光どん日記56〜校区運動会〜

昨日の日曜日、人生で初めての校区運動会というものに参加してきました！
ぼくが小学生の頃は親が校区の人たちと群れない孤高の狼だったので行けませんでした！
ぼくの初校区運動会はどうなったと思いますか！？
颯爽と駆け抜けたと思うでしょ(ﾟ∀ﾟ)
運動会の花形競技である最後のリレー選手にも選ばれて肩で風を切るようにイキってコースに並んだぼくを想像してくださいよ(ﾟ∀ﾟ)
妻に「素人の競技にセミプロが出るようなものじゃないか！」と豪語するくらいイキってるぼくを想像してくださいよ(ﾟ∀ﾟ)
小学校のタイヤが重ねてある遊具的な物があるのですが、その穴に入って一人パックンフラワーをしたくなるレベルで死にたくなる結果となりました！
では、まず言い訳から書いていきましょう(ﾟωﾟ)
 
いつもはこの時期ツルマラソンに出場するため出れなかったのですが、今回は足の痛みがあるのでツルマラソン参加は辞退しました。
１km以上走らなければ足に痛みも出ないので小学校の校庭一周程度であれば痛みも出なく走れると思い参加することにしました。
校区運動会の前日は自転車と水泳の練習をガッツリやりました。
自転車で伊集院までの往復35kmをかなり追い込んで漕ぎました。（一応補足ですが、自転車の35kmとはかなり短い距離です。ランでいうところの9kmくらいの距離です。）
先週が久しぶりに自転車に乗って伊集院まで行ったら全然漕げなくて少し落ち込んでいたため、この日は最初から飛ばしていきました。
調子が良かったということもありますが、満足する程度には追い込めたと思います。
自転車に乗った後すぐ鴨池プールまで行き、1000m×2本のセミロングスイムをしました。
このスイムが先週と比べて比べものにならないくらいレベルが上がっており、自分でもかなりビックリしました。
先週が1000mを19分程度で泳いだのですが、この日が16分30秒程度でした。
先週のセミロングスイムも効いたし、筋トレの効果もかなり高いと実感しました。
泳いでる時の姿勢維持がかなりしやすかったです。
 
さて、言い訳は十分書きましたよ(ﾟωﾟ)
運動会当日、先日の運動によるダメージが明らかにありました！
プログラムのはじめの方に娘のかけっこがありました。
娘は転びました。
少し寒かったのと、なぜかすぐにタイツを履きたがる娘で、タイツを履いていました。
ぼくは「そんな物を履いてるから転ぶんだ！今すぐ脱いでこい！恥ずかしい！なんでそんなに遅いんだよ！」と責め立てました。
娘はとてもショボンとしてました。
次に親子リレーがあり、坂上家は見事ビリでした。
ぼくがバトンをもらった時には前との差があり過ぎたのと校庭半周という短過ぎる距離だったのでアンカーのぼくがいくら速くても追い付けませんでした。
走り終わってから家族を責めました。
「なぜみんなもっと速く走らないんだ！練習しないから遅いんだ！」
イライラしたぼくは小学校を飛び出し家に帰り自転車を漕ぎに行くことにしました。
伊集院までの往復35kmを漕いでからまた小学校に行きました。
妻には「これくらいのハンデをあげないとみんなが可哀想だよ！」とトランプ大統領ばりに上から目線で見下した言い方をしていました。
適当な競技に参加し、一人遅い昼ご飯を食べて椅子に座っていました。（ぼくは股関節が悪いので地べたに座ることが出来ないため。決して殿様ぶってる訳ではない。）
なんだかんだ言いながらも自分の身体の状況は良くわかってました。
親子リレーで走った時、脚が全然上がらず若干転びそうになりながら走ってました。
午後椅子に座ってからというもの、ひたすらマッサージをして脚の回復を試みました。
しかし、圧倒的疲労感が我が脚にはありました(ﾟωﾟ)
そりゃそうだ、だってついさっき自転車を精一杯漕いできたんだもん！（←言い訳大王と呼んでくれ！）
しまいには、左足の内転筋が強烈につり出しました(ﾟωﾟ)
「これはやばいかも」と思ってましたが、妻には「こんなのハンデだよ！ハンデ！つったくらいで走って丁度良いんだよ！」とまだ豪語してました。
 
さて、花形競技のリレーが始まる時がきました！
みんな速そうに走ってましたが、自分より速い人はいないと確信しており、気持ちとしてはウサインボルトのようなヒカルンボルトになってました。
ぼくの次に走る人と少し話をしたり、ぼくの前に走る中学生と水泳談義で盛り上がったりしました。
後ろの人とハイタッチをして気分を盛り上げてついにスタートです！
小学生が走り、中学生が走りついにぼくの出番です！
コースに並ぶ時、肩で風を切り、それっぽいストレッチをしながら歩き、どこからどう見てもメチャクチャ速い人にしか見えません！
その中学生に伝えていたことがありました。
 
『バトンを渡す時に近くなったらぼくは全力で走るから速度は落とさず全力で駆け抜けてぼくにバトンを渡してね！』
 
中学生はその言い付けをしっかりと守り全力で突っ込んできました！
ぼくはうまくスタートダッシュが決まり中学生からバトンを受け取り猛然とダッシュをしました！
前に二人の走者がいます！
これならセミプロのぼくだったら２コーナーで追い付き、ストレートで完全に追い抜ける距離です！
そして1コーナーに入る前で見事転びました(*ﾟ∀ﾟ*)
障害物や紐や段差に引っかかったわけでもなく、ただの土で転びました(*ﾟ∀ﾟ*)
結局ぼくの転倒が響き、チームは惨敗となりました(ﾟωﾟ)
さっきまで完全にイキって歩いていたぼくは、自分の校区のテントに帰ると一人亀のように丸くなり怪我したところ（ただの擦り傷）をしきりに痛がりトイレに逃げました(ﾟωﾟ)
ぼくは早く帰りたくて仕方なくなりました。
本来ならみんなに褒め称えられ、長田町のウサインボルトと言われる予定だったのに、ただのピエロになっただけでした(ﾟωﾟ)
ぼくは心の中で叫びました。
 
『さっき吹上まで自転車漕いできたんだぞ！（←実際は伊集院なのに心の中でも嘘を付くほどデビル光が出てきた）みんなと同じ舞台での勝負と思わないでくれよ！本気を出したら俺は凄いんだぞ！』
 
全てはただの虚言癖の狼少年です。
家族にあれだけ責め立てた癖に自分は一番の舞台で盛大に転んでるんですからね(ﾟωﾟ)
しかし、妻には「この靴はロードレース用で土だと滑るんだよね。この靴じゃなかったら転んでなかったよ。」とまだイキってました。
片付けが終わり閉会式が終わり、家族でトボトボと帰宅の途につきました。
自分が転んだのを子どものせいにしてなんとか自分の気持ちを立て直そうとしました。
なんて醜く、なんてカス野郎なんでしょう(ﾟωﾟ)
こんな酷いカス野郎も中々いないでしょう(ﾟωﾟ)
 
来年からはツルマラソンに出るだろうからもう出ることはないと思っていた校区運動会ですが、今回の出来事があまりにもバカ過ぎたので来年は汚名返上でもう一度出ようと思います！
それまでに子どもたちや妻の特訓をして家族リレーでも一位になり、最後のリレーでもヒカルンボルトとなり颯爽と全員を置き去りにするくらいの速さを見せつけようと思います！
こんなカス野郎をこれからもよろしくお願い致しますm(_ _)m