まず一番最初に申し上げます。
『痩せることはそこまで難しくはない。むしろ簡単である。』
ではなぜダイエットは中々成功しないのでしょうか。
そこにはいくつかの原因があります。
勉強でもスポーツでもそうですが、痩せるにもコツがいります。
そのコツさえ理解して行えば非常に簡単にダイエットに成功します。
ダイエットについて本気で考えてる方のために、これまで得た情報・経験・知識を何回かに分けて書いていきます。
今回のテーマは
『痩せにくい体』
です。
そんなに食べてもいなければ、運動も適度にしてるのに中々痩せない方がいらっしゃると思います。
それには原因があります。
痩せにくい方はきっとどれかにあてはまりますので、よく読んでください。
1、睡眠不足
睡眠不足は健康に様々な影響を及ぼします。
遺伝子の変化・脳卒中のリスク上昇・判断能力の低下・記憶力の低下・骨密度の低下・不安感の増幅・発達障害・死亡率の上昇・食欲を増進させ、脂肪を蓄積されやすくする。
ざっと書いてこれくらいのリスクが増えます。
今回はダイエットの話ですので、最後に書いた食欲増進からの脂肪蓄積の解説をします。
睡眠不足は食欲増進ホルモンであるグレリンの増加と、エネルギー代謝や食欲抑制に重要な役割を果たすホルモンであるレプチンの減少につなげます。
どちらのホルモンもお腹を空かせる効果があるので、睡眠不足が過食に走らせ、摂取カロリーオーバーになってしまいます。
また、1時間睡眠が減ると201kcal分余分に食べてしまうこともペンシルベニア州立大学の研究結果ででています。
これも上記の2つのホルモンが関係してます。
2、不規則な食事の時間
ダイエットを考える上で、食べる量だけではなく、規則正しい食事の時間も関係していることはあまり知られていません。
仕事が遅くなって食べる時間が遅くなると寝るまでの時間が短くなります。
胃腸で消化をするために食べた後2〜3時間空けてから寝た方がいいのですが、そんな時間を空けてたら睡眠不足で次の日仕事どころではなくなってしまいます。
では、どうしたらいいのでしょうか。
『食べる時間を規則正しく取るようにしましょう!』
不規則に食事を取ると糖類の消化が困難となり、体重が増加しやすいことが判明してます。
朝昼夜の食事時間をなるべく規則正しくし、太りにくい体を心がけましょう。
3、ストレス
ストレスが原因で代謝が悪くなり、体重が増えることがアメリカの研究でわかりました。
仕事・配偶者・子ども・友人などのことで心配事があると、1日の代謝量が平均100kcal少なくなり、それが積み重なって体重増加の原因となります。
また、ストレスがたまるとインスリンの値も高まります。
これはより高脂肪の食べ物、手軽なジャンクフードなどを食べたくなる傾向になると言われています。
つまり、強いストレスを感じると、カロリー消費量が低く、より太りやすいジャンクフードを食べたがる傾向にあり、結果的に太るという結論になると言えます。
しかし、過剰なストレスによって高脂肪のものを食べたくなるのは人間の防衛反応とも言えます。
脳がストレスを感じると主(自分)が脅威に晒されていると勘違いしてしまいます。
生物の脅威とは最終的に飢餓が一番ですので、過剰ストレスにより体に脂肪を蓄えるように脳が指令をだします。
適度なストレスは必要ですが、過剰なストレスは食事量を増やし、体に脂肪を蓄えようとします。
以上が痩せにくい体になる原因でした。
痩せにくいあなたに当てはまったのではないでしょうか。
元々痩せにくい体質なのではなく、痩せにくい体質にしてしまったことが原因です。
痩せにくい原因がわかったら、次は食事を考えていきます。
次回は食事について詳しく書いていきます。
お楽しみに!
痩せにくい体とは?
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