鹿児島県高等学校メモリアルマッチ相撲競技会

久しぶりの登場となります。
スタッフの原口です。
今年は一つの目標としていた鹿児島国体が控えてやる気に満ちあふれていましたが、ご存知のとおりコロナウイルスの影響により国体は延期。
開催時期も未定となり選手と同様、気落ちしているところでもあります。
そんな中7/18(土)に県高校総体相撲競技の代替大会が行われました。
高校3年生にとって高校生活最後となった大会。
僕、目線の感想を書いていきます。
 
毎年、高校総体はとてもピリピリした雰囲気が漂っており、高校生たちは声もかけられないほどのオーラを放っています。
声をかけようものなら狂犬のごとく噛みつかれるくらいです。
なかには緊張で何度もトイレに駆け込む生徒もいます。
大げさな表現かと思われそうですが、過度な表現はしていません。
そのくらい高校総体が高校生にとって特別なものであることを表しています。
しかし先日の大会はその代替大会で特別なはずでしたが、どことなくやんわりとした雰囲気のように感じました。
最後の大会なのにどうしてそんな気持ちでいられるのか、わからない僕がそこにいました。
悪く言うと消化試合のように捉えているのかななんて思ったりもしました。
けどそんな不安はウォーミングアップの姿を見ると無くなり普段の大会の雰囲気に戻りました。
取り組みが始まるとそれぞれの思いが伝わって来るのが、近くで審判をしている僕だからこそ感じ取れる瞬間がありました。
 
(大会の一コマ)
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3年生は最後の大会ということで緊張のあまり普段の力を出せない生徒がいました。
その不甲斐なさからなのか負けたあと、周りには聞こえない声で
「クソっ!」
っと言葉にしているのが聞こえ、もっとのびのび相撲をとれれば違う結果になったのかもしれません。
逆に1、2年生はいつものプレッシャーがないおかげで、のびのびと相撲をとっているように伺え負けたあともやりきった様子がありました。
大会後は生徒同士や先生、保護者を始め学校の垣根を超えて写真を取り合う姿があり、この大会が開催されてよかったと思える瞬間でした。
 
この大会で3年生は部活動を終えることになります。
入学した当初はそれぞれ目標があったことでしょう。
目標を達成した生徒もいれば達成できなかった生徒もいます。
達成できなかった生徒のほうが多いと思われます。
これから時間が過ぎていと「あの時こうしておけばよかった」など少しずつ出てきます。
この後悔をしっかり受け止めて次の進路に向けて活かしてもらえたら嬉しい限りです。
そして高校を卒業してからも相撲に少しでも良いので協力してもらえることを願っています。
(主審をやりたい生徒はぜひ僕に相談してください笑)
 

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