持久系スポーツの為の栄養学2 〜攣りにはマグネシウム?〜

秋も深まりそろそろ窓を閉めて寝ようかなと思う鹿児島です( ^ω^ )
せっかく運動しやすい季節がやって来たというのに走れないので身体がウズウズします(゚ω゚)
その分土日で出来る限り身体を動かすのですが、先日は動かし過ぎて久しぶりに酸欠になり吐いてしまいました(゚ω゚)
自転車に乗り、すぐにプールに行き泳ぎました。
1000m泳ぎ、時間もなかったので400×2本をしようと予定を変えていざスタートで壁をポーンと蹴ったら左の太ももを強烈に攣ってしまい5分ほどずっと攣り続けました。
あそこまで強烈に攣り続けたのは初めてかもしれません。
400mと短い距離を泳ぐためスピードを上げて泳ごうとした矢先のことだったので残念でした。
悶えた時間のせいで余計時間がなくなったので100m×3本しか出来ませんでした。
その100mという短距離を必死に泳いだせいで一気に酸欠になり着替えてる途中で裸でトイレに駆け込み嘔吐しました(゚ω゚)
我ながら何をしてるんだろうと思いました(゚ω゚)
しかし、「吐いてから尚更追い込むと強くなる」とウサインボルト氏は言ってました(゚∀゚)
オリンピックレベルまでもう少しだ!
 
 
さて本題です。
今回わざわざ水泳の話を長く書いたのには訳があります。
「攣り」と関係が大いにあるからです。
まずはマグネシウムの簡単な各論的なことから書きます。
覚える必要はありませんので適当に見てください。
その後ぼく自身によるマグネシウム人体実験を紹介しながら解説していきます。
興味ある人しか見ないと思いますが、興味ある方には必読の内容かと思います。
日本のグーグル先生に聞いても中々答えが出てきませんでしたので、この記事に辿り着いたあなたはラッキーです(゚∀゚)
それでは本編へどうぞ( ^ω^ )
 
 
 
マグネシウムは人にとって不可欠であり、比較的多量に必要とされます。
マグネシウムは約300の酵素反応の補因子であるので、心臓リズム、血管緊張、神経機能、筋肉収縮および弛緩など多くの重要な生理学的機能にとって必須です。
マグネシウムが不足すると初期症状として、食欲の喪失、悪心、嘔吐、疲労および衰弱があります。
マグネシウム不足が悪化すると、しびれ、うずき、筋収縮、けいれん、発作、脳の過度の電気活動によって引き起こされる行動の突然の変化、人格の変化、異常な心拍および冠動脈痙攣が起こることがあります。
また、マグネシウムは骨形成に必要であり、天然の「カルシウム拮抗剤」とも呼ばれております。
低マグネシウム血症(マグネシウムが足りてないってこと)は、特に入院患者に多いようです。
先進国で多く見られることですが、精製食品の摂取量が増加するにつれて、マグネシウム欠乏症の問題が出る可能性が高いと言われてます。
 
各論はこれくらいにして、次に移ります。
ランナーでは有名な攣り防止エナジージェルとして「マグオン 」という商品があります。
 
Mag-on マグオン エナジージェル おためし5味各2個 新味計10個セット
61i8UWugltL._SL1000_
この商品の特徴はマグネシウムを摂れることです。
栄養成分を書きます。
 

エネルギー 120kcal 炭水化物 30g
タンパク質 0g 食塩相当量 0.14g
脂質 0g マグネシウム 50mg

 
ぼくも去年買いましたが、コンパクトでこれを持って走ってもほとんど気になりません。
今回はマグオンの紹介をしたいのではなく「マグネシウム」についてです。
この商品のレビューを見ていただくとわかりますが、攣りを防ぐには効果的なようです。
 
しかし、人生常に反抗期なぼくは一つの疑問を抱きました。
 
『マグネシウム(マグネシウムだけでなく、ミネラル全般に言える)がそんなすぐに吸収されるのか?』
 
走ってる時に摂取してすぐに攣りが改善するのか???と思ったわけですよ(゚ω゚)
すぐにグーグル先生に相談してみました(゚ω゚)
しかし、日本のグーグル先生では解決出来ませんでしたので、英語担当のグーグル先生に相談したら様々な情報をゲットしました(゚∀゚)
人間の場合、どうやらマグネシウムを摂取して利用されるまで1000時間ほどかかるらしいです(゚ω゚)

Magnesium basics

上記のリンク先の下の方に書いてますので詳しく知りたい方は自分で頑張ってちょ(゚∀゚)
 
ということは、脚が攣ってから摂ってもまず意味は無いようです(゚ω゚)
練習の段階から常に身体に満たしておく必要があります。
では、なぜマグオンを摂ると攣りが改善するのでしょうか。
それは多分、気のせいです(゚ω゚)
言い過ぎました(゚ω゚)
ぼくなりの考えをこれから書いていきます。
マグオンを飲むとわかりますが、かなり粘度が高いです。
ドロドロしているので喉が乾くんですよね。
それで水分を多めに摂るようになります。
それと炭水化物(糖質)が全体量の割に多めに入っているためエネルギーになりやすいです。
水分と炭水化物を摂取したことにより脚の攣りが軽減、もしくは消失したものと考えられます。
 
因みに、マグオンやエネルギージェルは結構値段が高いです。
実は、これらのエネルギージェル手作り出来るってご存知でした?
しかも、かなり安価で(゚∀゚)
気になる方はグーグル先生に聞いてみると良いですよ(゚∀゚)
「エネルギージェル 作り方」
これで聞いてみましょう!
 
 
話を戻して、これよりぼくの実体験を元に考察を深めていきます。
記事書き始めの水泳の話です。
水泳で強烈に脚を攣ってまずぼくが考えたのは「マグネシウム不足」でした。
運動強度が人より高めのぼくは、普通の人よりマグネシウムの使用量が多い為不足してると思いました。
普段からマグネシウムはサプリで摂っていましたが、少し量を増やしました。
そして次の週の土曜日、自転車を漕がず脚の筋肉に負荷をかけていない状態で1000m×3本を泳ぎ始めました。
1本目はかなり順調で、むしろオーバーペースで泳いでしまいました。
1本目を泳いで10分ほど休憩し、2本目をスタートしました。
2本目の途中で見事攣りました(゚ω゚)
強烈に攣ったわけではありませんでしたが、普通に筋痙攣レベルを起こしました。
攣りながらなんとか2本目を泳ぎ切りました。
次このまま泳いだら脚を攣ることは確実でした。
そこでぼくは次のフェーズに移行しました。
そんな時のことも考えて、用意していた物がありました。
それが「水分」です。
ただの水ではなく、CCD(←アクエリアス的なやつ。気になる人はググって!)と粉飴を混ぜた物を用意し、それをガブ飲みしました。
そして3本目を泳ぎ始めました。
すると、見事攣りませんでした(゚∀゚)
攣らないどころか、身体が動く動く!
スイスイ泳げて下手したらあともう一本泳げたんじゃないかというくらいでした。
 
あれ?マグネシウム全然関係ないじゃん!
 
皆さんそう思いましたよね?
ぼくはもっと思いましたよ!
マグネシウムの量を増やしてむしろ下痢になりました(゚ω゚)
マグネシウムに限らず、ミネラルの摂取はとても難しいです。
ビタミン類は比較的簡単に効果を感じれるし、摂取しやすいのですが、ミネラルは効果を感じにくく摂取量を誤ると副作用が出てしまいます。
飲み合わせもややこしくかなり気を使います。
 
今回の記事の趣旨はマグネシウムの摂取がどうなのかということです。
各論部分で書いた症状が常に出る場合、マグネシウム不足を疑った方が良いでしょう。
もしくは、病院で検査するとすぐにわかるので、マグネシウム不足なのかな?と思ったら病院で検査しましょう。
ネットの情報だけで自己判断してしまうより確実に一歩ずつ前に進めるかと思います。
「攣りを改善するにはマグネシウム」ということも一つの解決方法です。
しかし、その考えだけではないということを今回の記事で紹介しました。
もしマグネシウム不足であれば30km以上走ってから攣るのではなく、10kmくらいで攣ると思います。
慢性的に攣ることで悩んでる方はきっとマグネシウム不足でしょうが、フルマラソンの際30km前後以上で攣る場合、水分不足やエネルギー不足(もちろん、筋肉の問題もあるが今回はそこは考慮に入れてない)で攣ったと考えた方が自然かと思います。
 
持久系スポーツが得意な人の特性として汗をかきにくいことがあげられます。
多分、ぼくは人より汗をかきやすいタイプと思われます。
だから水泳の長距離を泳いだり、マラソンなどでも攣りやすいのだと思います。
もちろん筋肉の問題もあるでしょうが、水分補給をしたら脚の攣りが劇的に改善したのでこの考えもありだと思います。
フルマラソンを走った後の体重減少は物凄いですからね。
あれは脂肪が減ったのではなく、単純に水分が身体からなくなったからです。
たかが数時間で3〜5kgもの水分量が身体からなくなったらそりゃおかしくなるわなって話です。
水分補給をとにかく意識するだけで脚の攣りは改善する可能性が非常に高いとぼくは考えます。
 
なるべく簡単かつぼくの実体験を元に書き進めましたのでわかりやすかったのではないでしょうか( ^ω^ )
皆さんの参考になれば幸いです( ^ω^ )
因みに、この記事書くのに2週間ほどかかってます(゚ω゚)
メチャクチャ調べてなるべく多くの方にわかりやすく書く為にはそれくらいの時間が必要なんです(゚ω゚)

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コメント

コメント一覧 (9件)

  • レース後半で攣る事があるので、興味深く読み返してしまいました。
    初トレイルの際にスイーパーさんに教えてもらった「芍薬甘草湯」なる漢方薬が、
    長距離を走る際の必携品となってます^^
    (一応成分を調べたら、添加物としてステアリン酸マグネシウムてのが書いてありました)
    顆粒だけど、水ナシでは飲みにくいので「水分」て事にも繋がるのかなぁ。。と。
    粉飴ジェルも最近のお気に入りですが、自分で作れるんですね^^
    早速やってみます!いつも有難うございます!

    • >>ひでじいさん
      芍薬甘草湯も有名ですよね( ^ω^ )
      ぼくも昔飲んだりしました!
      2年前の土砂降りだった鹿児島マラソンの時に粉のまま口に入れて雨で流し込んだ記憶があります!
      効いたような気がしました(゚ω゚)
      信じる者は救われる的な感じなのかもしれませんが、少しでも効いた感じがあればそれはそれで良いと思いますよ( ^ω^ )
      運動中の粉飴ジェルはオススメですよ〜( ^ω^ )
      出来ればジェルではなく水分補給も兼ねて液状で飲まれた方が良いです!
      それこそトレイルの場合、リュックに水分を入れて走ると思いますが、その水分はCCDと粉飴を入れたドリンクにすると身体が驚くほど動き続けれますのでぜひお試しください!

      • 有難うございます!
        25日に大隅方面でトレイルの大会に出るので、持っていきます!
        昨日、amazonから「粉飴1kg」とジェルの小パック届きました^^

        • >>ひでじいさん
          繰り返しになりますが、CCDと粉飴を混ぜると最高ですよ!
          ちょっとだけこのことをブログに書いてみます!

  • おはようございます
    今回も有用な情報ありがとうございます。
    レース中のジェルはマグオンでしたが、まぁプラシーボなのかな?とは薄々思っておりました笑。
    これからはコムレケア+充分な補給で頑張ります。
    それと、ジェルドリンク。週末のロング走で早速使ってみます。粉飴+ハイポトニック飲料も分量によっては粘度が増すでしょうから、色々と実験しながら試して行こうと思います。
    もうすぐレース三週間前。頑張ります!。

    • >>49の手習いさん
      おはようございます( ^ω^ )
      今回の記事も中々企業批判に当てはまるんじゃないかとヒヤヒヤしながら書きましたが、まぁ事実は事実なので書き進めました(゚ω゚)
      マグネシウムを身体に満たしておく必要はあるので、マグオンは普段の練習で飲んだ方が良いと思います。
      しかし、安くはないので続かないのが実情ではないでしょうか。
      ですので、自作をお勧め致します( ^ω^ )
      次のレースがあるのですね!
      今度のレースこそ走れると良いですね\(^o^)/

  • 貴重な実体験の還元ありがとうございます!エネルギージェルの作り方も参考になりました。子ども達がコンビニに行くたびゼリー飲料を買いたがるため困っておりました!

    • >>Kouika7さん
      エネルギージェルも毎回買うと結構無駄にお金使いますからね(-_-)
      お子さんたちに作らせると理科の実験みたいで楽しく毎回作るかもしれませんね!

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