落武者インドの旅〜Third day〜

二日目を書いて自分で見返してあまりにも長過ぎたので三日目から端折って書こうと思ってたのですが、患者さんから特に問題ないとのことでそのまま超長文で突き進みます!
結構長いので読みたい方だけご覧ください!
しかし、インドの実情を知ることが出来ますよ(*゚∀゚*)
 
 
 
落武者インドの旅〜Third day〜
 
朝起きると頭に違和感があった。
実は前日の夜からこの異常事態はあったのだが、寝不足か時差ボケかと思ってたので一日寝たら治ると思っていた。
この日起きても頭に違和感があったので、ついに何かに感染したかと思った。
しかし、発熱・下痢・倦怠感など何もない。
午前中はゆっくり休むことにした。
12時からホテル近くのアーユルベーダをする予定だったし、13時30分からオムカールさんと会う予定になっていた。
↓クレープみたいなのがドーサと呼ばれるもの
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このドーサに関しては感動レベルの美味しさだった。
実はこのドーサを日本に輸入して商売しても良いのではないだろうかと本気で考えている。
↓朝食を食べたホテルのレストラン一部
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↓こんな感じ
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ちょっとしたリゾート的な感じだね。
その後部屋でゴロゴロしたり、ビタミンCを必死に飲んで頭の違和感を無くそうとするも中々とれない。
寝てたら11:30になりアーユルベーダに行く準備を始める。
歩いて5分くらいで着いた。
↓入り口
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中に入り「トゥエンティーン、リザーブ、ヒカルサカウエ」と半端ない英語力で受付の人に伝えるも全く伝わらず。
ここはオムカールさんの助けがいると思い、電話をして助けを求めたら問題なく入店出来た。
一人だったら絶対無理だった。
↓オムツ100%の再来
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これを履けと言われた時はギャグかと思ったがどうやら本気だったようだ。
全身を温かいオイルでマッサージされた。
気持ち良かったし勉強になった。
イメージしていたアーユルベーダとは少し違ったが、多分ラムさんが良いと思ったように決めてくれたんだろう。
アーユルベーダっていうと額にごま油を垂らしてやるもんかと思ってたからね。
途中で少しだけ会話をした。
 
ぼく『Do you know triathlon?
施術者『what?』
ぼく『Triathlon!』
施術者『what?』
ぼく『うーん、swim,bike,run!』
施術者『I don’t know.』
ぼく『ok!』
 
他にも会話にならない会話を何度か試みるもこんな感じの単発で終わった。
ぼくも現地の人とコミュニケーション取りたかったんだよ!
マッサージが終わり支払いをしようとすると「払わなくて良い」と言われた。
オムカールさんから少し説明があったのだが、ラムさんがこのお店の会員らしくラムさんのチャージから払って頂いたとのことだった。
ここでもお世話になってしまった。
お店を出て手を合わせて感謝した。
 
その後オムカールさんと再会し、バイクで昼ごはんを食べに行くことになった。
ななつ星ホテルのマリオットホテル(違ったかも)にフードコートがあり、そこで食べるとのことだった。
そこには多数の民族がいた。
民族というのは、欧米人・アジア人などのことだ。
ぼくはこれまでインド人しか見てなかったので他の民族がいたことに驚いた。
インドで食べる中華がどんなものとかと思い、中華を食べてみた。
↓焼きそば的な感じ
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少しスパイスが効いていてインドっぽくなってるがそこまで変わらなかった。
↓南インドの料理だったような記憶が…
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ぼくは断然インド料理の方が好きだと感じた。
オムカールさんがいうには、毎日インド料理だと飽きるから中華やイタリアンなどを食べるみたい。
それはどこの国でも同じのようだ。
日本でも日本料理ばかりだと飽きるから色々他のを食べたりするもんね。
ぼくらの勝手なイメージとして、インド人は毎日カレーを食べてると思っているが、どうやらそんなことはないみたいだよ。
そのフードコートで多分2時間くらい話してたかな。
いろんな話をしたんだ。
日本のこと、インドのこと、世界のこと、ぼくのこと、オムカールさんのこと、もちろんマラソンのことも。
あっという間に時間が過ぎまだまだ話し足りないが、この後オムカールさんの母校であるプネー大学を見学することになっていた。
↓再会を楽しむ二人242EFFBF-EEA7-456B-AC80-7D3EF69C1C16
オムカールさんが持っているのは、ムンバイマラソンの受付をするともらえるリュック的なもの。
前日は混むから先に受付を済ませて頂いていた。
何から何までお世話になりっぱなしだ。
↓ショッピングモール
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日本と何も変わらない風景だし、値段もあまり変わらなかった。
インドで儲けることが出来ることの一つをここで見つけた。
それは女性用下着だ。
インドの人々は民族衣装を着ている人が多数いる。
皆さんご存知の「サリー」だ。
このサリーの下にヘソ出しの小さい伸縮性の服を着る。
その下にブラジャーを着けている。(←勘違いしないで欲しいが、けっっっっっしてぼくはこれを見たわけではない。予測だからな!そんなやましいことしてないからな!)
この民族衣装がまた素敵なんだ。
綺麗だし煌びやかなんだ。
あと子供の頃からピアスやネックレス、ブレスレットなどを付けて綺麗に着飾っている人々が多い。
なのに、このモールで見たブラジャーたちの味気ないこと!
ことをなす時に、服の下からこの下着たちが現れたら残念な気持ちになる、と思いながら下着を見ていた。
それを察したのかオムカールさんがぼくにバイアグラを勧めてくるではないか!
なんて察しの良い人だ!
インドのバイアグラは安くで手に入るらしく薬局で普通に買えるとのことだった。
インドに行ったら是非バイアグラを買ってみると良いだろう。
バイアグラは男性用らしいが、女性が飲んでも良いらしいよ(*゚∀゚*)
詳しくは知らないのでググってくれ〜い!
 
話が大幅にそれた。
モールを適当に見たが日本と何も変わらないのと時間がなくなってきたので出ることに。
↓プネー大学
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半端ない広さの校内で、生徒数50万人を有する世界中から集まる大学とのこと。(←wiki情報!)
校内を少しだけバイクで周り、日本の庭園があるとのことでそこに移動した。
↓岡山県が贈ったものらしい
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↓インド人はポージングをして写真を撮るのが好きみたい
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↓小さいワンちゃん
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インドには野良犬がそこら中にいる。
中には狂犬病の犬もいるみたいで不用意に近付いてはならない。
犬好きのぼくとしてはこの犬だけは写真に撮りたくなるほど可愛かったので撮るだけ撮った。
本当は触りたいけど怖くてさすがにそれは出来なかった。
 
今日の夜ご飯はオムカールさんのご自宅で家庭料理をご馳走になる予定だった。
 
オムカールさんの娘さんを保育園まで迎えに行き、3人でココナッツの実ジュースを飲むことに。
事前情報でこのジュースを飲んでお腹を壊したというブログを見ていたので、ぼくはその旨オムカールさんに伝えると意外な返答があった。
『このジュースは体にとても良いです。入院した人にお土産として持って行ったり、体調が悪い時に飲んだりします。だからこれは問題ないです。是非飲んでください。』
なるほど、そんな事情があったとは知らず、飲んでみることにした。
↓ココナッツおじさん
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味は薄くほんのり甘い。
元々甘い飲み物を飲む習慣がないのでこれくらいの味が好きだ。
オムカールさんと会話をしてる時に、自分の頭痛が日光によるものではないか、とのことだった。
確かに昨日はラムさんと半日ノーヘルで外に居た。
赤道に近いため日光も強力だろうし、頭にダメージを与えられたのだろう。
それなら丁度このココナッツの実ジュースは良いということになった。
人体実験大好き人間なぼくとしてはこの試みは楽しみだった。
もしかしたらお腹を壊すかもしれないが、何とかなるっしょ!
 
飲み終わると公園に行くことになった。
オムカールさんも出張が続き中々娘さんに会えてないらしくとても会いたがっていた。
ぼくと会うことも大事だが、娘さんと遊ぶことも同じように大事なことなのだ。
オムカールさんとの会話で、日本の「家族」の話題になった。
前回の記事にも書いたが、日本人はとにかく仕事を優先し過ぎるから家庭を犠牲にしすぎてるとのこと。
日本人はとにかく仕事仕事仕事で朝から夜中まで働き続けているとのことだった。
これは本当に良くないと言っていた。
ぼくもそれには大いに賛成だ。
何の為に働いてるのか全くわからない。
仕事の為に働いてるんだったらそりゃ大間違いさ。
何よりまず自分が第一で、次が家庭が大事。
なぜ自分が第一かというと、自分が健康(心身共に)でない限り家庭を大事にすることなんて出来ないからだ。
お金はもちろん大事だ。
しかし、今の日本人はお金に縛られ過ぎてると思うし、お金の使い方を間違えてる人が多いと感じる。
これはたまにツイッターで呟いてることだけど、スマホの契約一つとっても多くの人が大手キャリアを使って月々8千円前後払っている。
2千円払えば同じように使えるというのにね。
もっとお金の使い方を学ぶべきだと思うよ。
 
インドの家庭についてプチ情報。
インドでも共働きは普通になってきているとのこと。
昔は基本的に男が働いていたが、今は違うみたい。
日本と同じだね。
共働きをしないと今の日本では中々暮らしていくことは出来ない。
そこには大きな理由があるのだが、ここでは触れないでおく。
 
↓変なおじさんが力一杯漕いでた
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少ししたら別なおじさんが逆漕ぎで必死に漕いでいた。
動画に撮りたくて仕方なかったが、この公園は完全アウェーのため無理だった。
この公園にはお金を払わないと入れない。
一周が300mくらいの道の周りに遊具がたくさんある感じ。
ぼくも意味不明に運動器具を使ってみたが、周りからの視線を強烈に感じて大人しくベンチに座った。
オムカールさんの奥さんのお姉さんが公園に来て少しだけ挨拶した。
やはりプネー大学出身でIBMの社員さんらしい…。
ちなみに奥さんもプネー大学出身で投資系の会社で情報分析官をしているとのこと…。
みんな優秀な人しかいないので自分がジャパニーズモンキーにしか思えない状況だった。
 
オムカールさんのご自宅へ向かうことになった。
お子さんを置いてオムカールさんと買い物に行くことになった。
↓アルコール販売店
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宗教的にアルコールはダメなのだが、最近ではみんな飲むようになってきているらしい。
段々とインドも変わってきていることを肌で実感した。
↓インドの薬局でぼくの頭痛薬を買って頂いた
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インドの薬局では薬を一個単位で買えるみたいで、オムカールさんに2個買って頂いた。
横のコンビニみたいな感じの店で買い物もした。
 
買い物も終わりご自宅に着いた。
お互いにお土産を渡しあって夜ご飯となった。
↓インドの家庭料理
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結構信じられないレベルで美味しかった。
何がなんだかわからないため詳しく説明は出来ないが、とにかく全て美味しかった。
これまでぼくの前世はイタリアの貴族だと思っていた。
しかし、インドに来てその考えが覆された。
ぼくの前前世がイタリアの貴族で前世はインド人だったようだ。
インドの全てがしっくり馴染んでいた。
この食事の後カレーも出てきたがそれも美味しかった。
 
そういえばみんなが気になることの一つに「インド人は手でカレーを食べるのか?」があるのではないだろうか。
答えは「基本的に手で食べる」が正解。
スプーンで食べることもあるが、大概はパン的な炭水化物を右手で千切ってそれをカレーやらなんやらに付けて食べる。
オムカールさんの家ではカレーと白ご飯とバターが同じ皿に出され、それを手でこねて食べた。
慣れないし、どれくらい混ぜたら良いのかわからないので適当な感じで食べていたが、オムカールさんがこねたカレーを食べたら全然味が違ってビックリした。
本当に美味しかった。
自分の前世はインド人だとほぼ確信に変わった。
 
ぼくの手整骨院には小さなちびっ子たちもたくさん来るので慣れている。
子どもなんて世界どこでも同じということがわかった。
全く言葉が通じない二人はとても仲良く遊んだ。
妻がアンパンマンのぬいぐるみを日本のお土産として買っていたので渡したらとても喜んでいた。
多分アンパンマンは世界的に人気になり得るアニメの一つだと思う。
 
マラソンの話や筋トレやインドの家庭の話をたくさんした。
奥さんのお父さんが柔道の先生をしているらしく、小さい頃から柔道をしていたとのことだった。
日本に柔道留学をしたこともあったそうだ。
娘さんには日本の大学に行って欲しいと思っているらしい。
 
あっという間に時間が過ぎた。
次の日の朝が早いため帰ることになった。
帰りにコンビニ的な店によって水を買って帰ることにした。
そこでスパイスやいろんな物を買えることがわかった。
そこでほぼ全てのお土産を買った。
↓下は全てスパイスたち
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さすがインドだけあって、スパイスが大量にあった。
いろんなものを買いまくって1700ルピーくらいだった。
日本円で3000円くらいかな。
こんなに安くお土産が買えたことに超満足した。
お会計をするとき、オムカールさんが店員をチェックしていた。
日本では考えられないことだが、外国ではちょろまかす人が中にはいるのだ。
もちろんインドでも例外ではない。
多分ぼく一人で買い物したらいくらかボッタクられただろう。
そうならないようにオムカールさんが見守ってくれた。
レシートも確認して量が合ってるか確認してくれた。
常にオムカールさんに守られていた。
 
ホテルに着き明日の準備をしてシャワーを浴び、服を洗ってこの日も熟睡した。
今回のメモはほとんど今回の記事と変わらないので載せないことにした。
四日目はプネーからムンバイへ移動し、ムンバイを少し観光して、オムカールさんとムンバイマラソンの作戦を綿密に話し合う。
どうせ長くなるがお楽しみに。
 

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • 楽しく読ませて頂いてます!。
    長文も全く問題なし。
    それよりも、師匠のwktk感が文章から伝わり、こちらもニヤニヤしながら読み進んでいます。
    続きも楽しみにしています^_^。

    • >>49の手習いさん
      ありがとうございます!
      皆さんからのレスポンスが少ないので、もしかして長文過ぎて読まれてないのかと思いました!
      励ましのコメントありがとうございます!

  • アーユルヴェーダとはなんだろう?とググッてみました。恥ずかしながら初めて知りました!
    で、そこでの英会話やりとり いいですね^^; テーマの1つの脱人見知りチャレンジを感じました!
    私も?遠く離れた地に行くと「 旅の恥はかき捨て」的ないつもと少し違う自分が現れることがあります^ ^
    しかし、露店のおじ様方は、なぜもあんなに器用に包丁を操るんでしょね(*゚▽゚*)

    • >>たくぞうさん
      ぼくも知りませんでしたので決して恥じる必要はありません!
      旅先だけでなく、地域でもガンガン交わっていきましょう!
      まずは地域運動会で活躍することを強くお勧め致します!
      インド動画を観るとみんなすごい包丁さばきですよね。
      あの包丁を買いたかったのですが空港で捨てられそうだったのでやめました!

      • 私は、地元町内会体育部長ですが、運動会でパンをくわえずに爆走するパフォーマンスをしたことあります^ ^
        1番にゴールしましたが、失格になりました^^;
        喜んでいただきました!
        水が入ったボウルに顔をつけてから、白粉のなかの飴をくわえて顔を真っ白にして走る飴食い競争は、逆走してその順番を入れ替えると、そこそこ受けます!全員でやることが大切です^ ^

        • >>たくぞうさん
          良いですね(゚∀゚)
          次は松葉杖をどこから借りて、足にギブスを巻いて参加して、徒競走で松葉杖スタートした後、松葉杖を投げ捨てて片足でピョンピョンした後、突然のダッシュをしたら会場大盛り上がり間違いなしです!
          飴食い競争では、白い粉を撒き散らして前がわからなくなったと思ったら隣の男性とキスしてたら会場ドッカーンですよ\(^o^)/
          期待しております!

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