無事屋久島から帰還した「はらぐち」です。
国家試験に合格して柔道整復師になり一つ目標を達成しました。
そして新たな目標として私ごとですが5年後に行われる
鹿児島国体の相撲競技に出場することです!
国体ってスゲーと思った方安心してください
出場と言っても選手ではなく「審判」です(笑)
ここで「なんだ~選手じゃないのか」っと思った方
国体に出る選手の中には大相撲の幕下レベルの人もいて非常にレベルが高いです。
そこを頑張って選手で出ようとする心意気は残念ながら無くケガがとても怖いです。
しかし審判をするようになって選手とは違う角度で相撲をみれてこれがまた面白い!!!
面白いといっても・・・
相撲のどこが面白いんだ??
野球・サッカーのほうが断然面白い!
相撲なんて裸のデブがぶつかっているだけじゃないか!
ちょっちょっと待ってください 。
そんな人でも少しでも相撲に興味を持ってもらえると思う?
ちょっと変わったお相撲さんについて少し紹介していきます。
今から4.50年くらい前に活躍された方で名前(四股名)は「栃桜」出身地は山形県の方です。
この方はとにかくハチャメチャ!
ハチャメチャといえば最近では朝青龍を思い出す方もいると思いますが朝青龍なんて可愛いくらいすごいことをしていました。
行司さんの判定に納得がいかず土俵下まで追っかけたり、応援に来た女の子に手を振ったり、関取(十両)なのにキャバレー10店舗の名ばかりの社長になり横綱より稼いでいたりとか、とにかくマンガの世界みたい!!
他にも横綱の取り組みが終わったあとの弓取り式で弓を折ってしまったりなどハチャメチャな事ばかりでした。
この弓取り式というものは安土桃山時代に織田信長が相撲で優勝した力士に弓を与えて、それに喜んだ力士が弓を持って舞ったことが起源という説があります。
「へぇ~」とつい言ってしまった方
相撲には弓取り式など儀式みたいなものや作法があり一つ一つにちゃんと意味がありそれを知って相撲を見るとまた違う角度からで見ることができ面白いと思うのでテレビでよく見る作法とその意味を教えます。
まずは「塵手水」
読み方は「ちりちょうず」と読みます。
力士が土俵に入ってから座り手を「パンッ」と叩いてから両手を広げる動作で「なにも隠し持っていないよ」というのを表しています。
「四股」
両足を広げて腰を割ってから片足を上げる動作です。
遠藤関がきれいな四股を踏むことで有名だと思います。
これは稽古のひとつでもありますが、土俵にいる邪気をふみつけ邪気を払い意味もあり、東日本大震災のあと横綱が土俵入りしたのもこの意味が込められています。
「塩まき」
これも邪気払いで土俵を清める意味でまく清めの塩は一つの場所で650キロくらい用意されています。
塩まき、力士で画像を検索すると美し過ぎる姿があるのでぜひ見てみては!
「手刀」
力士が懸賞をもらう際に左・右・真ん中の順で手刀をきります。
この作法は五穀の守り神三神に感謝する礼儀とされています。
取り組みの最中に何気なく聞き流している「はっけよい」にも気を発する「発気」と「気負う」からきているとされ、がっぷり組み合って動きが止まった時にも「はっけよい」と声をかけ力士に気を送る役目があります。
「のこった」はそのままの「のこった」という意味です。
審判をしていると小さな相撲大会で「はっけよい」でスタートしないで「はっけよい、のこった」の掛け声で相撲がスタートしているのをみかけますが本当は「はっけよい」でスタートです。
テレビでは「はっけよい」と言ってからすぐ「のこった、のこった」と声を出しているのでそんな風に聞こえてしまっているのではないかと思っています。
まだまだ相撲のうんちく話(懸賞金の金額) などあるのですがまた次回にさせていただいきます。
相撲は歴史も長く実は僕もまだまだわからない事ばかりで勉強中です(汗)
これをみて少しでも知ってもらい相撲に興味を持っていただけたらありがたいです。
あと相撲のわからないことがあればコメントにでも書いてください。
わかる範囲でお答えします。
国技 相撲を盛り上げて行きましょう!!!
相撲っておもしろい!!!
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