航空学生質問コーナー!〜第3回〜

航空学生質問コーナーも早いもので3回目となりました。
今回のご質問は航空学生とは関係ありませんが、重要なことでしたので記事にさせていただきました。
では、質問内容です。

はじめまして。僕の手ブログは時々拝見させて頂いてます(笑)。
大事なのが抜けていたのでお願いします。
そもそも航空学生を受けられない人(満21)へのお言葉を頂きたく存じます。

これはぼくも散々悩みましたし、今でも諦めきれず思案中のものです。
ぼくが調べてわかった範囲でお答えいたします。
航空学生の受験資格は18、19、20歳の3回限りですので、質問者さまは受験資格がありません。
では、どうすれば良いでしょうか。
パイロットと言っても様々な種類があります。
自衛隊のパイロットになりたい場合、一番早くパイロットになれるのは航空学生に合格しウィングマークをゲットすることです。
それが叶わなかった場合、あと2つ自衛隊からパイロットになる道があります。
21歳未満の場合に限りますが、防衛大学にいくことです。
今回の質問者さまは満21歳ということですので、これは不可能となりました。
あともう一つなれる道が残されております。
それは幹部候補生を受けることです。
この幹部候補生の中に飛行要員の課程があるのでそこを目指すのです。
これももちろん年齢制限がありますし、大学卒業見込みもしくは卒業が必要となります。
 
22歳以上26歳未満の者(20歳以上22歳未満の者は大卒(見込含)、修士課程修了者等(見込含)は28歳未満)
となっておりますので、質問者さまが今すぐ大学を受験したら25歳で受験資格を得ることができます。
今回無理であれば来年大学を受験して26歳で受験することができます。
もしかしたら質問者さまは大学生かもしれませんが、もしそうであれば受験に近づくことができます。
自衛隊のパイロットになるには、どうやら28歳未満が限界のようです。
 
 
次の案です。
別に自衛隊のパイロットにこだわってない場合です。
航空大学校という国立の学校があります。
募集要項はリンクを貼っておきます。
航空大学校募集要項はこちら!
大学2年生か短大に行っていないとダメなようです。
受験も24歳までしか受けれないようです。
あと、学費がそれなりにかかります。
航空大学校2年間で雑費を引いて約300万円くらいのようです。
これって、安い方です。
民間のパイロット養成学校は4年間で約1600万円ほどしますので、雲泥の差ですね。
やはり国立の航空大学校に行くことを強くお勧めいたします。
 
 
次の案です。
アメリカに行ってパイロットの資格を取ることです。
これが一般的かもしれません。
むこうは国土がかなり広いため、農業をするにしても飛行機やヘリコプターで農薬を散布します。
そのため比較的安価でセスナ程度であれば取得することができます。
約200万円で取れるみたいです。
 
 
最後の案です。
室屋義秀さんという方をご存知でしょうか???
2015年2月に行われたレッドブルのエアーショーに出場した日本人です。
この方はアメリカでどの種類かわかりませんが、飛行機のライセンスを取得されました。
その後色々あってからアメリカに渡りエアーショーの世界に入りました。
今や世界でも6番目となる成績を残しており、世界でも活躍されてる方です。
この世界に行くというのもありではないでしょうか。
youtubeなどで色々動画を観ることができますので、ぜひご覧ください。
これだったら実質年齢制限もないと思います。
もちろん、若ければ若いほど良いんでしょうけどね。
 
そういえば、最後の最後の案です。
宇宙飛行士になることです。
宇宙飛行士は戦闘機の訓練もあるみたいなので、パイロットにもなれます!
果てしなく道のりは長いですけど・・・。
飛行機乗りになりたくて宇宙飛行士目指しましたって面白い話ですけどね。
 
 
色々書きましたが、ぼくが知ってる限りはこれくらいです。
少しでも参考になれば嬉しい限りです!

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 一応ブログは全て拝見したつもりです。リンク先は2次試験の事のように思うのですが、

    • >>ディーディーさん
      すみませんでした。
      1次試験のことでしたか。
      申し訳ありませんが、ぼくは対策を一切せずに受けてパスしました。
      どうやら「適性検査」と言われるだけあって、個人の適性の度合いによって違うみたいです。
      同じようなご質問を頂いて、色々探しましたが見つかりませんでした。
      ですので、対策をお伝えすることができません。
      今はとにかく学科試験の勉強に集中することが重要かと思います。
      不安な気持ちもわかりますが、考えても仕方のないですのでそれだったら「今できる最善」を尽くされることがベストだと思います。
      切り替えもパイロットとして必要な能力ですので、頑張ってください。

  • 今年海上自衛隊航空学生を受けます。
    適性検査はやはり難しいですか?対策としては何かありますでしょうか。エースコンバットをやっておくといいといった意見があるのですが、
    適性検査は過去問がもらえなかったので不安がいっぱいです。学科も不安ですが、一次は適性検査が大事だと聞いております。
    よろしければ教えていただければ幸いです。

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