筋力トレーニングだけがトレーニングではない。

ワールドカップがはじまり寝不足に困っているのではないでしょうか?
昨日の日本対コロンビアは日本中「大迫はんぱないって~」と叫んだことでしょう。
僕もテレビを見ていたら絶対叫んでいました。
しかしなぜかテレビを見ずにマンガを読んでました(笑)
どこか日本のサッカーに期待していなかったのだと思います。
けど昨日のリプレイを見て次回のセネガル戦はみたい!と感じさせてくれました。
次の試合の活躍も日本だけではなくもっと世界に知らしめてほしいです。
頑張れニッポン!
 
では本題に移ります。
皆さんトレーニングと聞くと、どのようなトレーニングをイメージされますか?
以前の僕でしたら真っ先に筋力トレーニングが浮かびあがります。
皆さんはどうでしょうか?
どのようなトレーニングをイメージされましたか。
以前の僕がなぜ筋力トレーニングを連想したかというと、今までの経験がそうさせています。
小・中・高校と柔道や相撲をしてきましたがトレーニングとなると腕立て伏せや腹筋などの筋力トレーニングばかりでした。
現在部活動をしている学生のみなさんもそのようなトレーニングが多いと思われます。
しかしトレーニングは様々なトレーニングがあり競技力をアップさせるためには筋力トレーニングだけでは向上しません。
筋力トレーニングで身につけた筋力を次はどのように使えるようになれるかが、他の選手に差をつけるために必要です。
ではそれはどのようにすれば良いのでしょう。
簡単な答えは色々なトレーニングをすることが大切です。
そのトレーニングをわかりやすく説明するために僕が相撲を経験しているので相撲で例えさせていただきます。
相撲という競技は超短距離型の競技であり立ち合い(スタート)の一瞬が勝負の行方を大きく左右します。
そのため瞬発力は欠かせません。
この瞬発力を向上させるためには何をすればよいのでしょう?
筋力トレーニングをすれば筋肉を速く動かす速筋(白筋)と言われる筋肉が鍛えられます。
しかしこれだけでは速く動かす動力が鍛えられただけの状態です。
車で例えるとエンジンが強くなったことになります。
そこから瞬発力を向上させるためにはアクセルを踏んでから車が動くまでの時間を短くすることが必要です。
つまり脳からの命令が速く伝わらなければなりません。
 
脳からの命令が筋肉に届くまでに
2秒かかる
1秒かかる
では1秒かかるほうが速く動けます。
 
相撲の立ち合いを例に挙げると
1,相手の手が土俵につく(自分の手を土俵につける)
2,脳から体に動けという命令が送られる
3,命令が筋肉届き体が動く
この流れの時間が短いほど速く動けることになります。
100m走で表すとスタートダッシュが早いことです。
 
立ち合いのスピードを鍛えるためには合図が送られてから速く動くトレーニングが必要です。
この場合相撲の取り組みをたくさん積めば鍛えられますが、相手とぶつかることは体に衝撃が加わり続けるため怪我へのリスクが伴います。
それで怪我をしてしまっては練習どころではありません。
怪我を防ぐためトレーニングは立ち合いの構えた姿勢から掛け声の合図で素早くすり足をする。
又はぶつかり稽古のように相手の胸に向かい掛け声の合図でぶつかるなどの練習(トレーニング)を繰り返し行うことで立ち合いのスピードは速くなります。
上記のトレーニングは神経回路を鍛えるトレーニングです。
そのため繰り返し継続しなければ効果は薄くなります。
瞬発力の話と少しそれますが利き手と反対の手で箸を使うことは難しいですが使い続けると上手になってくるのと同じです。
しかし瞬発力を鍛えるには神経回路を鍛えるだけではなく筋肉の収縮スピードも上げるともっと向上します。
 
(スクワット・ジャンプによる筋収縮スピード強化の様子)
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この説明をするとまだまだ長くなるのでこの辺にします。
要するに瞬発力を上げるだけでも筋肉、神経回路、筋肉収縮を向上させるトレーニングがそれぞれ必要ということを覚えておいてください。
特に部活動をしている学生さんは筋トレ重視になっているので気をつけてください。
ほとんどのスポーツがスピードと俊敏な動きが必要だと思われます。
筋トレをして体が大きくなっても速く動けなければ意味がありません。
速く動けるようにまずは自分が速く動きたい動作は意識して全力で動かすようにしてみてください。
最後にトレーニングも大切ですがトレーニングを全力で出来る体にすることも大事になります。
栄養や体のケアで体を回復させてあげるようにすることも忘れないでくださいね!
 
 
 

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 相撲の選手がスクワットジャンプしている写真、初めて見ましたが衝撃的でした(・∀・)
    いろんなトレーニングが必要なんですね。

    • Kouika7さん
      大きな体がジャンプする姿はなんだか新鮮で面白いものでした。
      相撲の練習はどのチームもほとんど同じなので他の選手に追いつき追い越すためには様々な練習や工夫が必要です。
      ランニングでも走るだけではなく体幹トレーニングなどを取り入れることが大切になります!

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