インターハイ相撲競技 後半編です。
後半は僕が映っている動画を見つけたのでそちらを参考にしながら進めていきます。
大会初日から判定を間違ったりなど緊張しっぱなしの一日でした。
大会2日目はどうだったのかを動画を観てみましょう!
動画は団体予選のもので約18分と長いため最初の取り組み(0:36~0:41)を参考にします。
判定通りに取り組みが終わりましたが、僕はこの動画で自分が緊張していたのだとわかります。
それは選手の動きについていくことができていないところです。
最後勝った選手が相手を突き出した際に本当は近くに寄って勝敗をみなければいけません。
しかし遠目から顔をひょこっと出して見ているだけでした。
これは今後の僕の反省でもあるのですが、その後の動画をみても同じように動きについていけていない僕がいました。
大会2日目でこんな調子だと3日目はどのようになったのでしょうか。
大会3日目は団体決勝トーナメントが行われました。
2日目の緊張だと決勝トーナメントはまだまだ緊張すると思っていました。
けど経験が浅い僕が重要な場面をするはずないと半ば吹っ切れた感じで3日目を迎えました。
審判の出番は当日になって紙が張り出されます。
張り出されると僕は目を疑いました。
この大会で緊張丸出しの僕が団体戦の準々決勝をすることになっていたのです!
準々決勝はベスト8かベスト4の分かれ目。
3位以上確定か5位になるのか大切な場面になります。
その審判を僕がするのか。
僕にできるのか。
自分に問いただしていました。
周りの方からは良いところで審判ができるね。良い経験だよ。
などの声をかけて頂いたのですが、それどころではありません。
準々決勝の2試合、計10回の取り組みをするだけがこんなにもプレッシャーになるとは考えもしませんでした。
「この大会で選手の人生が変わる。」
大会初日に審判長が言ったこのフレーズが出番まで頭の中でリピートされていました。
そんな僕のことなど知る由もなく試合は進みとうとう出番がやってきました。
では準々決勝の様子を御覧ください。
(約17分ありますので早送りをしてみてください。)
5人1チームで戦う団体戦は一つの勝ちがチームの勝ちに大きく影響します。
一人目の取り組みでは勝った瞬間ガッツポーズが出てしまうほどです。
後の選手たちも緊張する場面でもあり立合いで呼吸が合わなかったりなどピリピリした状況でした。
当然、僕も緊張マックスの状態でしたが、5人目(8:35~)の土俵際の際どい相撲もしっかり判定できていました。
5人目の勝った瞬間、チーム全員でのガッツポーズを見ていただけるとこの勝ちが大きなものであることが伝わると思います。
次の試合もぎこちない動きのまま終え僕の全ての出番が終了しました。
出番を終えた後は今までで一番の汗で控え室に戻った際に先生方から笑われてしまいました。
そうして僕の全国デビューは幕を閉じました。
今回初めて全国大会の審判を経験して感じたことは審判も選手同様に真剣に取り組まなければならないということです。
真剣に取り組んでいない人などいないですが、少しの気の緩みが判定の間違いに繋がりその後の勝敗を左右します。
ましてや選手の将来まで変わってしまうということを肌で感じました。
審判の技術的な面では選手の動きに合わせて動けていない。
判定を見極める際のポジション取りができていないなど挙げるときりがないくらいです。
けどこの経験のおかげで僕に足りないものがわかりました。
来年の鹿児島国体にむけて一歩進めることができたのかなと思います。
最後に今まで大会の模様を写真でしかお伝えできなかったのが、動画で僕のへなちょこ審判を見ていただくことができました。
この姿がどのように変化していくのか楽しみにしていてください。
皆さんに自信を持って見ていただける審判を目指してこれからもっと精進していきます。
前半、後半とご拝読いただきありがとうございました。
南部九州総体2019 相撲競技 (後半)
目次
コメント
コメント一覧 (4件)
動画見ました!間違ってたらすみません、審判が取り組み開始の合図をするんじゃないですね?今まで勘違いしていました(^^)
それはそうとして沖縄のステーキは食べましたか?
Kouika7さん
動画を見ていただきありがとうございます。
試合の流れや会場の雰囲気などを感じていただけたかと思います。
審判は進行係を頼りに試合を進めていきます。
宿泊所近くのよくわからないところでステーキ食べました!
そのおかげで3日間乗り切ることができました。
アニメ師匠さん
ありがとうございます。
ギャルにモテるにはまだまだ努力が必要みたいです。
お疲れ様です!
審判の姿カッコイイです!
きっとギャルにもモテモテですよ