プロボクサーの肩の痛み

11月ももうすぐで終わり2019年も残りわずかとなってきました。
12月はクリスマスという一大イベントがやってきます。
私スタッフの原口の予定はというと・・・
真っ白です。
ホワイトクリスマスとでも言っておきます!
では僕のクリぼっちの予定はさておき、本題に移ります。
 
はじめに、ぼくの手では施術で痛みを取る方法と「リハビリ」と「トレーニング」を組み合わせた通称「リハトレ」によって痛みを取る方法も行っています。
この文章だけだとイマイチ意味が伝わらないと思われますので施術とリハトレをあわせた症例をご紹介いたします。
 
今回はプロボクサーの肩の痛みを例に紹介します。
紹介させていただく方は30代男性Aさん。
20代前半からボクシングを始め現在もトレーニングに励んでいます。
ぼくの手に来院されたのは今年9月中旬。
右肩・右肘の痛みで来院されました。
特に肩の痛みが強く、お話を伺うと約10年前から続いているものでした。
競技人生のほとんどを肩の痛みに悩まされていた事になります。
 
まず肩の痛みに対して触診、施術を行い身体の様子や痛みの変化をみていきます。
Aさんの場合施術を2回終えたところで痛みが軽減されたものの完全に無くなるまではいきませんでした。
そして来院3回目から施術を行った院長の判断でリハトレに移行しました。
リハトレの内容は施術から得た情報をもとに行っていきます。
肩の痛みの原因は胸の筋肉(大胸筋)の固さと筋力不足が考えられることからダンベルを使いある程度強い負荷をかけてストレッチをかけながら動かしていきました。
その時の様子が下の動画になります。(2つ目)
 


 
動画をみられて殆どの方が
「痛みがあるのに負荷をかけて良いのか!?」
「痛いときは動かしたらダメなんじゃない?」
っと思われたでしょう。
実際にAさんも疑問を抱えながらリハトレをされていました。
しかしリハトレを終え、様子をみていただくと痛みは軽減。
その後、週1回のペースでリハトレを繰り返していくたびに効果を実感され当初の疑問は無くなりました。
リハトレを開始して2ヶ月経過した現在は肩・肘の痛みはほとんど感じない状態でボクシングを行えています。
また筋力アップしたことにより※パンチ力も向上したそうです。
※痛みが軽減したことにより痛みをかばう事がなくなったものも一つの理由と考えられます。
12月には試合も控えておりこのままの状態で挑めるよう、リハトレや身体のメンテナンスを続けていきます。
 
最後にすべての症状にリハトレが良いわけではありません。
軽い負荷で行う場合が良い時もあれば施術のみを行う場合が良いときもあります。
これは実際に触診、施術、リハトレをやってみなければわかりません。
個人での判断は症状を悪化させる場合があります。
まずは専門機関にみてもらってから判断されることをお薦めします。

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • けんた先生のリハトレ効果すごいですね!
    先日院長先生に身体をほぐしてもらった際、あまりの絶妙さにやっぱり凄い人なのかも、と思いました。
    クリスマスは一人キャンプなどいかがでしょう(^^)

    • Kouika7さん
      院長の見極めがあってこそのリハトレです。
      リハトレはしっかり行えると効果バツグンですがやり方と負荷を間違えると悪化させる場合もあります。
      そうならないように院長と連携をとって行っていきます。
      クリスマスは筋トレで追い込む計画なのでキャンプは年末を予定しています。
      寒いなかのんびり過ごします!

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