夏に長距離を走らなければならない理由と走り方

去年の夏にぼくはこんな記事を書きました。
 
『夏の暑い時期、マラソンの練習はどうすれば良いか』
 
自分で書いといてなんですが、この一年新たに勉強してわかったことがあるのでこの記事の訂正の意味を込めて今回の記事を書き進めて参ります。
きっと長文になると思いますがマラソンにご興味ある方だけご覧ください!
きっと何かの役に立つかもしれませんよ!
 
 
上のリンクをザックリ要約して書くと「夏は長距離走っても意味ないからチョイチョイ走っとけば良いよ!」ってな感じですかね。
今見ると何という勉強不足だ…と思ってしまいます。
それだけ自分が成長したということにしましょう!
まず何を間違えているかと言いますと「夏にロング走をすると冬に役に立つ」ということへの誤解です。
根本的にここの認識を誤ってました。
先に結論を書きますが、夏にロング走をするのは絶対必要です。
なぜ必要なのと言いますと、この時期にロング走をしていないとシーズンが始まってからロング走をしてもフェーズ的に間に合わないからです。
 
このフェーズの説明をザックリします。
ご存知とは思いますが「フェーズ」とは「段階」のことです。
フェーズ1は距離を走ります。
フェーズ2はフォームや筋トレなどが大事となります。
フェーズ3はスピード練習をします。
フェーズ4は総合練習です。
このフェーズについての解説をすると超長文になると同時にぼくの執筆意欲減退に繋がりますので省略致します!
とにかく、このフェーズの順番が大事になります。
この順番を守らずいきなりスピード練習をして怪我をする人を数多くみてきました。
去年の9月初旬にぼくが怪我をしたのも、様々な要因が重なったとはいえ引き金になったのが距離を走っていないにも関わらずスピード練習を入れたことでした。
結局この怪我の影響で昨シーズンはまともに走ることが出来ずに終わりました。
しかし、この時の経験があったからこそ今回の記事を自信を持って書けるので決して無駄ではありませんでした。
距離を走る前に筋トレやフォームを気にする人もいます。
確かに最低限必要な筋トレやフォームがあります。
ここでのフェーズ2はある程度走ることに慣れた人用のものです。
とにかく、このフェーズ分けがとても大事ということを覚えていてください。
 
このフェーズを逆算すると距離を走ることが夏の時期と重なるのです。
例えて書きますと、12月の第二日曜日に開催される宮崎青島太平洋マラソンを目標大会とします。
まずフェーズ1が8〜12週間必要になります。
フェーズ2が4週間、フェーズ3が4週間、フェーズ4が5週間となります。
ということは、フェーズ1は6・7・8月、フェーズ2は9月、フェーズ3は10月、フェーズ4は11月と12月の始めの1週の計算になります。
そしてぼくは最後の1週をカーボローディングの為に使います。
かなり大雑把に書きましたが大体このようになります。
フェーズ1は距離を走る練習でした。
ということは、夏の暑い時期(6・7・8月)に長距離の練習をしないと大会に間に合わない計算になります。
だから夏の時期に走り込みの練習が必要になると言われているのでしょう。
断片的な情報だけが先走ってしまい、夏の暑い時期に走ると暑さに慣れて冬が楽になるとか何とか言われますよね。
確かにそれも一理あるかもしれませんが、それよりフェーズ分けでの説明の方が説得力があるとぼくは思います。
これが最初に貼ったリンク先の記事に書かれてる「夏の暑い時期に走り込みをした方が良い根拠がない」と自分が豪語していたことに対する反論です。
 
因みに鹿児島マラソンをメインの大会にする場合、青島太平洋マラソンから3ヶ月後なので9月から走れば間に合うということになります。
とはいえ、いきなり距離走を始めるのもリスクが高いので8月からある程度走って体を慣らしていた方が良いです。
ということは、やはり夏場も走らないといけないということですね(゚ω゚)
 
関係ない話ですが、最近鹿児島市内はランナーを多く見かけます。
この夏の時期はほとんどランナーを見かけることがなかったのですが、みんな走ってます!
やっとで鹿児島にもマラソンブームが来たか!
 
 
それではザックリと夏の長距離の走り方を書いていきます。
灼熱地獄の中長距離の練習をするのはあまりにも過酷ですよね…。
特に鹿児島は拷問的陽射しですので、走りたくない気持ちは十二分にわかります。
この暑い時期は朝一か夜に走るしか選択肢がありません。
陽が沈んでから夜走る方もいらっしゃいますが、ぼくは夜走るのが好きではないので朝一択です。
朝5時から走ると空気も綺麗ですし、車も少ないため少ないストレスで走れるので気持ちの良い1日をスタートすることが出来ます。
ですので、ぼくのオススメは朝一です。
昼に眠くなったりしますけどね…。
日曜日(休みの日)はロング走をする必要があるのでどうしても陽に晒されながら走らなければなりません。
しかも、休みの日にまで早起きして走るというのが苦痛で仕方ありません。
朝早く起きないといけないということは頭で理解していても中々起きれません。
そしてグダグダしていたら7〜8時出発となり灼熱の中ロング走をしなければならなくなります。
ここは本当に気持ちの問題で、何とか心を強く持って早起きしてサッサと走り終えなければなりません。
こんなこと書いてますが、ぼくはいつも8時スタートになってしまいます…。
これは自分に言い聞かせるように書いているのです…。
ロング走の時はペットボトル(500ml)を持って走ります。
中身は粉:CCD:ビタミンC=7:3:0.01です。
これを持って走るのは非常に邪魔ですが、これがないと途中でリアルに死んでしまいます。
24〜30km走るのですが、半分くらい走ってペットボトルの中身が1/3くらいになります。
そこに公園の水を足して(日本の水事情万歳!)満タンにして再び走り出します。
しかし、その水はすぐに飲み干してしまいます。
後半は常に脱水との戦いになります。
数キロ走ったら中身は空になり、再び公園の水をボトル満杯に入れます。
その水は飲んだり体にかけたりしながら使います。
公園を見つけたらすぐにボトルに水を入れるようにします。
これでなんとか夏のロング走は乗り切れることがわかりました。
こうでもしないと夏のロング走とか絶対無理ですもん(゚ω゚)
 
因みに走り出す前にも粉飴・CCD・ビタミンCを飲みます。
あとアニマルパック(アスリート用のマルチビタミン)も飲みます。
これらを飲むことでエネルギー効率が跳ね上がります。
途中500mlのボトルで飲むということもありますが、走り出す前にも飲むことでハンガーノック(エネルギー切れ)になることはほぼありません。
終盤でお腹が空き始めるくらいで済みます。
 
 
今回もかなり端折って書き進めましたがいかがでしたでしょうか???
ランナーの皆さんの役に立てば幸いです( ^ω^ )
この暑い時期の距離走をしっかりすることでネクストシーズンを楽しく走れるようになりましょう\(^o^)/

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 確かに鹿児島市内で走ってる方をよく見かけるようになりました(^^)走るとキツイ時もあるけど、とにかく気持ちいいですからね〜記事を参考にさせて頂き私も今月から走りたいと思います。あ〜その前に体重落とさないと(;_;)

    • >>Kouika7さん
      3年くらい前からするとランナーの数が5倍くらいになってる気がします!
      体重を落とす為に走らないといけませんが、膝の具合もありますのでまずはウォーキングから開始するのも良いかと思われます。
      もしくは筋トレかですね( ^ω^ )

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