実際に歩き方や股関節の状態を診てみないと絶対的に何とも言えません。
また、変形性股関節症とのことですが、どの程度変形しているのかわからないと何とも言えません。
筋肉の硬直をほぐし、その後患者さんに合った運動方法や動作を一緒になって確認します。
これは患者さんにも必ず話すことですが、施術する側だけが全て解決出来るわけではありません。
施術される側(患者さん)と一緒になって本当の意味で治療に向き合うことが何より肝心だとぼくは考えております。
ですので、ぼくは患者さんにも注文します。
ぼくの最大の目標はなるべく患者さんに通って頂かないことです。
最低限通って頂く必要がある場合はその旨伝えますし、そのことをしっかり理解して頂いております。
いつまでたっても治らなかったり痛みが引かないから通院頻度を上げるなんて以ての外です。
質問者さんの状態もこの文章だけではどこに原因がありそうなのかわかりません。
やはり直接会話しながら、どこが・どのように・どうしたら痛いのかを事細かに問診しなければなりません。
では、今回なぜこの質問者さんの回答をしたのかと疑問に思われた方がほとんどではないでしょうか。
質問文の最後辺りに書かれていることにお答えしたくて書きました。
”整形外科に行ったところでどうにもならなかったので諦めて、痛み止めも止めて、ひたすら堪えて痛みに慣れることを選択しましたが、ここ10日ほど痛みがほとんど引かなくなって困っています。”
多分レントゲンを撮って、その画像を見ながらこう言われませんでしたか?
『変形性股関節症はどうしようもないから経過観察するしかない。酷くなったら手術するしかない。これ以上することはないよ。』
大変残念ながら、ほとんどの病院で言われることです。
ぼくは真っ向から反対します。
そんなことはありません。
経過を観察するだけは絶対ダメですし、手術する必要はないかもしれませんし、やることは絶対にあります。
この事実だけは知ってほしいです。
やれることは必ずあります。
・筋肉のどこをほぐすか
・筋肉をどのようにほぐすか
・筋肉のどこを鍛えるか
・筋肉をどのように鍛えるか
この4つをするだけで劇的に回復する可能性があります。
(「だけ」と書きましたが、そこが何より難しいです。)
「絶対」とは言いません。
これらをやっても痛みが軽減しないかもしれません。
しかし、何もせず手術するまで変形を見守るのが正しいとはぼくは思いません。
誰だって手術はしたくありません。
ぼくも右の股関節先天的に悪いため痛くなりますし、脚長差が見て取れるくらい(5〜10mm程度)脚の長さが違います。
しかし、フルマラソンをそれなりの速さで走ったり、トライアスロンで国体に出れるよう挑もうとしてます。
ぼくは自信を持ってこう言います。
『ぼくが証明です!』
やれることは絶対あります。
質問者さんのお住いがわかりませんが、諦めずお近くで治療院を探されてください。
整骨院だけでなく、様々な治療院を探してみてください。
整形外科でも筋肉を診てくれるところもあります。
多少遠くても良いと思ったところには通ってみてください。
どこかに光りは必ずあります。
回答になっていないかもしれませんが、これが今回のぼくの回答になります。
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