梅雨入りしたけど雨が降らない鹿児島です!
ランナーにとって雨が降らないことは良いことですけどね( ^ω^ )
雨の中走るのも悪くはありませんが、後処理が面倒なのでやはり雨の中走るのは避けたいかもしれません(゚ω゚)
さて、本題です。
ランニングをしていて足の裏が痛くなる方がいらっしゃると思います。
足の裏と言っても痛む部位で原因となる筋肉や骨は様々です。
今回は「着地方法」で足の裏に痛みが出た方の紹介をします。
元々陸上で短距離をされていた30代女性(Mさん)。
約1年前からジムでランニングマシーンを使って週に2〜3回のジョギングを始めた。
半年前くらいから痛みが出始めた。
痛みは出たり出なかったりを繰り返す。
土踏まずのちょうど真ん中くらいに痛みあり。
土踏まずのアーチが一般の人より深いためスポーツ用品店でインソールを勧められて靴に入れている。
インソールを入れても痛みが良くなることはない。
ここ最近は足首の前側も痛い。
大体このような状態です。
それでは解説していきます。
この土踏まずの痛みは陸上の短距離をされていた方に多い症状の一つでもあります。
原因の一つに着地方法の違いがあります。
↓この動画をご覧ください
100mの世界記録保持者ウサインボルトの走り方をスローで紹介してます。
見たらわかりますが、つま先で着地しています。
短距離の選手はみんなこの走り方になります。
知らず知らずのうちにMさんもこの走り方でランニングをされていると考えられます。
短距離だったら良いのですが、このつま先着地で走り続けるとほぼ間違いなくアーチ部分を怪我します。
フォアフットという走り方をご存知の方も多いと思いますが、誤解されてる方が多いので一応その解説もしておきます。
↓まずはこの動画をご覧ください
マラソン日本記録保持者の大迫選手の走り方です。
これがフォアフットと呼ばれる走り方です。
完全につま先で走ってるわけではなく、足の真ん中の小指側がファーストタッチしているのを映像から確認出来ると思います。
つま先で着地してつま先で走るのがフォアフットじゃないんです。
もう1人紹介します。
これが一番わかりやすいと思います。
やはり小指側で着地してますよね。
かかとは若干接地するけど、ほとんどしません。
短距離と長距離の着地方法が違うことは映像で確認出来たと思います。
Mさんの靴の裏を見たらやはりつま先で着地してる跡がありました。
ということは、やはり着地に問題がありそうな感じでした。
それと足首の関節がかなり緩くなっていました。
これは昔捻ったり、ヒールを履いて歩くことが多かったりしたことが原因と考えられます。
足首の前側が痛いのは足の裏をかばって走った影響と思われるので、足の裏の痛みが引けば自然治癒するはずです。
こればかりは様子を診ないとなんとも言えません。
Mさんの治療を簡単に書きます。
足の裏からふくらはぎに付く筋肉がいくつかあるのですが、その筋肉をほぐしました。
それと足の裏を超音波治療器をしました。
それでだいぶ痛みが引いたようでした。
通院の必要はほとんどないと思います。
また痛みがあれば通う必要がありますが、着地さえ気を付ければあとは治ると思います。
不必要に通院させないぼくの手スタイルの真骨頂とも言えるこの商売っ気の無さ!
ま、それはそれで良いんです。
とにかく、Mさんのような痛みで悩まれてる方は一度着地に気を付けてみると意外と治ったりしますよ〜( ^ω^ )
是非お試しを( ^ω^ )
ランニングで足の裏が痛くなった
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