光どん日記45〜インド修行〜

先日自転車で少しだけ遠くへ出かけました。
吹上市街地までの往復約80kmでした。
鹿児島はまだまだ暑さが続いていて陽射しがとんでもないことになっています。
鹿児島の陽射しは本当に殺人級のものでして、この80kmライドでかなり日焼けしてしまいました。
そこで、以前ブログで書きましたが日焼け対策としてビタミンCをボトルに20gほど入れました。
ボトルは二本積んで出かけるので合計40gの摂取になります。
それくらいしないと日焼けが怖かったんです。
 
『過ぎたるは及ばざるが如し』
 
この言葉が我が身に降りかかってくるとは思いもしませんでした。
ボトル1本を大体1時間30分くらいで飲み終わるのですが、飲み終わったところで丁度吹上市街地に着き、コンビニで2リットルの水と卵焼きとバナナを買い休憩しました。
大体10分くらいの休憩だったと思います。
ボトルの中身を変えたり食べたりして帰宅の途につきました。
漕ぎ始めて15分くらいでしょうか、急激にお腹が痛くなってきました。
しかもこの痛さは下痢の痛さ。
 
『これはビタミンCの過剰摂取の時になるお腹のゆるみだ!』
 
直感でわかりました。
しかもドンドンドンドンお腹の痛みが強烈になってきました。
しかし喉が乾くからボトルの水分補給をしないといけない、けどそこには高濃度のビタミンCが入ってるから飲むと尚更お腹がゆるんでくる、という最悪の悪循環が発生しました。
その時からぼくは血眼になって小道を探し始めました。
そう、人生で4度目の野糞をするためです。
吹上市街地から日吉までコンビニもないしトイレをする場所がないんですよ。
早く見つけたい一心で自転車を一生懸命漕ぎました。
しかし、早く漕ぐとお尻が刺激されその勢いで出てきそうになるため、早さと肛門の探り合いが始まりました。
 
早さ「これくらい漕いでも良いかな?」
肛門「そんなに漕ぐと出てくるけど良いかな?」
早さ「お尻を閉めるからもう少し早く漕いでも良いかな?」
肛門「ぼくも頑張るけどいつどうなるかわからないけど良いかな?」
 
大体こんな感じのやりとりをしていました。
そして、ついに我慢の限界が訪れました。
「小道なんて探してる暇じゃない、もう林の中に入ってやるしかない!」と覚悟しました。
自転車を持ち上げ、車からは見られないくらいの距離まで林の中に入り込みました。
その時のぼくの肛門括約筋(肛門を閉める筋肉)はフル稼働しており、ドラゴンボールでいうところのスーパーサイヤ人ブルーくらいになってました。
自転車を置き(置くというより投げ捨てるに近いかもしれません)、自転車から5歩くらい離れぼくは開放感に包まれました。
この世の全ての開放感がここに集まったかのような開放感でした。
ドラゴンボールでいうところの、ドラゴンボールを一番最初に使った時のウーロンが言い放った「ギャルのパンティおくれ!」ばりの開放感でした。
とにかく、ぼくはスッキリしました。
そこで我に帰りました。
『拭くものがない…。』
そこからまた頭がフル回転を始めました。
どうすればこの危機的状況を打破出来るか考えました。
そこで急にインドのことを思い出しました。
インドでは大便をした後、左手で拭くらしいです。
ぼくは悩みました。
猛烈に悩みました。
自分の左手を何度も見つめながら語りかけました。
『ヘイ、マイレフトハンド、この今の状況どう思うかい?お前にベストな解答が用意されていると思うんだ。その期待に答えてくれないかい?インドでお前は漢になるんだから先取りしても良いじゃないか?』
こんな感じでした。
覚悟を決め、まずはボトルの水でお尻をウォシュレットしようと思い、ヤンキー座りから少し腰を上げお尻を突き出し中腰の状態を保ったまま自転車まで歩きました。
この時の様子を動画で撮られていたら、この世に生きていれないほどの辱めを感じたでしょう。
ボトルを手にしたぼくは、飛び散りすぎないようにセルフウォシュレットを施しました。
大事な水分ではあるのですが、そこで500mlほど使いました。
極力マイハンドにつかないようにするため綺麗にする為には仕方ないと思いました。
ついにその時がきました。
と思った瞬間、目の前に大きい葉っぱが生えてるではありませんか(*゚∀゚*)
きっとヒンドゥー教の神様が見ていたのでしょう!
「お前がするにはまだ早い!」
とでも言ってくれたんだと思います。
すぐに葉っぱをちぎりぼくはことなきをえました。
それから爽やかスッキリの状態でライドを再開し、帰宅しました。
こんな感じの連休を過ごしました(゚ω゚)
因みに昔タイに旅行した時に手で吹いたことがあるのでインドでマイレフトハンドで拭くことが初めてではありません(゚ω゚)
意外とぼくは何かと経験してきてます(゚ω゚)
人から言わせるといらん経験なんでしょうけどね(゚ω゚)
とにかく、インドにはトイレットペーパーは絶対持って行こうと思います。

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コメント

コメント一覧 (8件)

  • マジレスいたしますと
    手で拭いても、完全におしりは拭けません
    さらに手も汚れ、臭いも染みつき最悪の状況になります
    靴下で拭く、靴下を履いていない場合は、パンツで拭く です
    パンツも靴下もトイレの場合流せないので、ゴミ箱に捨てましょう

    • >>アニメ師匠さん
      靴下という手がありましたか!!!
      それは全く考えつきませんでした!
      参考になるご意見ありがとうございます(゚∀゚)

  • ナマステ(*゚▽゚*)
    速さと肛門のやり取りのところ 最高です笑笑
    先生が昔やっていた滝行がこういう時に生かされているのでしょうね!
    ピンチを笑いに変えるところが凄いです(^o^)/

    • >>志武士ししまるさん
      ナマステ〜(゚∀゚)
      滝行が生かされているのか非常に微妙なラインですが、あの経験から得たものは「滝は危ない!」ということでした!
      ピンチはチャンス!
      ピンチの度合いが強ければ強いほどチャンスも強くなります!
      インドでは間違いなくピンチが強烈だと思います!
      ということは…!

      • 防ぎようのないピンチが来た時はガンジス川に飛び込むことをお勧めします\(^^)/

        • >>志武士ししまるさん
          ガンジスも中々のピンチな場所らしいですよ!
          しかも、今回はガンジス方面ではないようなので行きません(゚ω゚)

  • 日本人の超有名某女性マラソン選手も、
    途中でレース中コースから逸れてトイレに駆け込んでましたからね…
    しかも駆け込む瞬間がバッチリ中継に抜かれてました。
    腹痛は何気にスポーツにおいて最大の敵ですよね。
    特にレース日は起きたら一番にコップ一杯水飲んで、
    必ずレース前に出し切ってから臨まないといけませんね!

    • >>Obiさん
      そんなことがあったんですね!
      これまで本気で出場してるフルの大会でトイレに行ったことがないのでいつそんな時が来るか今から楽しみです(*゚∀゚*)
      ぼくも大会の時は全てを出し切るために、起きてからまずトイレ、1時間半前にもう一回、30分前にもう一回行きます!
      皆さんそれぞれルーティーンがあるかもですね(゚ω゚)

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