鹿児島マラソン2019〜Another Story〜

私はぼくの手整骨院院長の妻です。
鹿児島マラソンに関わられた皆さまお疲れ様でした。
僭越ながら今回もAnotherStoryを書かさせて頂きます。
今回はただの愚痴のようになってしまいますので面白くないと思います。
誰かに言わないと気が済まないのでこちらで紹介させて頂きます。
夫のように超長文にならないよう努力致します。
 
 
鹿児島マラソン2019〜Another Story〜
 
私は今回このAnotherstoryを鹿児島マラソンが終わってすぐに書きたくて仕方ありませんでした。
夫が書く真面目な記事の舞台裏を赤裸々に書き記してまいります。
 
今年は夫の動画ではなく、患者さんの動画を作るとのことでした。
年を重ねる毎に動画を撮ることに慣れてきましたが、夫からの不平不満はまだまだあるようです。
今回そのような不平不満を言われたことなんて忘れるくらいの出来事が起こりました。
 
撮影係として朝から撮り続けました。
最終ランナーさんまでいるつもりだったのですが、最後になって強い雨と寒さで断念しました。
速いタイムのランナーさんを観たり応援するのも楽しかったのですが、それ以上にタイム云々ではなく、ゴールされる方々の姿を観たことにただただ感動しました。
毎年観ておりますが、なぜか今年は特に感動しました。
 
最近の夫のことを少しだけ書きます。
インドから帰ってきた夫は少し変わりました。
以前はただただ上から目線で私たちに指示をしていたのですが、もっと上からになりました。
それは悪い意味ではなく、神の領域といいますか、達観したような感じです。
まだ様子を見なければ確かな事は言えませんが、今の所インドに行った事はプラスに動いています。
一つだけ懸念があるのは、インドの品を輸入して副業をしようと考えている事です。
インドのレトルトカレーを輸入して整骨院で販売すると言っています。
 
『ネットでも売れば副収入になるよ!』
 
怪しいマルチ商法のようなうたい文句をなぜか私に投げかけてきます。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、夫は口が異常に上手いです。
マルチ商法か振り込め詐欺をさせたら圧倒的詐欺師になれるくらい上手いです。
整骨院にお越しの皆さま、決して騙されないように気を付けてください。
 
 
寒さと雨で撮影を断念し帰ろうとすると夫から「迎えに行くよ」との連絡が来ました。
以前だったらそんな事はするような夫ではありませんでしたので、これもインドの神様の力かと思いました。
その日の夕方から鹿児島マラソンの打ち上げをするとのことで夫は足を引きずりながら出かけました。
私たちも朝から動きっぱなしだったので疲労困憊でした。
夜ご飯を食べ終わると子どもたちはすぐに寝ました。
私も寝ようとしたその時、玄関のチャイムが連打で鳴り始めました。
夜の10時です。
何事かと思い、何度か鳴ってから恐る恐る玄関の受話器を取ると夫が「開けてくれ〜」と助けを求めていました。
夫が夜飲みに出て帰ってきた時に玄関のチャイムを鳴らした事はありませんでしたので鍵を無くしたのかと思いました。
オートロックの施錠を解除し家の鍵も開けました。
少しすると玄関が空き「ゴソゴソ、バタ〜ン!」と激しい音がしました。
何事かと思い玄関に行くと夫が「立てないよ〜」と言いながら玄関でうごめいてました。
これは相当酔ってるなと思いながら夫を立たせようとするも、全力で私に体重をのせてくるため中々立ってくれません。
フルマラソンを走ったのと、足を痛めたのがダブルで打撃を受けているからか産まれたての子羊のようになってました。
このままでは立たせることが出来ないと思い、靴を脱がせ引きずって家の中に入れました。
私は疲れていて本当に眠たいのに、一気に目が覚めてしまいました。
それから夫の奇行が始まりました。
 
なぜか夫の服はビショビショで砂だらけでした。
そのためリビングには入れないようにしながら、まずは服を脱ぐよう促すと泥酔してるのにシャワーを浴びると言い始めました。
夫はどんなに酔ってもシャワーを浴びて寝ます。
「気を付けてね」と伝えましたが、一応風呂場で何かあったらいけないと注意してました。
すると風呂場から「うわ〜助けてくれ〜」との声が聞こえてきました。
何事かと思い洗面所に行くと下半身裸で上半身の服を着たままシャワーを浴びたようで、ビッシャビシャの夫が洗面所で横たわってました。
洗面所もビショビショになり、その時点で酷い状況でした。
また夫を立たせないといけないのですが、今度は濡れているので余計立たせることが出来なくなりました。
産まれたての子羊どころか、お笑い芸人の方々がローションの上でゴロンゴロン転ぶような感じでツルンツルンになりました。
すると夫が「うわ、うわ、うわ〜!」と言いながら洗面台で嘔吐しました。
信じられませんでした。
夫は上半身ビショビショなので立たせようとしてる私もビショビショになりながらなのに、洗面台で嘔吐したのです。
「きゃ〜、ここで吐かないで!」と私が言うと這いつくばりながらトイレに行き嘔吐してました。
夫はビショビショに濡れてますから当然トイレもビショビショになりました。
洗面台の汚物を処理しようとしたその時、ふと風呂場に目が動くとそこにも嘔吐物が散乱してました。
私は呆然としました。
私の周りを見ると酷い惨状でした。
床はビショビショに濡れ、砂も撒き散らされ、洗面台には汚物、風呂場にも汚物、夫はトイレで嘔吐。
さっきまでの鹿児島マラソンに対する私の感動はすでに微塵もありませんでした。
ただただトイレで吐いてる夫への復讐心で心が満たされていきました。
深海のクラゲになるなんて不可能でした。
 
詰まる汚物をなんとか処理して、洗面所やトイレや廊下の水を拭き、落ち着いたのは夜中の0時でした。
私がやっとで寝ようとすると、夫は気持ち良さそうにイビキをかきながら寝てました。
本当に腹が立って仕方ありませんでした。
 
朝起きると夫が「あ〜、頭が痛い。二日酔いだ。」と言ってるのを聞いて頭にきました。
 
私『昨日本当に酷すぎだよ!』
夫『え?何が?』
私『覚えてないの?』
夫『何を?』
私『信じられない!』
夫『どうしたどうした、何があったの!?』
私『ゴニョゴニョゴニョ…(上述のことを伝えました)。』
夫『…本当に覚えてません!』
私『もうダメ!お酒を飲んだらダメ!もうダメだ!光さんはお酒を飲んだらダメだ!』
夫『はい、すみませんでした…。』
 
本当に酷かったので私は本気で訴えました。
夫が仕事から帰ってきてすぐ、夫は頭を下げて「どうもすみませんでした!」と言ってきました。
さすがに申し訳ないと思ったのでしょう。
拳汰さんからも状況を聞いたみたいでした。
焼肉屋さんを出てから路上で数回転び、拳汰さんがタクシーに乗せ(数回タクシーに乗車拒否されるくらい酷い状況だったそうです)、拳汰さんに送ってもらったそうです。
信じられない気持ちでいっぱいになりました。
夫の泥酔はこれまで何度か見てきてますが一番酷いものでした。
これまでフルマラソンの当日に飲みに行ったことがなかったので油断してました。
これからは当日飲みに行くことはさせません。
体の水分が枯渇してる状態からアルコールを注入し、尚且つ、大会でテンションが上がってるため歯止めが効かなくなったのでしょう。
あの日のような惨状はもう二度と見たくありません。
 
反省したかのように思えたのですが、火曜日にはお酒を買って帰ってきました。
全く反省していないようです。
インドの神様、夫に天罰をどうかよろしくお願い致します。
命に関わらない強烈な天罰をお願い致します。
 
赤身の会に参加された皆さま、夫が本当にご迷惑おかけ致しました。
申し訳ございませんでした。
整骨院での姿とあまりにも違う姿に驚いたかもしれませんが、あれが泥酔した時の夫です。
あそこまで酔うことは普段ありませんのでレアだったと思いますが、本当に申し訳ございませんでした。
 
今回は以上で終わります。
つまらない内容だと思いますが、どうしても愚痴を書きたくて書かさせて頂きました。
失礼しました。
 
 

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • Another Storyを首を長くして待っておりました(*^_^*)
    整骨院での先生のお姿しか知りませんので、先生の裏の顔?本当の姿?を奥様がユーモア+愛情で表現されていて、いつも楽しく読ませてもらってます。
    次回も楽しみにしています(^^)/

  • さすがインドの仙人。
    やることがハンパないですね。
    私も過去に何度か同じ様な事をした覚えがある事は仙人には内緒ですが、何故だか奥様の文章には仙人様に対しての愛情を感じてしまうのは気のせいでしょうか?、、、。
    気のせいですね笑。

  • 確かに酷い話ですね!本当なら気持ち良く熟睡してるところなのに!!
    でも奥様の文章はどうしてもユーモアが勝ってしまうんです!!
    >風呂場から「うわ〜助けてくれ〜」
    >ビッシャビシャの夫が洗面所で横たわってました。
    今回もゲラゲラ笑ってしまいましたが、
    今後深海のクラゲでは凌げない事態が起きないことをお祈りします。

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